海外移住が決定したら、渡航するまでにしなければいけない準備はたくさんあります。特に初めての海外移住だと、不安も大きいことでしょう。
今回は海外移住決定から出発するまでの間、しなければいけない準備をご紹介したいと思います。
目次
海外移住準備を計画しよう
まず海外移住準備をするにあたって、どこにどのくらいの期間、いつから移住するのかを決めましょう。期間限定の海外赴任などであれば、家や車などはそのまま処分しない方が良い場合もあります。永住を希望する場合は、どのようなビザを取得する必要があるのかを調べなくてはいけません。
また、単身なのか、家族も一緒に海外移住するのかの話し合いも必要です。渡航先の国の治安情報や、生活事情などをよく調べましょう。
海外移住するまでにしなければならない準備リスト
海外移住への話が固まってきたら、具体的な準備に入っていきましょう。やらなければいけないことはたくさんあるので、準備に時間のかかるものからどんどん取り組んで行くことが大切です。
1.パスポートやビザ(査証)を取得する
まずはパスポートを取得しないと、さまざまな書類手続きができないので、持っていない方は早急に申請手続きします。
また、移住先の国、移住目的、移住期間などによりビザが必要になります。海外赴任の場合は、勤務先、もしくは旅行代理店が手配してくれることが多いですが、必要書類は本人ではないと取得できないものもあるため、事前にどのような書類が必要なのか、よく確認しておきましょう。
また、国によってはパーミット(許可証)が必要になる場合もあります。これは、滞在許可証や労働許可証にあたるもので、移住先の住まいを決めてから、その地域の入国監理局の審査を受けます。
ビザやパーミットは取得まで時間がかかることも多くあるため、まずしたい手続きです。
2.移住先の住まいを決める
移住先での住宅探しは、学校へ行く子どもがいるかいないかで、住む場所が大きく変わってきます。これは海外の小中学校では、スクールバスでの通学か、両親が学校へ送迎するのが原則である場合が多いためです。スクールバスの運行路線から大きく外れた地域や、送迎できないほどの遠方区域は住むことが現実的ではありません。
一方で、単身赴任や夫婦のみの場合は、通勤と日常生活の便利さを優先して家探しをしましょう。
実際の家探しは、現地の不動産会社を通じて物件を紹介してもらうことが多いです。国や都市によって住宅に関する慣習は違うため、入居中や退去時のトラブルにも対応してくれる不動産会社に依頼するようにしましょう。
3.引っ越し準備
移住先の住所が決まったら、当面の生活物資や、日本でないと手に入りにくいものは国際便で送るようにしましょう。国際便には大きく分けて、航空便、船便があります。一般的に航空便は費用が高いですが到着まで7日程度と早く、船便は安いですが到着まで1〜2カ月以上と遅いです。現在住宅にあるものは、
・海外移住先に送るもの
・処分するもの
・日本に残すもの
・譲渡するもの
など、なるべく早くから少しずつ仕分けすることをオススメします。国際便は引越業者に委託するか、郵便局からも郵送することもできます。
日本での住居を引き払う場合は、日本の家電製品は海外では電圧の関係で使えないことも多いので、処分する必要が出てきます。移住期間が長くない場合は、家電は親族に預けたり、トランクルームをうまく利用してみるのも良いでしょう。
4.日本の住居の退去手続き
賃貸の場合、一般的には退去1〜2ヶ月前に退去連絡を、大家さん又は管理会社にする必要があります。賃貸契約書を見て、いつまでに退去連絡をするべきか確認しましょう。
持家の場合は、海外移住期間中、どのような状態にしておくのかは重要な問題になってきます。基本的には、
・処分する
・空き家にして管理する
・移住期間中のみ貸出する賃貸契約をする
という、3つの方法があります。どの方法でもメリットとデメリットがあるので、情報を集めて自分にとってのベストな方法を考えておきましょう。
また、退去に伴うガス、水道、電気、インターネット、NHKなどの解約、転送届や転出届の提出も別途必要です。
5.海外旅行保険を事前加入しておく
日本のように医療保険制度がない国も多く、病院にかかった場合は多額の医療費がかかります。現地の医療事情をよく確認し、移住先での病気や事故などのリスクに備え、保険の加入もしておきましょう。日本の保険会社に加入すると、日本語で診察を受診できる場合もあります。
移住先の国や期間で料金が大きく異なりますので、保険料を一括サイトで検索できるサービスを利用しながら調べてみましょう。
6.車の処分
車を保有している方は、車を移住期間中どうするのかも検討しなければいけません。そのまま保管する場合をのぞき、一般的には売却、廃車、譲渡のどれかになると思いますが、どの手段を取るにせよ、時間がかかる作業が多いので、余裕を持って行動しましょう。
売却する予定であれば、車の買取一括見積もりサービスなどを使うと、複数の業者が査定にきてくれて、その中から一番高い業者を選べるので便利です。駐車場代を払っている方は、合わせてそちらの利用停止手続きもしましょう。
7. 携帯電話の解約
日本にしばらく帰国予定がなく、今使っている携帯電話番号をキープしておく必要がないという方は、出国前に携帯を解約しておくといいでしょう。日本に一時帰国する際は、プリペイドSIMで対応します。
日本に年数回帰る予定があり、携帯電話を常時使えるようにしておきたい方は格安SIMに切り替えるのがいいでしょう。格安SIM利用であれば、大手携帯電話会社より月額利用料を減らせます。番号ポータビリティ(MNP)も対応しているので、現在の携帯番号をそのまま引き続き使うことも可能です。
日本の携帯会社で契約した携帯は海外で使用すると、高額な通信料金がかかる場合もあります。SIMフリーのスマホを持っている方は、現地対応のSIMを購入して使うと良いでしょう。現地の通信媒体ショップに行けば購入できます。
なお、携帯解約手続きをすると、手続きをした瞬間から携帯電話の通信が使えなくなってしまうので、海外に発つ直前に作業するよう注意しましょう。
8.クレジットカードやデビットカードをつくる
移住先で使えるクレジットカードを、少なくても2枚は持っていると便利です。現金がなくても買い物できるので、わざわざ両替所にいかなくても良いですし、付帯するサービスも海外移住者に便利なものも多くあります。
クレジットカードを海外で発行となると、なかなか審査が厳しい場合もあるので、事前に日本で作っておくと良いでしょう。国によって異なりますが、国際的に使えるVISAカードが人気です。無くした場合を考え、2枚以上持っていくことをオススメします。
デビットカードとは、海外のATM経由で、日本の銀行から外貨でお金を引き出せるカードです。即座に使った金額が指定口座から引き落とされます。クレジットカードとは違い、即座に引き落としなのでお金の管理もしやすいです。
大手銀行の場合、海外でインターネットバンキングを利用する場合は、住所変更など事前手続きが必要になる場合もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
9.運転免許の取得、更新
移住先によっては生活していくのに車が必須となる地域もあります。よく移住先の交通事情を調べ、車が必要となれば免許を持っていない方は急いで運転免許および国際免許を取得する必要があります。
また、日本の運転免許所有者は海外に出国したとしても、更新手続きを日本で行う必要があります。免許更新のためすぐに帰国とならないよう、更新日の確認をしておきましょう。海外赴任などやむをえない事情で更新期間内に手続きが難しい場合は、期日前更新が可能です。
まとめ
海外移住の準備として行わなければならないことをご紹介しました。
やらなければいけないことはたくさんあり、手続きに時間がかかるものもあります。ご紹介した項目を参考に準備を整え、計画的に海外移住できるよう努めてください。
当記事が少しでも皆様の出国準備をサポートできたら幸いです。
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