モルディブは、インド洋の約1200もの島からなる国で、26の環礁があり、美しい海ときれいなサンゴ礁で知られています。また、リゾートの中には多くのダイビングスポットがあり、マンタやマグロなどの大物を見ることができるということでも有名です。モルディブはカップルが行くところでは?と思う人も多いかと思いますが、一人旅にもぴったりの国です。確かにハネムーナーに人気の国ではありますが、一人旅でもゆったりとした贅沢な時間を楽しめます。ここでは一人旅でのおすすめのリゾートや、一人旅の注意点を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
モルディブの4つの環礁の特徴を解説

モルディブは26の環礁から成り立っていますが、その中でも「北マーレ環礁」「南マーレ環礁」「アリ環礁」「バア環礁」の4つが有名で、リゾートも多く建てられています。モルディブにあるリゾートは全部で100ほどあります。リゾートを決める際にはまず「どの環礁に行くか」を決めると、滞在先を選びやすくなりますのでおすすめです。
モルディブでは「1島1リゾート」となっており、それぞれのリゾートの特徴を理解して滞在場所を選びましょう。
例えば、「できるだけコスパが良いところが良い」「シュノーケリングをしたい」「水上コテージでゆっくりくつろぎたい」「リッチなスパを楽しみたい」「ダイビングでマンタを見たい」など、目的をはっきりさせると、たくさんのリゾートの中からあなたにぴったりの場所を選ぶことができます。
北マーレ環礁
北マーレ環礁は、マーレ空港からのアクセスも良く、多くのリゾートが集中している場所です。昔からのダイビングスポットも多く、潮流が速くなる場所ではマンタなどの大物に遭遇する可能性も高くなっています。
日本からマーレに到着する飛行機は、夜の便も多いのですが、北マーレ環礁にあるリゾートの場合、夜のうちにチェックインすることができるのも魅力です。スピードボートで10分から1時間程度で、ホテルへ到着することができます。
北マーレ環礁の主なリゾートホテル
・バロス・モルディブ
バロスは、ホテル前にあるハウスリーフが特に有名で、シュノーケリングでも様々な魚を見ることができます。また、ドロップオフも近くにあり、最高のロケーションとなっています。
・ギリ・ランカンフシ
トリップアドバイザーの89万を超えるホテルの中で第一位に輝いたことがあるリゾート。全室水上コテージでスイートとなっており、コテージの周りで様々な魚を見ることができます。客室数が少ないので、プライベート感も十分です。
・バンドス
広大な敷地と充実した施設が特徴の大型リゾートです。ハウスリーフがすばらしく、昔からダイバーやシュノーケラーに人気です。
・ビヤドゥアイランド
島全体がホワイトサンドビーチに囲まれており、少し泳いだだけでドロップオフまで行けるため、色とりどりの魚達を身近に見ることができます。
南マーレ環礁
南マーレ環礁も古くから開発されてきた場所で、リゾートが多いのが特徴です。スピードボートで、約1時間で到着します。
南マーレ環礁の主なリゾートホテル
・エンブドゥ・ヴィレッジ
エンブドゥはハウスリースが発達しており、特にドイツダイバーに人気のリゾートです。スパもあるので、ゆったりした時間を過ごせます。日本人が少ないところも魅力です。
・オルベリ・ビーチ&スパ リゾート
オルベリには「世界のベストビーチ」アワードを何度も受賞した砂洲が有名で、幻想的な雰囲気を楽しめます。
アリ環礁
アリ環礁は、モルディブ最大の環礁で、105の島があり、そのうち20にリゾートが建設されています。高級リゾートが多く、多くのダイビングスポットがあるところです。
アリ環礁の主なリゾートホテル
・アンガガ アイランドリゾート
アンガガは1周15分ほどと小さく、ほっこりとした素朴な雰囲気が人気でリピーターも多いのが特徴です。さらさらの真っ白な砂浜と、魅力的なハウスリーフを備えており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
バア環礁
バア環礁はマーレ空港から約100kmのところにあり、水上飛行機で約30分の場所にあります。マーレに夜到着した場合は、一泊マーレに泊まり、次の日にリゾートに移動することになりますが、水上飛行機からのすばらしい眺めを楽しむことができます。
バア環礁はマンタやジンベイザメの遭遇率が高く「ダイバーの聖地」とも称されています。高級リゾートが多く、注目されているエリアです。
バア環礁の主なリゾートホテル
・アナンタラキハバァ
アナンタラはタイを拠点にホテル展開しているリゾート。シャワールームとバスの床がガラスになっており、海の中を見ながらバスタイムが楽しめるようになっています。
また、色とりどりの魚を見ながら食事ができる「水中レストラン」も有名です。
モルディブのベストシーズンはいつ?
モルディブは、気温は一年を通して26度から33度ほどに保たれており、どの時期でも心地よく過ごすことができます。
また、モルディブでは季節が「雨季」と「乾季」に分かれており、11月から4月の乾季がベストシーズンと言われています。
雨季であってもスコールが1日のうち2,3度ある程度で、一日中雨が降り続くようなことはありませんが、乾季の方が海の透明度が高く、人気のシーズンとなっています。
しかし、ダイビング目的でモルディブを訪れるのであれば、ベストシーズンは雨季です。
雨季はプランクトンが増えるので、多少海が濁っているものの、マンタやジンベイザメとの遭遇率が高くなっています。
基本的に大物には、雨季でなければ出会うことができません。
モルディブはイスラム圏の国。注意点はある?

