ドラキュラが有名なルーマニア旅行!治安は大丈夫?

東ヨーロッパのルーマニアは、ドラキュラの発祥の地とも知られる中世が今なお残る国。観光地としてあまり知られていませんが、物価は安く、絶景スポットの多いこの国は、旅行に適した国かもしれません。

そんな中世にタイムスリップしたような国ルーマニアですが、あまり治安のいいイメージではないようです。東ヨーロッパの決して裕福ではない国で、野犬などのイメージもあります。旅行に行くのは大丈夫なのか?

実際のルーマニアの治安はどうなのでしょうか?
ここでは、現在のルーマニアの治安と、旅行の際に、どのようなことに気を付ければいいかご紹介しています。

ルーマニアに興味を持ったらぜひ一度読んでみて下さいね。

ルーマニアの基本情報と治安

さて、まずはルーマニアの基本情報を見て、ルーマニアのイメージを掴みましょう。

国名ルーマニア
首都ブカレスト
人口約1900万人(中東欧ではポーランドに次ぎに多いです)
面積23万8000㎢(日本の本州とほぼ同じ)
国境セルビア、ハンガリー、ウクライナ、モルドバ、ブルガリア
宗教ルーマニア正教会が多数派
言語ルーマニア語。英語は首都以外ではあまり通じない
通貨ルーマニア・レウ

その他に、ルーマニアは2007年にEU加盟しています。また、肥沃な大地で農業が盛んな国です。

ルーマニアの治安の最新情報を知ろう

旅行の前に、ルーマニアの現状の治安をチェックしておきましょう。
外務省の海外安全ホームページが便利です。

現在のルーマニアは、危険レベル1~4に該当しておらず、危険情報は出ていません。
ちなみに危険レベル1は「十分注意してください。」危険レベル2は、「不要不急の渡航は止めてください。」危険レベル3は、「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」危険レベル4は、「退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」というものです。

ルーマニアは東欧の中では、比較的安定した治安です。

参照:海外安全ホームページ

ルーマニアの治安の本当に悪い?

それでは、ルーマニアを実際に旅行する上で、安全かどうか?残念ながら日本に比べると治安は悪いほうと言えます。

というのも、現地に暮らすには情勢は安定していますが、貧しい国ですので、旅行者を狙った軽犯罪が多く発生していることが挙げられます。

自然が美しく、田舎の雰囲気の温かい人柄のルーマニア人ですが、残念ながら旅行者は気を付ける点があります。


ルーマニアの治安で注意すべきところとは?

旅行者を狙った軽犯罪が多いルーマニアです。安全対策をしっかりして楽しい旅行にしたいですね。ちなみに、2013年頃までルーマニアでは野犬問題が多くありましたが、法改正後の現在は改善されてきています。

すりやひったくりに注意!

観光客を狙ったすりやひったくりが多いです。集団で囲まれたり、何かのハプニングを装って隙をねらっています。特に、建物がでてくるのを見計らってのひったくりもあるので、両替後は特に気を付けましょう。

夜歩きは慎重に!

日本に比べて外套の数も少なく、犯罪が発生しやすい環境です。ブカレスト主要駅のノルド駅はストリートチルドレンや麻薬常習者の姿も見えます。
都市部でも少し裏通りに入ると暗く、危ない通りもあります。女性の一人歩きはもちろん、男性でも土地勘のない場所の夜歩きは危険です。

デモなどの混乱に注意!

ルーマニアの現在は安定していますが、反政府デモなど小規模なものはあるので、観光客がむやみに紛れ込まないようにしましょう。騒動にまぎれての強盗行為もあります。

その他、混雑したトラムやバスなどの乗車は避けたほうがいいでしょう。

白タクシーに注意!

公共交通機関がそれほど発達していないルーマニアでは、特に観光客はタクシーを利用することが多くなります。このタクシー、観光客相手に無許可の白タクシーには気をつけましょう。例えば、メーターを回さない、メーターが異様に早く回転する、メーターが壊れたと言われる、迂回して遠回りされる、などです。相手から価格を提案されるタクシーは怪しいと思いましょう。

ヘンリ・コアンダ国際空港やノルド駅にはタクシー呼び出し機が設置されています。登録済みのタクシー業者なので安心。また、ウーバーなどのタクシー配車アプリも発達してきているので、利用してみるのもいいでしょう。


