一向に回復の兆しが見えない日本経済に不安を覚え、海外で働きたいと考える人が増える傾向にあります。海外で働きたいという気持ちがあっても、日本と文化や風習や制度の違う海外ではクリアしなければいけないさまざまな問題も生じます。
この記事では「海外で働く」ということにスポットを当てどのような手段があるのか、海外で働くために何をすればいいのかを解説します。
目次
海外で就職して働く
企業への就職
海外に腰を据えて働くという覚悟があるなら、現地の企業に就職するのがスムーズな方法です。現地の企業に就職する方法としては「留学先で就職活動をする」か、「海外勤務がある日本企業の駐在員募集に応募する」があります。前者は海外留学という前提があり、後者は仕事の経験だけでなく語学が堪能であることが求められます。
国連・国際NGO
語学が堪能なら、「国連」の求人募集や「国際NGO」の求人募集をチェックしてみてください。国連の場合は語学が堪能なだけでなく、専門分野に特化していることや経験や実績も考慮されます。国際NGOは生活費はサポートしてもらえるものの、報酬はあまり期待できません。高額報酬を希望する人には不向きとなってしまいます。
ワーキングホリデーで海外に行き働く
18歳~30歳という年齢制限はありますが、ワーキングホリデーという選択肢もおすすめです。日本は世界26カ国とワーキングホリデー協定を結んでいるので(令和2年3月時点)、対象年齢ならワーキングホリデーに参加すれば最長1年海外で働くことができます。
ワーキングホリデーの注意点
ワーキングホリデーは期間が限られていることや、アルバイトに限られるので就職ができないなど制限があることも覚えておいてください。事前の無料セミナーがあり情報収集もしやすいのはメリットですが、現地ですぐにアルバイトが見つかるとは限らないこと、バイト代が安いことが多く生活費が足りなくなるのである程度の資金が必要など注意点もあります。
準備や手配の大半は全て自分でするので大変な部分はあるものの、将来海外で働くことを前提としているなら貴重な経験になるでしょう。ワーキングホリデーという経験が、海外勤務のある企業への就職に有利になることもあります。
海外で働く方法・青年海外協力隊
発展途上国へボランティアを派遣する、JICA(国際協力機構)の青年海外協力隊として働くという方法もあります。対象となるのは20歳~69歳まで(一般案件とシニア案件に分かれる)、期間は2年、支度金や渡航費用、現地での生活費や家賃は全て支給されます。帰国後の就職準備資金も支給されるなどサポート体制が整っているのは魅力です。
青年海外協力隊の注意点
派遣先はどの国か決まっておらず、希望してもその通りになるとは限りません。赴任先は発展途上国のため、生活は決して快適ではないことの方が多いなど華やかさを求める人には不向きです。英語が堪能でも赴任先が英語圏外の場合は、言葉の壁に苦労する可能性もあります。
ただし職種は豊富に揃っているので、自分の得意分野を生かせる仕事をしたい人にはやりがいのある仕事となるでしょう。期間は原則2年ですが、長期で1年~2年、短期で1ヶ月~1年未満の募集もあります。青年海外協力隊の募集は春と秋の2回、活動分野も実にさまざまです。
インターネットが利用できる環境なら、日本にいる家族や友達との連絡が取れます。電話が使えれば国際電話もできますが、通話料は国によって異なるので事前にチェックしておくといいでしょう。
海外でフリーランスとして働く
現在日本で専門職に就いているなら、その経験を海外で生かすという選択肢もあります。海外では日本語を習いたいと考えている人が多いので、日本語教師は大変人気がある仕事です。
日本料理や書道、空手や柔道など日本ならではものを教える仕事も人気があるので、自分の持っているスキルをいかした仕事がしたい人におすすめです。人に教えることで自身のスキルアップにもつながるなどメリットもあります。
通訳として海外で働く
通訳もフリーランスとして働ける職種の一つです。海外勤務がある日本企業の中には、通訳を必要とする場合もありますし、日本人観光客やスポーツ選手やアーティストなどエンターテイメント業界からも需要は高めです。
海外で通訳の仕事をしたい場合は、通訳学校に通い学校から仕事の紹介をしてもらうのがおすすめです。
海外旅行をしながらトラベルブロガーとして働く
海外で働く方法としては「トラベルブロガー」というスタイルもあります。トラベルブロガーというのは、世界中を旅行しながら旅行の様子をブログで紹介する仕事です。文字通りブログというツールを活用します。実際にトラベルブロガーとして活躍しながら収入を得ている人もいますが、成功するにはいくつか条件があります。
トラベルブロガーの注意点
ブログのアクセス数をいかに稼ぐかが鍵となるので、ブログを書いても稼げるとは限りません。アフィリエイトも取り入れる必要があるので、事前の準備も必要です。トラベルブロガーは世界中にいますが、仕事として生活できるレベルの人はごくわずかなのでノウハウを理解していないと難しいのは否めません。
人を惹きつける魅力のある記事がかける人や、海外旅行に知りたい人に有益な情報を発信できるなら可能性があります。
海外で働くメリット・デメリット
海外で働くとメリットもありますが、デメリットも存在します。海外で働くという目標に向けて行動開始する前に、メリットとデメリットがあることも理解しておいてください。
メリット
職種による多少の違いはあるものの、休暇を取りやすいのでオンとオフの切り替えができ、リフレッシュ期間を持てるのはメリットと言っていいでしょう。報酬は円以外の通貨になるので、資産運用のリスクヘッジ対策がしやすくなります。
デメリット
デメリットとしては、何かあった場合に頼れる人は近くにいないという不安や、文化や風習の違いを痛感しても自分でなんとかするしかないということです。
観光で訪れるのとは違い生活の拠点を移すので、差別や偏見に直面することもあるかもしれません。日本のような医療制度がないので、万一に備えた万全の対策も全て自分で対処しなければいけません。
海外で働くために知っておくべきこと
準備万端で海外に行き仕事を始められたとしても、文化や風習が違う場所では思い通りにいかないこともあるでしょう。経験のある職種でも仕事に対する考え方や姿勢が違うので、日本のスタイルが通用しないこともあります。夢と希望に満ちあふれていても、働き始めたらこんなはずじゃなかった…となるかもしれません。
日本で経験や実績を積んでいても、海外では一からのスタートになるというくらいの気持ちで臨むといいでしょう。
絶対ではありませんが、今まで海外に一度も行ったことがない人または観光旅行で数日だけ滞在しただけというよりは、少なくと留学で短期間でも滞在経験がある人に向いています。可能なら短期間でも海外留学を経験して外国の生活や暮らしぶり、経済状況などを確認してから決めるのが理想です。
まとめ
海外で働く手段は意外に多いことがおわかりいただけたことでしょう。どの手段を選ぶかは人による違いはあるものの、選択肢を間違えるとリスクが伴う可能性は否定できません。リスクが低く実現できる可能性が高いのは、「海外勤務のある日本企業を選び駐在員に応募するという方法」です。
もちろん前提となる条件はあるものの、条件を満たしているなら海外で働くという夢を実現できる可能性は十分にあります。
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