モルディブはイスラム教の国ですが、リゾート内ではお酒の制限はなく、自由に飲むことができます。
しかし、首都マーレは現地の人が住んでいるため、飲酒は禁止とされています。
また、マーレはリゾート地ではありませんので、服装にも気を配り、水着や肌を露出した服装は避けるようにしましょう。できるだけ肌を隠した服装の方が、視線も気にならずにおすすめです。
モルディブで使われている通貨は?どこで両替すれば良い?

モルディブの現地通貨は「モルディブルフィア」ですが、リゾートが主な産業であることから、アメリカドルも広く流通しています。リゾートではアメリカドル払いがほとんどで、首都マーレでもドルを使うことができます。
ただし、マーレでドル支払いをすると、おつりはルフィアで返ってくることが多いので注意しましょう。
海外旅行では、海外のATMで、日本のクレジットカードを使った「海外キャッシング」で現地通貨を手に入れることが一番コストが安く、お得な方法です。
しかし、モルディブではリゾートがある島にATMはなく、もちろん銀行もありませんので、リゾートに到着する前に日本円をドルに両替しておく必要があります。
マーレ国際空港にある銀行では、日本円をモルディブルフィアに換えることができますが、余ったお金を日本円に両替することを考えると、モルディブルフィアではなくドルに換えておくことをおすすめします。
他の国のように「空港や街にあるATMで海外キャッシングをする」と、ルフィアが出てきてしまいますので、モルディブに行く場合は、日本の出発空港で日本円をドルに換えていく方が良いでしょう。
ただし、現地ではカード払いができますので、両替は少額にしておくことをおすすめします。
モルディブの一人旅で体調を壊したらどうすれば良い?

モルディブでケガや病気になった場合は、他の国とは違い、すぐに病院に行くことができません。
なぜなら、島にはホテルしかなく、設備が整った病院は首都マーレにしかないからです。
近くの島に病院があれば、まずはそちらに行く場合もありますが、大きい病院で診察を受けなければならない場合は、やはりマーレまで行くことになります。
体調が悪くなった場合は、まずはリゾートスタッフに具合が悪いことを伝えましょう。
リゾートのフロントにはある程度の薬がありますので、その薬をもらって休むこともできます。
また、体調が悪いことをあらかじめ伝えておけば、もしもマーレの病院まで行かなくてはならない場合もすばやく対応してくれます。
このように、モルディブで体調が悪くなった場合は色々と大変ですが、リゾートによっては「リゾートドクター」が常駐している場合もあります。
リゾートドクターがいるホテルでは、薬もある程度用意されていますし、実際にドクターに診察してもらうことができるので、体調が悪い中、船や水上飛行機で移動して病院に行かずにすみます。
モルディブで体調を崩した場合はすぐに病院に行くことが難しいので、一人旅で体調が悪くなったらと不安だ、という人は、リゾートドクターが常駐しているリゾートを選ぶようにしましょう。
また、診察や薬には、当然ですが医療費がかかります。
海外の医療費は日本よりも高額で、驚くような請求がくる場合がありますので、海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。
海外旅行保険には、保険料を支払って旅行のたびに加入する保険と、クレジットカードに付帯している保険の2種類があります。
クレジットカードに自動付帯している海外旅行保険であれば、カードを作って持っているだけで、体調を崩したりケガをしたときに補償を受けることができますのでおすすめです。
保険料をゼロに抑えたい、という人は、年会費無料のクレジットカードを作っておきましょう。エポスカードや楽天カードであれば、永年年会費無料で、海外旅行保険の補償額も充実しているのでおすすめです。
まとめ
モルディブは日本とはまったく別の世界を楽しむことができる、魅力あふれるリゾートです。一人旅でも綺麗な景色やおいしい食事を堪能しながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。スパも充実しているところが多く、特に女性の一人旅にはぴったりです。モルディブはリゾートではドル払いが主流となっていますが、多額の現金を持ち歩かないためにも、また、海外旅行保険を利用するためにも、何枚かクレジットカードを持っていくことをおすすめします。
クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方に胸を張っておすすめできるのが、百貨店マルイが発行している
エポスカードです。雑誌やトラベルブロガーに海外旅行用コスパ最強カードとして頻繁に取り上げられています。
海外旅行に行く際は、海外旅行保険に加入する必要があることは理解しているけど、実際海外旅行保険を使うことはなく、なんだか海外旅行のたびに海外旅行保険代5,000円程度を損した気持ちにもなりますよね。
傷害死亡・後遺障害や賠償責任の補償金額が3,000万円と無料のクレジットカードでは最高レベル手厚い保証内容になっているので、
エポスカードの海外旅行保険のみでより安心して海外旅行に行くことができます。
年会費無料で海外旅行保険がついているだけでなく、他にも下記のメリットもあるので、
エポスカードは海外旅行に最適かつ国内でも使えるコスパ最強カードと言われています。
クレジットカード選びや海外旅行保険選びのために時間を毎回使い続けるのをやめるために、年会費無料の
エポスカードをサクッと5分で作りましょう。