東南アジアらしい鮮やかな文化とのんびりした人々が暮らすベトナム。日本からの観光客も増え続けており、今一番行きたい東南アジアと言っても過言ではありません。
おいしいベトナム料理に南国らしいフルーツ、美しい海の側のリゾートなど日本ではできない体験が目白押しのベトナムでは、なんとなく物価が低いと言うイメージがありますよね。しかし、近年発展の続くベトナムでは一概に物価が安いと言い切れない一面も。今回はベトナムの物価を詳しくご紹介していきましょう。
目次
ベトナムの通貨を知ろう!
物価を比較する際にまず知っておくべきなのはその国で使われている通貨。ベトナム通貨はドンと言う単位で表されます。他国の通貨であれば1ドル=130円と言った具合に表示されますが、ベトナムのドンに直す場合そう簡単には行きません。と言うのもベトナムのドンは桁が大きく、1ドンを日本円で表すことができないからです。
2019年4月現在、27000ドン=100円程度です。桁が大きすぎて分かりにくいですよね。はじめてのベトナム旅行では、慣れるまで計算機が必要かもしれません。下の表を参考にして、2万ドンから200万ドンで何ができるのか感覚をなんとなく掴みましょう。
日本円 | ベトナムドン | 買えるもの |
100円 | 20740ドン | ボトル入りのガム |
1000円 | 207403ドン | 観光客向けのレストランで食事 |
10000円 | 2074030ドン | ランクの高いホテル1泊 |
ベトナムの平均月収は?
ベトナムの平均月収は住んでいる場所によって少しずつ異なります。
例えば首都ホーチミンに暮らす人々の平均月収は1,037万ドン。日本円で約5万円ほどです。
5万円と聞くと驚きますが、十分に生活できる高給取りと言えます。
美しいダナン海岸と貿易港を有するダナン市がホーチミンに次いで高く、約4万7000円くらい。第2の都市ハノイは平均月収4万3000円ほどとされています。
月収5万円ほどが日本人の感覚で言うと月収30万円に相当すると言えます。30万円なら十分に生活できるくらいですよね。
ベトナムの物価を詳しく見てみよう
現地に住む人々の懐事情をのぞいたところで、次に実際の物価について見ていきましょう。外食費、交通費、娯楽費などベトナムを楽しむためには一体どのくらいかかってくるのでしょうか。
ベトナムの外食費について
旅行の楽しみである現地の食事。ホテルでの宿泊であれば3食すべてが外食になりますよね。旅行中は食費のことは気にせず過ごしたいものですが、物価の高い国であればなかなかそうも行きません。
対してベトナムは外食費がとても安いことで知られています。地元の人々が通うようなローカルな食堂であれば、一食100円から200円で抑えることも十分に可能です。ただ、観光客向けのおしゃれなレストランや外資系企業のチェーン店などは日本とそこまで大きな差は感じません。食費を抑えたい場合はベトナムの人がたくさんいるかどうか、お店の雰囲気を見てから入店するのが良いでしょう。
ローカル食堂での一食分 | 3万ドン〜5万ドン | 150円〜250円 |
屋台での一食分 | 1万ドン〜3万ドン | 50円〜150円 |
観光客向けベトナム料理レストラン(ディナー) | 15万ドン〜35万ドン | 700円〜1600円 |
マクドナルド(セット) | 7万ドン〜 | 350円ほど |
スターバックスコーヒー | 7万5千ドン〜 | 360円ほど |
屋台のコーヒー | 5千ドン〜6千ドン | 25円〜30円 |
生ビール(レストラン) | 3万ドン | 150円 |
ベトナムの日用品の価格
ベトナム旅行中、食費は意識しておけばかなり抑えられることが分かっていただけたかと思います。続いて日用品。旅行中、急に必要になって買い物に出かけたり、お土産としてベトナム雑貨などを探しに出かけることもあるでしょう。
日用品はベトナム国内で作られているものは安く、輸入品は割高になっています。ベトナムらしさが欲しいお土産物などであればお安く購入できるので嬉しいですよね。ベトナム国内で作られているお菓子などは1つ20円くらいから購入可能です。
お水を例にとってみても、国内産ならペットボトル500ミリリットルで約4千ドンほど。約20円位で購入可能です。しかし、輸入品のお水になると値段が跳ね上がり、2万4千ドン、約120円くらいになります。日本とあまり変わらないか、ちょっと高いくらいですよね。日用品こそベトナム産のものを探すことをおすすめします。
ベトナムの交通費はどのくらい?
ベトナム旅行中にとても便利な足になってくれるのがタクシーです。日本ではタクシーに乗ると最低でも1000円くらいはかかってしまいますが、ベトナムは割安。積極的に活用しましょう。タクシー料金は10キロで高くても400円ほど。この価格なら一人旅でも十分に利用できますよね。
もうひとつ、目的地まで迷わず運んでくれるのがバイクタクシーです。バイクタクシーも使いこなすと便利なのですが、やはり言葉の壁が。英語はほとんど通じませんが、目的地を伝えて先に金額を表示してもらって利用しましょう。バイクタクシーを利用すれば10キロで150円ほどです。
街の中を網羅している市バスもとても便利で安いのですが乗車にはコツがあり、ベトナム語を話せないとなかなか難しいのが現実。ローカルな旅を楽しみたい、トラブルも旅行の1つと考えられる旅慣れた方にはおすすめです。約25円ほどで乗車可能ですよ。
ベトナムでの宿泊はどのくらいかかる?
次は観光客が利用するホテルの金額を見ていきましょう。ローカルの人々が使うことのないホテル、やはり観光客向けの値段なの?と気になるところですよね。ランクによって大きな差が出るホテルの価格を見ていきましょう。
ベトナムのホテルは安く抑えようと思えばなんと一泊1000円前後から見つけられます。1000円以下なんて泊まるのが怖い!と私達の感覚では思ってしまいますが、格安で設備も整っている掘り出し物ホテルも多いのがベトナム。防音設備などはないので音が気にならなければ1000円以下のホテルを選んでも良いでしょう。
高級と言われるランクの5つ星ホテルでも2万円も出せばかなり良いお部屋に宿泊できます。
以下、ホテルのランクと大体の相場を表にしてみました。費用を抑えて寝るだけにホテルに戻るも良し、格安でホテルライフを楽しむも良し。好みで選びましょう。
ホテルランク | ホーチミン | 日本円 |
高級五つ星ホテル(パークハイアットなど) | 2百万ドン〜 6百万ドン | 1万円〜3万円ほど |
4つ星ホテル | 150万ドンくらいから | 6000円くらいから |
3つ星ホテル | 40万ドン | 2000円〜 |
2つ星ホテル | 40万ドン | 2000円〜 |
1つ星ホテル | 30万ドン | 1800円〜 |
ゲストハウス・ドミトリー | 14万ドン | 700円〜 |
見ていただくと分かるように、1つ星ホテルから3つ星の間にはあまり価格差がありません。そのため、ベトナムのホテルを選ぶ時には3つ星クラスに宿泊するのがおすすめ。価格の割にお得感を味わえます。3つ星ともなるとプールが付いていたり、スパやレストランなどホテル内の施設も充実しているものが多く、サービスも洗練されているのでホテルでのんびり過ごしたい派の方もきっと満足します。
物価は安い!ベトナム旅行を楽しもう
2019年現在、ベトナムの物価は日本よりもはるかに安いと言えるでしょう。
私達日本人にとって、ベトナムは旅行しやすいと感じる国です。初めての海外旅行先としてもおすすめなベトナムへ出かける計画を立ててみましょう。
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