2020年最新版|ベトナムのツーリストSIMのメリット・デメリット

ベトナムは今や「ポスト中国」と呼ばれ、各国がこぞってベトナムに投資をしています。日本人も出張や観光で訪れることが多くなりました。
そこでベトナムに滞在している間も、ネットにサクサクとアクセスするにはベトナムでツーリストSIMやポケットWiFiを使うのがおすすめです。

この記事でこれからベトナムに滞在予定の人に分かりやすく、現地でネットを使う方法をお伝えします。

ツーリストSIMの使う前の注意点

ツーリストSIMは現地の空港で買えるSIMです、またアマゾンでもアジア14ヵ国以上で使える海外SIMが手軽に購入することができます。

これらのSIMカードを利用するためには、お使いのスマホがSIMフリーでなければいけません。
従来日本のキャリア、ドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクでのスマホには、他のキャリア、海外を含め、SIMカードを入れ替えて使えることができませんでした。

ベトナムでツーリストSIMを使うならSIMロック解除をしておくこと

2015年5月移行に発売された機種と、それ以前ではSIMロック解除の方法が異なる場合などもあります。
ですがお近くのお使いの通信会社の店舗に持っていけば無料でSIMロック解除してもらえます。

しかし注意点があり、端末購入日から一定の期間は(約100日)SIMロック解除不可になっている場合があります。

ベトナムのSIMの通信会社

ベトナムのハノイやホーチミンのような首都では「4G」が主流になり、ツーリストSIMを使えば快適にネットにつなぐことができます。

ベトナムのキャリア

・Viettel(ベッテル):ベトナムでシェアNo.1の通信会社、安定してい4Gをカバーしているエリアも広い、迷ったならVittelのツーリストSIMにしておいけばいいでしょう。

・vinaphone(ビナフォン):Vittelと激しいシェア争いをしているベトナムでシェアNo2.の通信会社、料金や4GのカバーエリアなどほとんどVittelと同等です。

・mobifone(モビフォン):外国人旅行客に人気のあるシェアNo3のベトナム通信会社、都市部では4Gでも使えるが、上記2社に比べて4Gをカバーしているエリアはまだ広くないといわれている。
ただ料金プランが安いことで、ベトナムの若者中心に人気があります。

ベトナムのキャリアは主に上記3社で、ツーリストSIMの料金ではそれほど差がありません。
料金の目安はVND200,000(日本円で約1,000円)程度で、有効期限が30日が主流です。

基本的で4G通信には制限があり、制限を超えると無制限の3G通信に変わり、ベトナムではよく「3G
Unlimited」と表示されています。

空港で購入できるツーリストSIMの例(頻繁にプロモーションしているので料金は目安です)

通話/データ通信SIM

・約1,000円前後
・一日2GBの4G通信+3G無制限
・国内通話100分
・有効期限30日
・テザリング可能

ベトナムのツーリストSIMは30日使えるので、中短期の旅行・出張に最適です。料金も安く空港で買えるのでおすすめです。

ベトナムのネットアクセス種類と料金比較

ベトナムでネットにアクセスする方法は5つあります。

・ツーリストSIMを使う(現地のSIM)
・海外SIMを使う(Amazonでかえるアジア14ヵ国以上で使える格安海外SIM)
・日本のキャリアの国際ローミングを使う
ポケットWiFiをレンタルする
・現地ホテル、カフェなどのフリーWifiを使う

日本のキャリアの国際ローミングを使えるならそれが一番手間もかからないのですが、とにかく利用料金が高いので、利用する人は少ないです。

ソフトバンクの海外パケット放題

・1,980円/日 (25MB)
・2,980円/日 (無制限)

そこで多くのベトナムへの旅行客は、ツーリストSIMやポケットWiFiを使うことが多いです。

ベトナムで1週間滞在する場合の料金比較

・ツーリストSIM:約1,000円前後(4G+3G無制限/30日)
・海外SIM(3G 4G LTE):約1,200円~(約500MB/日 8日間 )
・ポケットWiFi 3G:4760円(680円/日~+受渡手数料500円)(約500MB/日)
・ポケットWiFi 4G/LET:1280円(9460円/日~+受渡手数料500円)(約500MB/日)
・フリーWifi:無料