ルーマニアの治安!日本人の被害例から学ぶ

他のヨーロッパや東ヨーロッパの国に比べても凶悪犯罪は少ないルーマニアですが、近年いくつかの凶悪犯罪に日本人が巻き込まれています。

無許可の白タクシー被害無許可のいわゆる白タクの運転手らが、地理に不案内な外国人旅行者に近付き、親切心を装ってタクシーに乗せた後、不当に高額な料金を請求し、さらにそこから強盗等他の犯罪に発展したケースもあります。
凶悪犯罪①2012年8月,日本からヘンリ・コアンダ国際空港に夜に到着した女性が、同空港において親切心を装ったルーマニア人男性に声をかけられ、一緒にタクシーに乗車し、その後その男性により殺害された。
凶悪犯罪②2015年12月,邦人旅行者が深夜タクシーに乗ったところ,スタンガンの様な物を首に突き付けられて脅され,多額の現金を引き出された。


治安が心配なルーマニアで便利なもの

そんなルーマニアを旅行する際に便利なものをご紹介します。

海外旅行保険付きクレジットカード

ルーマニアに旅行に行く際に、皆さん一枚は持っていくであろうクレジットカード。治安が少し不安なルーマニアでお勧めなのが、海外旅行保険付きのクレジットカード。旅先でトラブルがあって海外旅行保険があれば被害を最小に食い止められます。ぜひこの機会に海外旅行保険付帯のクレジットカードをおすすめします。

現金

タクシーやチップの支払い、ちょっとした買い物の際にクレジットカードが拒否される場合があります。多額の現金を持ち歩くのは危険ですが、ある程度の小銭は用意しておくと便利です。

またもし万が一すりや強盗にあった場合は、身の安全を一番に考えて抵抗せずに冷静に対処しましょう。

貴重品を小分けにするバッグ

スリなどの犯罪グループは事前にターゲットを決めている場合が多いようです。隙をみせない為にも、見られる財布などには大金はいれないなど工夫をしましょう。服の中に隠せるような貴重品入れも便利ですね。

緊急時の連絡先やクレジットカード控えなど

トラブルに巻き込まれてしまった場合に、慌てない為にも緊急時の大使館の連絡先、クレジットカード番号の控えやカード会社連絡先などを別の場所に保管しておきましょう。何かあった場合に冷静に行動ができます。

海外旅行保険代を無料にするコスパ最強カード

エポスカード

クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

そんな方に胸を張っておすすめできるのが、百貨店マルイが発行しているエポスカードです。雑誌やトラベルブロガーに海外旅行用コスパ最強カードとして頻繁に取り上げられています。

海外旅行に行く際は、海外旅行保険に加入する必要があることは理解しているけど、実際海外旅行保険を使うことはなく、なんだか海外旅行のたびに海外旅行保険代5,000円程度を損した気持ちにもなりますよね。

エポスカード年会費が永年無料であるにも関わらず、空港に向かうための鉄道代金(SuicaやPASUMOなどへのチャージ、定期券利用も含む)などで1円以上カードを利用するだけで海外旅行保険(三井住友海上火災保険提携)が無料で付いているのでカードを作ってしまえば、これらの悩みを今後将来に渡って解決してくれます。

傷害死亡・後遺障害や賠償責任の補償金額が3,000万円と無料のクレジットカードでは最高レベル手厚い保証内容になっているので、エポスカードの海外旅行保険のみでより安心して海外旅行に行くことができます。

年会費無料で海外旅行保険がついているだけでなく、他にも下記のメリットもあるので、エポスカードは海外旅行に最適かつ国内でも使えるコスパ最強カードと言われています。

  • 海外で一番普及しているVISAブランド
  • 即日発行可能(ネット申し込み→店舗受け取り)
  • 今なら2000円分のポイントが貰える
  • デザインがスタイリッシュ
  • 継続利用でゴールドカードの年会費が無料になる可能性あり

クレジットカード選びや海外旅行保険選びのために時間を毎回使い続けるのをやめるために、年会費無料のエポスカードをサクッと5分で作りましょう。

\今なら2000円分ポイントもらえる/

ルーマニアの治安まとめ

あまり治安のよくないイメージのルーマニアですが、中世の面影が色濃く残る美しい国。物価も安く、壮大な自然も楽しめるこの国、治安の面であきらめたくないですよね。事前にしっかりと調べて安全な旅にして下さい。