中国は世界一の人口を持つ超大国でありながら、日本のお隣で気軽に旅行ができる馴染み深い国です。
旅行に行くときには、中国通貨への理解と換金方法の把握が必要になります。
中国通貨である『人民元』の概要と、旅行の際に必要な両替やその方法、注意点などを解説していきましょう。
目次
中国の通貨は『人民元』
中国(中華人民共和国)の通貨単位は『人民元(Renminyuan)』です。
古くは“円”の旧字体である“圓”を使って『人民圓』と書いていたものの、発音が同じで画数が少ない“元”が使われるようになりました。
現地では『元(Yuan)』と発音しますが、日常会話では『クァイ』と呼ばれています。
中国語で『人民幣』と書くこの通貨は、中国人民銀行が発行していることで知られています。
中国の通貨:『角(ジャオ)』という単位
元以外にも『角(ジャオ)』という小さな単位があります。
・1元=100角
角は、細かい金額を支払う時の補助として利用されています。
角の1/10の価値である『分(フェン)』という単位も存在しますが、今現在では使用されておらず流通もしていません。
『分(フェン)』の単位の買い物をする場合には、四捨五入で取り扱っている店舗がほとんどです。
中国の通貨の価値と物価
1人民元 = 15.38日本円
(2019年12月4日現在の人民元の時価)
中国の物価には大きな格差があり、北京や上海といった経済成長を果たした沿岸部では東京都心よりも物価が高くなっています。
逆に、ハルビン市など未開発の内陸部へ行くほど物価は安くなり、買い物もしやすくなるでしょう。
行く場所によって必要な金額は変わってくるため、注意しましょう。
中国通貨の支払い方法は複数用意しよう
ホテル代の支払いなどはクレジットカードで問題ないものの、トラブル対策のため最低でも交通費分+α程度の中国元を現金で用意しておくと安心です。
また、『現金なら現金だけ』など1つの支払い方法を用意するのではなく、『クレジットカードをメインにしつつ現金も用意する』など複数の支払い方法を用意しておくほうが安心です。
中国でどんな局面でも使えるのが現金・通貨
トラブルがあっても良いように現金と小銭を必ず用意しましょう。
屋台や小さな店舗では現金しか利用できないため、いざというときのために残しておくことも重要です。
中国通貨の換金はどこでするのがいい?
換金はクレジットカードを使って現地のATMでキャッシングするのが気軽で、手数料も割安で済む可能性があります。
VISAカードはPlusマークのついたATMで、MasterCardはCirrusマークのついたATMでそれぞれキャッシング可能です。
しかし、いざ現地に行ってクレジットカードでキャッシングできないというトラブルもあり得ます。旅行前には海外でのキャッシング枠が0になっていないかをチェックしましょう。
念のための予備カードを用意して、メインのカードと2枚所持していくのがおすすめです。
中国通貨の利用は安全性の高いクレジットカードで
中国ではVisa、MasterCard、JCBのクレジットカードの利用価値が高く汎用性があるため、この3ブランドのうちどれか1つのクレジットカードを持ち込むと便利です。
高級レストランや外国人が宿泊するようなホテルでは、これらのクレジットカードを利用できます。
クレジットカードで中国通貨を利用したときの請求は?
海外でクレジットカードを利用した場合、まず地元のカード会社へとを請求がいき、そこから日本のカード会社へと連絡がいく流れで本人まで請求されます。
クレジットカードの所有者へは円換算して請求がいくため、換金レートは利用した日のものではなく、請求がいった日のレートになるということに注意が必要です。
クレジットカードで中国通貨を利用した時の安全性
紛失・盗難にあった場合、まずはカード会社に連絡して無効にしてもらうことが最優先です。
事前にクレジットカードをストップできる紛失・盗難窓口の電話番号を控えておくとスムーズに対応できます。
窓口は基本24時間対応ですが、窓口の電話番号がフリーダイヤルだった場合は海外からは繋がらないという落とし穴も。
クレジットカードの窓口にフリーダイヤルでない電話番号があれば、そちらを控えておくことが大切です。
現地で盗難届を出すのは、クレジットカードのストップをしてからで問題ありません。
まとめ:中国旅行は複数の支払い方法を用意して
中国の通貨である人民元は必要最低限を現金で持ち込み、あとは中国国内でクレジットカードを使ってキャッシングすると便利に活用できます。
・中国の通貨は人民元
・中国の物価には格差がある
・旅行の際は支払い方法を複数用意
・基本の支払いはクレジットカードが便利
・現地での換金もクレジットカードで
・VISA、MasterCard、JCBのどれかが良い
・現金で交通費+α程度持っていると安心
クレジットカードは日本国内で使っていたものをそのまま現地でも使えるため気軽で、盗難や紛失などもしものときに安全です。
メインで使うもの1枚、予備としてもう1枚、そして最低限の現金があれば、中国国内で安心して旅行ができるでしょう。
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