ベトナムのツーリストSIMは4Gに対応しているので、通信速度は快適です。一日2GB/4Gでも動画などを観なけれれば十分です。

フリーWifiだけ使うのはあまりおすすめできない

滞在先のホテルにフリーWifiがあるので、そこで使えたらいいかと考える人も多くいますが、海外では特に移動中に、ネットにアクセスすることが多くなります。

おすすめのレストランのお店へのマップを開いたり、Grabなどのオンラインタクシーを呼んだり、近くのイベントを探したりなど、ネットにアクセスできるのを制限されるのは、いつも自由にネットにアクセスできる環境からすると、かなりストレスがかかります。

昔はSIMロック解除もできず、国際ローミングしか選択肢がなかったので、海外でネットにアクセスできなくても諦めるか、高額の利用料金を払うしかなかったですが、今はポケットWiFiやSIMロックを解除してツーリストSIMなどを、安く利用できるので活用することをおすすめします。

ベトナムのツーリストSIMのメリット・デメリット

現地のツーリストSIMを購入する場合のメリット・デメリットをお伝えします。

・現地キャリアの4G/LTEが使える(高速)
空港で購入するツーリストSIMは、現地キャリアのSIMカードなどで通信スピードが早いです。基本的には4G/LTEでネットにアクセスすることができます。

・格安である
格安で使い捨てなので、追加料金がかかる心配がありません。始めは上手くできるか不安ですが、やり方に慣れておけば他の国でも応用してツーリストSIMを使えるようになります。

デメリット
・手続き混む場合がある
ベトナムのツーリストSIMには、現地キャリアのViettel・vinaphone・mobifoneのなどがありますが、時間帯によっても外国人旅行客で混み合うこともあります。また早朝、深夜などでは空港のSIM売場がしまっている場合もあります。

・SIMカードを入れ替える手間
SIMカードを入れ替えるので、元の日本のキャリアのSimカードをなくさないよう保管する必要がある。
SIMカードは小さいので、紛失したら見つけるのが困難です。

・スマホの電話番号は使えない
ツーリストSIMに入れ替えると、日本のキャリアに電話番号は使えなくなります。データ通信ができるのでLineなどのアプリで連絡は取り合うことが簡単ですが、仕事なので電話番号を使う必要がある場合は困ります。

ポケットWiFiがお得な場合もある

ベトナムでツーリストSIMを購入するのもいいですが、一番安心に使えるのがポケットWiFiを使うことです。
特にカップルやグループで旅行の際にポケットWiFiを一台レンタルするだけで、共有することができてコスパがよくなります。

現地SIMは使うことは慣れれば簡単ですが、初めての場合は時間がかかって大切な旅行の時間を台無しになることもあります。

ポケットWiFiのメリット
・ シェアして使える
WiFiルーターは家族や友達とシェアして使えるので、グループで行動する場合はお得に使えることができます。
一人一人が海外SIMで面倒な設定することがないので、手間もありません。

・設定不要
WiFiルーターはパスワードを入力するだけなので、面倒な設定不要です。スマホの設定なので自信がない場合などは、WiFiルーターは使いやすさがメリットです。

・延長可能
海外SIMは期間が来たら延長できませんが、WiFiルーターは基本的に延長可能、その分追加料金がかかりますが、滞在日数が読めないときなどは便利です

イモトのWi-Fi

ポケットWiFiのレンタルで旅行好きに人気なのがイモトのWi-Fiです。

イモトのWi-Fiの特徴は

  1. 安い
  2. とにかく安い
  3. 圧倒的に安い

です。

であれば、一緒にいる人全員使えて1000円/日程度しかかかりません。

値段が何よりやすい上に超大手がやっていて受け取りから返却までサポートがしっかりしています。

デメリットといえば予約が多く、直前の予約だと在庫切れになることです。

早めに予約すれば格安でWiFi環境を手にいれられるので早めの準備をおすすめします。

まとめ

この記事では、ベトナムで快適にネットの使い方をご紹介しました。
ベトナムでも4Gが主流になり、ストレスフリーで使える格安ツーリストSIMが人気です。
空港で簡単に手続きできるので、初めての方でも挑戦してみましょう。