ベトナム行きの航空券、密かに激戦区なのはご存知ですか?LCCの参入でより競争が激しくなった路線です。
LCCの強みは何といっても格安であること。サービスを最小限に抑えているため、安く航空券が買えます。
飛行機の楽しみの1つである機内食ですが、ベトナムまでのフライト時間は短いため機内食の必要性は低いんです。
おそらくどの路線よりも価格を抑え、セールも頻繁にしているのはベトナム路線だけではないでしょうか?
ベトナム行きのLCCがどれほどお得なのか、詳しく説明していきます。うまく使えば東京⇔新大阪間の新幹線代よりも安くベトナムに行けますよ。
目次
日本から直行便でベトナムに飛んでいるのはこのLCC

ありがたいことに、日本~ベトナム間は毎日複数の航空会社が運航しています。そのため、私たちにも選択肢が増えよりお得にベトナムに行けることになりました。
フルサービスもいいけど、ベトナムまでの短いフライトならLCCでも全く苦じゃありません。
日本からの嬉しい直行便を運航しているLCCはこちらになります。
ベトナムが誇るLCC!ベトジェット・エア
ベトナムのLCCであるベトジェット・エアは、フルサービスのベトナム航空よりも売り上げを伸ばしている、まさにアツい航空会社。便数は1日それぞれ1便となっていますが、毎日運航しているので気軽に利用できます。
ベトナム行き | ||||
日本出発空港 | 出発時刻 | ベトナム着空港 | 到着時刻 | フライト時間 |
成田 | 9:30 | ハノイ | 13:05 | 5時間35分 |
成田 | 8:55 | ホーチミン | 13:00 | 6時間5分 |
関空 | 9:20 | ハノイ | 12:20 | 5時間 |
関空 | 9:30 | ホーチミン | 13:00 | 5時間30分 |
日本行き | ||||
ベトナム発空港 | 出発時刻 | 日本着空港 | 到着時刻 | フライト時間 |
ハノイ | 0:30 | 成田 | 8:00 | 5時間30分 |
ハノイ | 1:20 | 関空 | 7:50 | 4時間30分 |
ホーチミン | 0:05 | 成田 | 8:00 | 5時間55分 |
ホーチミン | 1:25 | 関空 | 8:30 | 5時間5分 |
※2019年5月現在
成田からも関空からもベトナムに到着した時はお昼時。さらに帰国日も夜中とあって、最終日も思う存分観光など楽しめますね。ほぼ丸2日はベトナムで遊べるので、週末の弾丸旅行でも利用出来ます。
また2019年内には羽田からの直行便も計画されています。さらに日本から行きやすくなりますね。
アジアに強いジェットスター・パシフィック
日本国内の路線数も多く利用者も多いジェットスターですが、こちらのジェットスター・パシフィックはベトナム初のLCCとなります。2018年までは3路線運航していましたが、現在は1路線のみとなっています。
ベトナム行き | ||||
日本発空港 | 出発時刻 | ベトナム着空港 | 到着時刻 | フライト時間 |
関空 | 20:30 | ハノイ | 22:55 | 4時間25分 |
日本行き | ||||
ベトナム発空港 | 出発時刻 | 日本着空港 | 到着時刻 | フライト時間 |
ハノイ | 13:00 | 関空 | 19:30 | 4時間30分 |
※2019年5月現在
夜出発ということで仕事帰りでも間に合いそうな時間帯ですね。帰国日は早めの時間となりますが、翌日の仕事に支障が出ない時間帯となります。よって金曜夜~日曜日と週末を利用しての旅行も楽しめそうです。
ジェットスター・パシフィックは時間帯や路線が頻繁に変わる傾向があります。航空券の予約時には注意して下さい。
ベトナムの新たなLCC!バンブー・エアウェイズ
2019年のGWには、日本便の第一便として茨木空港からのチャーター便を運航しました。また2019年5月中には、日本路線を就航する予定になっています。
このバンブー・エアウェイズもベトナムのLCCでまだ設立されて新しい航空会社。LCCといっても、こちらの航空会社はビジネスクラスやファーストクラスも用意されているということで、全く新しいタイプです。
位置づけはフルサービスとLCCの中間をイメージしているそうですよ。
成田からの就航を予定しているそうですが、詳しい情報はまだ出ておりません。近々公開されると思いますので、就航予定が決まれば要チェック。お得に航空券を買えるチャンスですよ。
ベトナム行きはLCCのセールをうまく利用すればこんなにお得

