海外旅行保険の「おすすめ」は、年齢・旅行頻度・行き先・旅行スタイルで変わります。このページは「とにかく安く済ませたい」「アメリカ・カナダに行く」「家族で行く」「留学・ワーホリ」といったユーザー属性別に、最適な保険(クレカ付帯+損保)の組み合わせをランキング形式で紹介します。
結論を先に言うと、ほとんどの日本人海外旅行者には年会費永年無料のエポスカード1枚+必要に応じて損保追加が最もコスパが高い選択です。なぜそうなるのか、具体的な補償内容・保険料・適用条件を比較していきます。
では、具体的な保険の比較と、あなたの属性に合うおすすめを見ていきます。
目次
【結論・総合ランキング】おすすめ海外旅行保険TOP5
独立した基準(費用・補償・手続きの手軽さ)でスコアリングした総合ランキングです。
| 順位 | 保険名 | タイプ | 年会費/保険料 | 疾病治療 | 向き不向き |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | エポスカード | クレカ付帯 | 永年無料 | 270万円 | 短中期・コスパ重視 |
| 2位 | セゾンブルー・アメックス | クレカ付帯 | 初年度無料・2,200円 | 300万円(家族特約あり) | 家族旅行 |
| 3位 | たびとも(東京海上日動) | 損保契約 | 3,500円〜 | 500万円〜無制限 | 米国・持病・長期滞在 |
| 4位 | 楽天カード | クレカ付帯 | 永年無料 | 200万円 | 楽天経済圏ユーザー |
| 5位 | エイチ・エス損保「たびともジェット」 | 損保契約 | 1,500円〜 | 300万円 | 短期・損保でコスパ重視 |
コスパ(費用/補償比)と手続きの手軽さを加味すると、エポスカードが圧倒的におすすめ。ただし年齢・行き先・旅行スタイル次第では他の選択肢も有力です。次章から「属性別のおすすめ」を見ていきます。
短期(〜10日)アジア・欧州旅行のおすすめ
最も多数派のパターン。東南アジア・韓国・台湾・欧州への1週間前後の旅行ならエポスカード単体で十分です。
推奨: エポスカード1枚(年会費0円)
| 補償項目 | エポス補償額 | 典型的な現地医療費 | カバー可否 |
|---|---|---|---|
| 虫垂炎手術(タイ) | 疾病270万円 | 約40万円 | ◎ |
| 骨折治療(韓国) | 傷害200万円 | 約35万円 | ◎ |
| iPhone盗難(フランス) | 携行品20万円 | 約15万円 | ◎ |
| ホテル備品破損 | 賠償3,000万円 | 〜100万円 | ◎ |
アジア・欧州は医療費が比較的手頃なので、エポスカードの補償範囲で99%カバーできます。楽天カード等との合算で疾病治療額を増やすのも一手ですが、よほど長期滞在でなければ不要です。
アメリカ・カナダ旅行のおすすめ
医療費が世界最高水準のアメリカ・カナダでは、エポスカードの270万円では不足するケースがあります。複数カードの合算か、損保の追加契約が推奨。
推奨: エポス+楽天+リクルートの3枚持ち
3枚とも年会費無料で、疾病治療合計570万円(270+200+100)になります。年会費0円で米国の主要医療費をカバー。
推奨(手厚く): エポス + たびとも(東京海上)の併用
エポスで携行品・賠償責任・救援者費用をカバーし、医療費だけ損保で上乗せ。たびともの「疾病無制限プラン」なら7日間で5,000円程度。米国ロングステイ(2週間〜)には必須です。
| 期間 | たびとも保険料(目安) | エポス併用で実質差額 |
|---|---|---|
| 3日間 | 約1,500円 | 約1,500円 |
| 7日間 | 約3,500円 | 約3,500円 |
| 14日間 | 約6,500円 | 約6,500円 |
| 30日間 | 約12,000円 | 約12,000円 |
家族旅行のおすすめ
家族で旅行する場合、「家族特約」のあるカードか、各自カード発行の2択です。
推奨1: 夫婦ともエポスカード発行(最安)
夫婦それぞれがエポスカードを発行し、利用付帯条件を満たす方法。年会費0円で夫婦ともに疾病270万円が確保できます。子どもはカード発行できないため、子ども分だけ損保を追加するか、親のカードの家族特約をチェック。
推奨2: セゾンブルー・アメックス(家族特約あり)
家族カード不要で本会員1名で家族全員をカバーできる稀少なカード。配偶者・子どもも疾病200〜300万円の補償対象。年会費2,200円(初年度無料)でこれを実現できる唯一のカードです。
| 家族人数 | エポス各自発行 | セゾンブルー家族特約 | 損保の家族プラン |
|---|---|---|---|
| 夫婦2名 | 0円 | 2,200円 | 約6,000円(7日間) |
| 夫婦+子ども1名 | 0円+子ども分別途 | 2,200円 | 約9,000円(7日間) |
| 夫婦+子ども2名 | 0円+子ども分別途 | 2,200円 | 約12,000円(7日間) |
長期滞在(留学・ワーホリ)のおすすめ
クレジットカード付帯の海外旅行保険は出国から90日で終了します。90日を超える長期滞在には、留学専用の損保プランが必須です。
推奨: AIG損保「海外旅行保険」留学プラン
留学専用プランで1年間の保険料は約20〜30万円。医療費無制限・歯科治療もカバーされる点が強みです。
