【2026年最新】海外旅行の食物アレルギー対策ガイド|アレルギーカード・伝え方・国別注意点

食物アレルギーがあるけど海外旅行に行きたい。でも「現地のレストランでアレルギーを正しく伝えられるか不安」「英語でどう言えばいいのか分からない」という声をよく聞きます。

この記事では、食物アレルギーを持つ方が海外旅行を安全に楽しむための準備と対策を解説。アレルギーカードの作り方、レストランでの伝え方、国別の注意点、万が一のアナフィラキシー対応まで網羅しました。

アレルギー対策より先に準備すべきこと

食物アレルギーの話に入る前に、海外旅行で最も怖いことを確認させてください。

万が一アレルギー反応が出て海外の病院を受診すると、アメリカでは救急外来で10万〜50万円、アナフィラキシーで入院すると100万円超になることも。こうした医療費に備える海外旅行保険が、エポスカードなら年会費永年無料でセットできます。

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※ 2023年10月から「利用付帯」に変更(旅行代金・公共交通機関料金のカード決済が条件)

では、海外旅行での食物アレルギー対策を解説します。

海外旅行前に準備すべきこと

1. アレルギーカードを作成する

アレルギーカードとは、自分のアレルギー情報を渡航先の言語で記載したカードです。レストランで見せるだけでアレルギーを正確に伝えられます。

記載すべき内容 例(英語)
「私は食物アレルギーがあります」 I have a food allergy.
アレルゲンの種類 I am allergic to [peanuts / shrimp / eggs / wheat / milk / soy].
「微量でも反応します」(該当する場合) Even a small amount can cause a severe reaction.
「この食材が入った料理は食べられません」 I cannot eat any food containing [allergen].
「アナフィラキシーの危険があります」 I carry an epinephrine auto-injector (EpiPen) for emergencies.

2. 主要言語のアレルギー表現

言語 「私は〇〇アレルギーです」
英語 I have a [peanut] allergy. / I am allergic to [peanuts].
韓国語 저는 [땅콩] 알레르기가 있습니다. (cheo-neun [ttang-kong] al-le-reu-gi-ga it-seum-ni-da)
中国語(簡体字) 我对[花生]过敏。(wǒ duì [huāshēng] guòmǐn)
タイ語 ผม/ฉัน แพ้ [ถั่วลิสง] (phom/chan phae [thua lisong])
フランス語 Je suis allergique aux [arachides].
スペイン語 Soy alérgico/a a [los cacahuetes].
イタリア語 Sono allergico/a alle [arachidi].

3. 主治医に相談する

  • 渡航先でアレルギー反応が出た場合の対処法を確認
  • エピペン(アドレナリン自己注射器)の処方を受ける(重度アレルギーの場合)
  • 英文の診断書・処方箋を発行してもらう(エピペンの機内持ち込みに必要な場合あり)

4. 常備薬を準備する

薬の種類 用途 備考
エピペン(アドレナリン自己注射器) アナフィラキシーの緊急対応 処方箋必要。機内持ち込み可(英文診断書を携帯)
抗ヒスタミン薬(アレグラ等) 軽度のアレルギー反応 市販薬でも可
ステロイド薬(プレドニン等) 中等度のアレルギー反応 処方箋必要

関連記事: 海外への薬の持ち込みガイド

レストランでのアレルギーの伝え方

ステップ1: 入店時にアレルギーカードを見せる

席に着く前にスタッフにアレルギーカードを見せ、「この食材にアレルギーがある」ことを最初に伝えます。

ステップ2: メニューを確認する

  • EU圏のレストランではアレルゲン14品目の表示が義務化されている
  • アメリカのチェーンレストランはアレルゲン情報をWebサイトに掲載
  • アジア圏はアレルゲン表示が義務化されていない国が多い → アレルギーカード必須

ステップ3: 注文時に再確認する

料理を注文する際にも、改めて「この料理に〇〇は入っていますか?」と確認。翻訳アプリ(Google翻訳のカメラ機能)でメニューの食材をチェックするのも有効です。

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国・地域別の注意点

国・地域 注意すべきアレルゲン 備考
東南アジア(タイ・ベトナム等) ピーナッツ、エビ、ナッツ類 多くの料理にナンプラー(魚醤)、ピーナッツが含まれる。アレルゲン表示義務なし
韓国 小麦、大豆、ゴマ、甲殻類 多くのスープ・ソースに大豆(醤油)が使用
中国 ピーナッツ、ゴマ、小麦、甲殻類 中華料理はピーナッツオイル・ゴマ油を多用
ヨーロッパ 乳製品、グルテン、ナッツ EU圏はアレルゲン14品目の表示義務あり
アメリカ ピーナッツ、ツリーナッツ、乳製品 アレルギー対応が進んでいる。「allergy-friendly」メニューのある店も多い
インド 乳製品、ナッツ類 ギー(バター)とナッツが多くの料理に使用される