LCCの強みは破格値のセールですよね。セールはどのLCCも驚きの価格で航空券を販売しているため早い者勝ち。セール開始時刻はなかなかHPにつながりにくいというデメリットもありますが、根気よく待てばとてもお得な料金で航空券が買えます。
特にベトナム路線のLCCは競争が激しい分、料金もびっくりしますよ。
※2019年5月現在の諸費用(手数料)
路線 | 往路諸費用 | 復路諸費用 |
成田~ホーチミン | 8510円 | 7400円 |
成田~ハノイ | 8510円 | 7970円 |
関空~ホーチミン | 8940円 | 7400円 |
関空~ハノイ | 8940円 | 7970円 |
ベトジェット・エアのセールは破格値!
ベトジェット・エアのセールはビックリするような価格を打ち出しています。定期的ですが急な開催と期間も短いということで、本当に早い者勝ち。
もともと価格設定が安いですが、ベトジェット・エアの定番セールといえば100円航空券です。諸費用は含みませんが、航空券を100円で購入することが出来ます。しかも日本路線全てが対象となることが多いため、利用者にとっては願ったりでこのセールを待ちわびる人も多いはず。
セールをしていない時期でも、関空~ホーチミン間が1000円で売り出されている日もあるためHPのチェックは必須と言えそうですね。
ジェットスター・パシフィックも負けてはいない
ベトナム航空が株主という影響で路線が少なくなったと考えられますが、こちらも大々的にセールを行います。頻度で言えば、ベトジェット・エアには負けてしまいますが、通常10000円近くする航空券を3980円などで販売するセール。
日本~ベトナム路線が少し弱くなったジェットスター・パシフィックですが、夜発というのは仕事をしている人には嬉しい時間帯。
うまく利用すればベトナム旅行も安く済ますことが出来ますよ。
LCCでも乗り継ぎをうまく利用すればベトナムとプラスで周遊可能

ベトナム路線はLCCも充実しているので楽に行けるというメリットがあります。
でもせっかくなら、別の都市も周遊してみたいという人も多いのでは?!そんな欲張りな人にもおすすめで、安くベトナムに行けるLCCを調べてみました。
1泊しても良し、そのままトランジットを楽しんでも良しということで、以下の乗り継ぎは便数も多いのでぜひ利用してみて下さい。場合によっては、直行便よりも安く収まることもあります。
美容大国ソウルで乗り継ぎ
日本各地から飛んでいるソウル便は、どなたでも利用しやすい路線です。また地方であってもLCCが充実しているので、ソウル乗り継ぎを利用しない手はありません。
ソウル~ベトナム路線の便数はとても多く、特に主要3都市(ホーチミン・ハノイ・ダナン)は1時間に何便も飛んでいるため利便性も抜群。
また、日本では就航されていないニャチャン・フーコック島・ハイフォンにもLCCの直行便があるため様々な都市に行くことが可能です。
食の宝庫!台湾で乗り継ぎ
日本からもピーチやタイガーエア台湾など、多くのLCCが運航している台湾。美食の国としても有名ですよね。
台湾からベトナムLCC路線は主要3都市が運航しています。便数はそれほど多くありませんが、台湾発が夜便もあるため日中は台北市内を満喫しその日にベトナムへ向けて出発も可能。
ベトナム料理も美味しいので、食の旅としてもおすすめです。
100万ドルの夜景!香港で乗り継ぎ
高層マンションが印象的な香港は、夜景や料理はもちろん、香港ディズニーもあるため人気の路線です。
香港からベトナムへのLCC直行便は、便数としては少ないですがこちらもおすすめ。
香港からは4都市に向けて直行便が運航しています。ホーチミン・ハノイ・フーコック島・ニャチャン。フーコック島とニャチャンはベトナムのリゾート地で、欧米人にはもともと人気がありましたが日本人にもじわじわ人気が出ている場所です。
まとめ
バンブー・エアウェイズの参入もあり、より一層ベトナム路線のLCCは激化しそうです。ただし路線が増えるということは私たち利用者にとってはメリットが増える一方なので嬉しいですね。
どのLCCも機内食を食べなくても、出発前もしくは到着後に食べれば全く問題ない時間帯。少しでも節約して、その分はベトナムで使ってみませんか?