| 期間 | AIG損保「留学プラン」保険料 |
|---|---|
| 3ヶ月 | 約8〜12万円 |
| 6ヶ月 | 約15〜20万円 |
| 1年 | 約25〜30万円 |
| 1年半 | 約38〜45万円 |
90日以内の期間はエポスカードで無料カバー、91日目以降を損保で契約することで、保険料を1〜2万円圧縮できます。
シニア(60歳以上)のおすすめ
シニアは医療トラブル発生率が高く、持病もカバーされるプランが推奨です。
推奨: AIG損保「持病カバープラン」
高血圧・糖尿病・心疾患等の持病がある方でも、プラン条件内なら治療費がカバーされます。エポスカード等のクレカ付帯は既往症が補償対象外になる場合が多いので、シニアには損保追加がベター。
学生・20代のおすすめ
年齢が若く医療リスクが低い一方、予算が限られる層。エポスカード単体で十分です。
推奨: エポスカード(学生もOK)
エポスカードは学生でも発行可能(高校生は不可・大学生以上可)。アルバイト収入があれば審査通過します。年会費0円で海外旅行保険・海外事務手数料1.63%のメリットが得られます。
ビジネス出張のおすすめ
出張頻度が高く、補償を手厚くしたい方向け。
推奨: エポスゴールド + 会社経費で損保追加
エポスゴールドは年会費5,000円(年間50万円利用で永年無料)で、空港ラウンジ無料・海外旅行保険が疾病300万円にアップグレード。出張費用も自然に溜まるのでゴールド化のハードルは低い。さらに高額の補償が必要なら会社経費でAIGの法人プラン等を検討。
コスト最安を追求する人のおすすめ
「とにかく安く済ませたい」「保険料をかけたくない」という方向け。
最安ランキング
| 順位 | 選択肢 | コスト | 疾病補償 |
|---|---|---|---|
| 1位 | エポスカード単体 | 0円 | 270万円 |
| 2位 | エポス+楽天+リクルート合算 | 0円 | 570万円 |
| 3位 | エイチ・エス損保「たびともジェット」 | 1,500円/7日 | 300万円 |
| 4位 | 損保ジャパン「OFF!」 | 2,800円/7日 | 500万円 |
コスト最安はクレカ付帯一択。3枚合算なら疾病治療570万円まで確保できるので、多くの国でこれで十分です。
クレカ付帯保険の「利用付帯」条件の満たし方
2023年10月以降、主要カードのほとんどが利用付帯に変更されました。適用条件を満たす具体例を示します。
利用付帯の条件を満たす具体例
- 出発当日、空港駅の改札でエポスカードのタッチ決済(Suica・PASMOへのチャージでもOK)
- 自宅〜空港までのタクシー代をエポスで支払う
- 空港までのリムジンバス代をエポスで支払う
- 航空券・ツアー代金をエポスで決済(最も確実)
ポイントは「日本出国後に」ではなく「日本出国するまでの行程の交通費」をカード決済する点です。公共交通機関なら数百円でも条件クリアします。
海外旅行保険を選ぶときのチェックポイント
- 疾病治療額 — アジア欧州なら200万円以上、米国カナダなら500万円以上
- 賠償責任額 — 3,000万円以上が理想(ホテル備品・人的加害への備え)
- 携行品損害 — iPhone等の現地盗難に備え20万円以上
- 救援者費用 — 入院時の家族駆けつけ費用100万円以上
- 家族特約の有無 — 家族同行の場合は必須確認
- 適用条件 — 自動付帯か利用付帯か、利用付帯なら何で条件クリアか
- 既往症カバー — 持病がある場合は必ず確認
保険が適用されないケース
海外旅行保険でも補償対象外になるケースがあります。契約前に必ず確認してください。
一般的な補償対象外
- 故意・重大な過失による損害(泥酔での事故等)
- 戦争・紛争・テロによる直接的損害
- 既往症・持病の悪化(通常プラン)
- 自殺・自傷行為
- 妊娠関連の治療(通常プラン)
- 危険スポーツ(スカイダイビング・ロッククライミング等)
- 地震・噴火・津波による損害(特約が必要)
- 現金・有価証券の盗難(ほとんどのプランで対象外)
比較の結論としては、年会費永年無料のエポスカードが最もコスパの高い海外旅行保険です。
- 年会費永年無料(コスト0円で維持)
- 疾病治療 270万円・傷害治療 200万円(年会費無料カード最高クラス)
- 携行品損害 20万円・賠償責任 3,000万円・救援者費用 100万円
- 海外事務手数料 1.63%(現地決済で両替手数料も節約)
- マルイ店舗で即日発行(急な旅行でも間に合う)
- 学生も発行可能(大学生・社会人1年目もOK)
適用条件: 日本出国後に、旅行代金または公共交通乗用具(電車・バス・タクシー等)の料金をエポスカードで決済すること。2023年10月1日以降、自動付帯ではなく利用付帯に変更されています。
損保で契約すると1週間5,000〜1万円。年2回以上海外旅行に行く方はエポスカード1枚で保険料を年1〜2万円節約できます。申込は5分、審査も比較的やさしく、学生・主婦でも発行可能。新規入会キャンペーンで2,000〜5,000円相当のポイントが貰える時期もあり、実質プラスで海外旅行保険が準備できます。
※ キャンペーン内容は時期により変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 海外旅行保険のおすすめ1位は?