機内食のアレルギー対応

主要航空会社では、事前にアレルギー対応の特別食をリクエストできます。

航空会社 対応可能なアレルギー食 リクエスト方法
JAL 7大アレルゲン除去食 予約後にWebまたは電話でリクエスト(出発24時間前まで)
ANA アレルギー対応食(個別相談) 予約後にWebまたは電話でリクエスト(出発24時間前まで)
シンガポール航空 ナッツフリー食、グルテンフリー食等 予約時または出発24時間前までにリクエスト
LCC各社 対応なし(機内食は自分で持ち込み推奨)
注意
航空会社は「完全なアレルゲン除去」を保証していません。調理過程でのコンタミネーション(混入)リスクがあるため、重度アレルギーの方は自分で安全な食事を持ち込むことを検討してください。

関連記事: 機内食の特別食リクエスト方法

万が一アレルギー反応が出た場合の対処

軽度の反応(じんましん・かゆみ・軽い腫れ)

  1. 原因食品の摂取を中止
  2. 抗ヒスタミン薬を服用
  3. 症状が30分以内に改善しなければ病院へ

重度の反応(アナフィラキシー)

  • 呼吸困難、全身の腫れ、血圧低下、意識障害
  • エピペンを太ももに注射(迷わず使用)
  • すぐに救急車を呼ぶ(現地の緊急番号: アメリカ911、ヨーロッパ112、韓国119等)

関連記事: 海外の緊急連絡先一覧 / 海外で病院を探す方法

アレルギーカード作成サービス・テンプレート

サービス 対応言語 費用
Allergy Translation(allergy-translation.com) 50言語以上 無料〜有料
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自作(Google翻訳+ネイティブチェック) 任意 無料
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補償項目 補償額
疾病治療費用 最高270万円
傷害治療費用 最高200万円
携行品損害 最高20万円
賠償責任 最高3,000万円
救援者費用 最高100万円

※ 2023年10月から「利用付帯」に変更。旅行代金・公共交通機関料金のカード決済が条件です。キャンペーン内容は時期により変動します。

よくある質問(FAQ)

Q. 海外のレストランで「アレルギー」は通じますか?

英語圏では「allergy」は広く理解されています。ただし、東南アジアやアフリカの地方では概念自体が浸透していない場合があります。アレルギーカードを現地語で準備するのが確実です。

Q. エピペンは飛行機に持ち込めますか?

はい。エピペンは医療品として機内持ち込み可能です。英文の診断書または処方箋を携帯してください。受託手荷物(預け荷物)に入れると気温変化で効果が低下する可能性があるため、必ず機内持ち込みにしてください。

Q. アレルギーカードは何語で作ればいいですか?

渡航先の公用語で作成してください。英語は多くの国で通じますが、現地語のカードがあると確実です。複数の国を訪れる場合は複数言語で作成しましょう。

Q. 屋台の食事はアレルギー持ちでも大丈夫ですか?

屋台はアレルゲンの管理が難しく、コンタミネーション(混入)のリスクが高いです。重度アレルギーの方は屋台を避け、アレルギー対応が確認できるレストランを選ぶのが安全です。

Q. グルテンフリーの食事は海外で見つかりますか?

ヨーロッパとアメリカでは「gluten-free」メニューを提供するレストランが増えています。アジア圏では米食が中心の国(タイ・ベトナム等)が比較的安全ですが、醤油やソースに小麦が含まれる場合があります。

Q. 海外旅行保険でアレルギー反応の治療費はカバーされますか?

はい。旅行中に発生したアレルギー反応による治療費は、海外旅行保険の疾病治療費用でカバーされます。ただし、出発前から症状がある持病としてのアレルギー治療は対象外の場合があります。

Q. 子供のアレルギーで海外旅行は無理ですか?

いいえ。事前準備(アレルギーカード、エピペン、安全な食事の確保)をしっかり行えば、子供のアレルギーがあっても海外旅行は楽しめます。渡航先の病院情報を事前に調べておくと安心です。

Q. ホテルの朝食ビュッフェは安全ですか?

国際的なホテルチェーンではアレルゲン表示がある場合が多いですが、コンタミネーション(トング共有等)のリスクはあります。ビュッフェのスタッフにアレルギーカードを見せて確認するか、個別対応を依頼しましょう。

まとめ

食物アレルギーがあっても海外旅行は楽しめます。大事なのは「事前準備」です。

出発前にやること:

  1. アレルギーカードを渡航先の言語で作成する
  2. エピペン・抗ヒスタミン薬を準備し、英文診断書を入手する