南米の壮大な自然とヨーロッパの雰囲気をあわせもつ国、アルゼンチン。タンゴやサッカーのなどの文化、イグアスの滝や国立公園に氷河など、あまりに壮大な自然をもつアルゼンチンに憧れる人も多いでしょう。
しかし、南米は治安が大丈夫かな?危なそうというイメージが強いですよね。
折角の素晴らしいアルゼンチンを楽しむために、事前に治安状況をチェックして、安全な旅を楽しみましょう。ここでは、そんなアルゼンチンの治安と注意点などをご紹介していきます。アルゼンチンに行く前にぜひご一読下さいね。
目次
アルゼンチンの治安
アルゼンチンの治安は中南米の中では、教育・生活水準は高く治安は良い国と言われています。しかしこれは、中南米の中ではの話。日本の治安から比べると、アルゼンチンの治安は悪いといえます。
銃が大量に出回っており、強盗や殺人、誘拐などの凶悪犯罪も首都ブエノスアイレスを中心に行っています。グループでの犯罪が多いので、旅行は一人の行動はさけ、服装なども目立たない恰好を心掛けましょう。
治安が心配!アルゼンチンの犯罪
そんなアルゼンチンではどんな犯罪が多いのか具体的にみていきましょう。
スリやケチャップ強盗、ひったくり「モト・チョロ」
まず人混みや観光地、バスターミナルなどで多いスリ。全く気づかずにすられるケースや、子供や老人などに囲まれて、パニックになっている間にすられるケースもあります。日本人は特に安全慣れしているので、ポケットやカバンには要注意です。
また強盗の中に、ケチャップ等をかけて、旅行者が拭いている間に置き引きや財布をする「ケチャップ強盗」と名づけられているものもあります。
他にも、アルゼンチンでモトチョロスと言われるバイクを使ったひったくりの「モト・チョロ」。銀行へ立ち寄った後などが要注意。執拗に追いかけられる場合もあるので、女性は特に注意しましょう。
ぼったくり
タクシーや小さな商店などで買い物をした際に、料金やお釣りをごまかされることがあります。また、支払いをアルゼンチンペソでなくドルで請求されて、後で計算するととても高くついた、というケースがあるので冷静に計算して対応しましょう。
両替屋
街中にある両替屋は闇両替がほとんどです。必ず銀行などで手続きを済ませましょう。闇の両替やでは、偽札を掴まされたり、高額紙幣を低額紙幣にすり替えられたりすることもあります。必ず目の前で金額を確認して、トラブルを防ぎましょう。
銃犯罪
アルゼンチン国内で正規に登録されている銃は200万丁ですが、それ以外に200万丁が出回っているといわれる程の銃社会です。信号待ち中の車への強盗や、車庫入れ中の車などが襲われるケースがあります。
誘拐
誘拐のケースには、銃で脅してATMなどでお金をおろさせるケースや、身代金を要求されるケースまであります。以前は大企業の幹部などを狙ったものが多かったですが、現在は一般人でも起こりうることです。
治安がよくないアルゼンチンでの注意点!
さて、これまでの犯罪をみていくと、アルゼンチンとても怖い!印象ですが、いくつか気を付けるだけで防げる犯罪も多いです。しっかりチェックして安全対策を強化して下さいね。
目立たない服装
時計やアクセサリー、高価そうな服装はいろいろな犯罪のターゲットになりやすいです。特に女性は、メイクも控えめに地味な服装がベターです。
カバンは最小限
大きなリュックやカバンは旅行者であることが一目でわかるものです。できるだけコンパクトな服装で、しっかりと抱えられるコンパクトなカバンがあれば便利です。必要最小限の現金と貴重品、ポケットにはものをいれないほうが狙われにくいです。
スラム街(ビシャ)には近づかない
アルゼンチンにもブラジルのファベーラのように、ビシャと呼ばれるスラム街があります。警察も介入しないほどの治安の悪い場所です。男性でも近づいてはいけません。マフィアやドラッグなど、決して観光客が入るべき場所ではありません。
夜歩きはさらに注意する
アルゼンチンでは、観光地や繁華街など夜でも観光客が出歩ける場所もあります。しかし、やはり女性だけ、もしくは一人歩きは避けたほうがいいでしょう。グループで土地勘のある場所を昼間よりもさらに注意して出かけるようにして下さい。
繁華街でも一本道を入ると、怪しい通りになる場合もあるので、その場合は速やかに移動しましょう。
サッカースタジアムには近づかない
南米の熱狂的なサッカー熱はご存知でしょう。観光気分で行くと、試合後の暴動に巻き込まれる恐れがあります。サッカー観戦は、貴重品を最小限に行き帰りのルートや手段などをしっかりと下見をした上で、観戦しましょう。
海外旅行保険に加入しよう
いくら防犯対策に気を付けていても、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があるのが海外です。特にアルゼンチンは、日本に比べて犯罪が多く、また日本人は目立つために何か起こってしまった時の、海外旅行保険は必須です。
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最新の治安情報は海外安全ホームページで知ろう
アルゼンチンの最新の治安状況は、外務省の海外安全ホームページで随時確認しましょう。
現在、アルゼンチンはブエノスアイレス及び周辺都市のみが、危険レベル1になっています。危険レベルは1~4まであり、レベル1は十分に注意して下さい、といったものです。
最新の犯罪状況なども確認できるので、アルゼンチンへ旅行の際にはブックマークしておくことをお勧めします。
参照:海外安全ホームページ
ブエノスアイレスの被害多発地域
危険レベル1のアルゼンチンの首都ブエノスアイレス市の被害多発地域をまとめてみました。旅行前にチェックしておきましょう。
ボカ地区 | タンゴ発祥の地のボカ地区。多くの観光客が訪れるが、低所得者の居住地でもあり注意が必要。 |
フロリダ通り | 観光客でにぎわう歩行者天国。すりやひったくり注意。 |
サンテルモ地区 | 週末のドレーゴ広場でのフェリア(蚤の市)はすりに注意 |
モンセラート地区及びサンニコラス地区 | 銀行が多数あるので、強盗やひったくりに注意 |
レティーロ駅周辺及びサンマルティン広場 | 近くに大きなビジャ(スラム街)があるので、ひったくりや置き引き、過去には殺人事件も発生。 |
首都の三大ターミナル(CONSTITUCION駅,RETIRO駅及びONCE DE SEPTIEMBRE駅) | 駅構内や周辺でのすりなどに注意。乗客の暴徒化にも注意。 |
レコレータ地区 | 観光名所のエビータの墓周辺でのすりやひったくりに注意 |
リーベルプレートサッカー場周辺 | 試合のある日の暴動などに注意 |
アルゼンチンの治安まとめ
治安があまり宜しくないとされるアルゼンチンですが、他の国では味わえないダイナミックな自然が惹きつける国でもあります。十分に安全を確保した上で、楽しい旅行を満喫して下さいね。
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