コスパ最重視ならエポスカード。年会費永年無料で疾病270万円・傷害200万円・携行品20万円・賠償3,000万円の補償がついてきます。損保契約不要で保険料を年1〜2万円節約できます。
Q2. クレカ付帯と損保どちらがおすすめ?
短期(〜10日)のアジア・欧州旅行ならクレカ付帯で十分。米国・カナダ長期・危険アクティビティ・持病ありの場合は損保併用がおすすめ。
Q3. 家族旅行におすすめの保険は?
家族特約付きのセゾンブルー・アメックス(年会費2,200円、初年度無料)が最適。本会員1名で家族全員カバー。または夫婦それぞれエポスカード発行+子どもだけ損保という組み合わせも。
Q4. 留学・ワーホリにおすすめは?
90日まではエポスカード、91日以降はAIG損保の留学プラン。1年留学の合計保険料が30万円のところ、クレカと併用で5〜10万円圧縮可能。
Q5. 安い保険でも大丈夫?
「安い=補償額が少ない」ので、国と期間次第です。アジアなら300万円プラン(1,500円〜)で十分ですが、米国なら500万円以上必須。クレカ付帯なら実質無料で300万円確保できるので、まずそれを活用してください。
Q6. 保険会社のおすすめは?
東京海上日動(たびとも)・損保ジャパン(OFF!)・AIG損保・エイチ・エス損保が主要4社。コスパならエイチ・エス損保(たびともジェット、1,500円〜)、補償重視ならAIG損保(無制限プランあり)。
Q7. エポスカード以外におすすめの無料カードは?
楽天カード(疾病200万円)、リクルートカード(疾病100万円)が年会費無料の選択肢。エポスと合算することで疾病治療570万円まで確保できます。
Q8. シニアにおすすめの海外旅行保険は?
クレカ付帯は持病カバー不可が多いので、AIG損保の持病カバープランがおすすめ。高血圧・糖尿病等の既往症があっても適用範囲内で治療費補償されます。
Q9. 既にクレカを持っている場合は?
まず手持ちカードの海外旅行保険の有無・補償額・適用条件を確認。楽天・三井住友・JCB・アメックス等、ほとんどのカードに付帯があります。不足ならエポスカード追加で補償合算。
Q10. 当日申込みでも間に合う?
損保会社の海外旅行保険は出発当日のネット申込でも加入可能。クレカ発行は即日発行可能なマルイ店舗でエポスカードなら間に合います。ただしカード到着後に利用付帯条件を満たす必要があるため、出発1週間前が理想。
まとめ:おすすめ海外旅行保険の選び方
- 短期アジア・欧州 → エポスカード単体(年会費0円)
- 米国・カナダ → エポス+楽天+リクルート3枚 or エポス+損保
- 家族旅行 → セゾンブルー・アメックス(家族特約)
- 留学・ワーホリ → エポス+AIG損保留学プラン
- シニア・持病あり → AIG損保の持病カバープラン
ほとんどの旅行者にとってエポスカード1枚が最適解です。損保契約より圧倒的に安く、補償内容も十分。まずはエポスカードの無料発行から始めてください。
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海外旅行保険の比較結果から言うと、No.1は年会費永年無料のエポスカードです。年会費無料のクレジットカードで疾病治療270万円・携行品損害20万円・賠償責任3,000万円の補償がついており、損保の年間5,000〜1万円の保険料と同等以上のスペックを実質0円で手に入れられます。
空港までの電車代や旅行代金をエポスカードで支払うだけで、最高3,000万円の補償が自動適用(利用付帯)。年3回以上海外旅行に行く方なら、損保契約よりも圧倒的にお得です。
※ 2023年10月から「利用付帯」に変更(旅行代金・公共交通機関料金のカード決済が条件)