香港へのバカンスや出張の際に気を付けたいのがパスポートが有効な残りの日にちです。香港へ渡ろうとしてもこの日にちが不足していると出入国が出来なくなってしまう事があります。
それでは、具体的にパスポートの残存期間とはどのようなものなのでしょうか。また、香港の残存期間の日にちはどのくらい必要なのでしょうか。
目次
香港旅行に必要なパスポートの残存期間ってなに?
皆さんはパスポートには有効な日にちがあるということをご存知ですか? 実は、香港に渡る前にこの有効な日にちをきちんとチェックしておかないと、飛行機を予約していても香港へ渡る事が難しくなってしまう可能性があります。
出国にはパスポートの残存期間が必要
香港などの海外へ渡る際に必須なのがパスポートです。しかし、パスポートは一度発行すれば生涯ずっと利用できるというわけではなく、定期的に新しく切り替えの申し込みをする必要があります。
パスポートの有効期限は、種類によって違いますが発行したその日から五年または十年です。有効期限は『有効期間満了日』として記載されています。
そして、パスポートをチェックした日から有効期間満了日までの日にちが有効な残りの期間で『残存有効期間』と呼ばれています。日本から他の国へ渡るには、パスポートが有効な残りの日にちが必須なのです。
残存期間が不足しているとどうなるのか
では、実際に香港へ渡る際に残存期間が不足しているとどうなるのでしょうか。
バカンスや出張など、日本から香港へ渡る際にはパスポートをチェックされる事になります。その際に、有効な残りの日にちが不足していると香港へ入る事が認可されずに飛行機に搭乗できなくなってしまう可能性があります。
チェックは主に航空券購入時と出入国時にされる事になります。そのため、日にちがぎりぎりの状態だと航空券は購入したものの出国時のチェックで認可されず、飛行機に搭乗できない事もありますので気を付けましょう。
香港のパスポート残存期間
日本から他の国へ渡る際にはパスポートが有効な残りの日にちが十分に必要になりますが、その国に入る事が可能になるのに必要な残りの日にちはそれぞれの国により違います。
では、香港へ入る際にはどの程度の日にちが必須なのでしょうか。
香港で必要なパスポートの残存期間日数
香港に限らず、日本から別の国へと渡る際にはパスポートが有効な日にちがある程度なくてはいけません。どの程度の日にちが残っていればいいのかはそれぞれの国によって違い、その国にとどまる日にちによっても違うので気を付けましょう。
香港に渡る際に必須となる有効な残りの日にちは一ヵ月以内での滞在の際、とどまる日数+一ヵ月以上となっています。ですので、例えば香港に三日とどまる予定ならば最低でも残りの日にちが三日と一ヵ月あることが必須になります。
さらに、出張など香港に一ヵ月以上とどまる際では入る際に三ヵ月以上の残りの日にちが必須になります。
残存期間が不足しているときの対処は?
香港へ渡る際、パスポートの残り日数が(滞在期間一ヵ月以内の場合)滞在期間+一ヵ月が必須になります。日にちが不足している際、航空券の購入が不可能になったり、飛行機への搭乗が不可能になってしまいます。
香港に入る際に必須な日にちが不足していると気づいた際には、可能な限りすみやかに切り替えの申し込みをしましょう。切り替え申し込みは、各都道府県の事務所の窓口で可能です。
切り替えの申し込みは、申し込みから交付されるまでに一週間から十日ほどの日にちがかかります。以前のパスポートから氏名や本籍地が変わった場合には切り替え申し込みをする際に戸籍謄本などの書類が必須になります。また、申し込み時から引っ越し後に他県に移った際には、申し込みにさらに時間が掛かってしまいます。
いざ香港へ、という直前になって残りの期間が不足していると気付いて焦ってしまう前に、事前に十分に残りの期間をチェックし、不足している際や残りの期間が不安な際にはすみやかに切り替え申し込みをする事をお薦めします。
香港滞在中に残存期間が切れたら
最も避けたいケースなのが、香港にいる最中にパスポートが有効な日にちが切れてしまう事です。日本から香港へ向かう前でのチェックで残りの期間が不足している際には飛行機に搭乗できず、出国する事は難しくなってしまいます。
同様に、香港にとどまっている最中に残りの期間が切れてしまうと香港から出る事が難しくなってしまい、帰る事が出来なくなってしまう可能性があるのです。
もしそのような事態になったときには申し込みの手続きをする必要があり、その手続きには戸籍謄本が必須です。香港で発行することは不可能なので日本から送付してもらう必要がありますが、それだけでもある程度の日にちがかかってしまいます。
香港での申し込みは大使館で申し込みする事が可能ですが、その際に手数料を支払うことになります。
まとめ
パスポートには有効となる期限があり、その期限までに残された日にちが残存期間です。
香港へ入る際に必須な残りの日にちは一ヵ月以内の滞在の場合、とどまる日数+一ヵ月以上です。この日にちを満たしていないと出入国は難しくなりますので気を付けましょう。
また、かろうじて残りの日にちが入国の条件に満たされているという場合でも、香港で何らかのトラブルに巻き込まれてしまう等、突発的にとどまる日にちが延びてしまう可能性もあります。
ですので、香港へ渡る際には事前に残りの日にちをチェックし、必要ならば切り替え申し込みをするようにしましょう。
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