「初めてパスポートを申請するけれど何から始めればいい?」「戸籍謄本が要る?」「オンライン申請と窓口どっちがいい?」—— 2025年3月24日から全都道府県でオンライン申請が可能になり、クレジットカード決済にも対応しました。一方で即日交付は廃止され、最短でも約2週間かかります。初めての人が押さえるべきポイントを整理します。
この記事では、新規申請と切替申請の違い、オンラインと窓口の選び方、必要書類(戸籍謄本・写真・本人確認)、手数料(10年16,300円/5年11,300円/12歳未満6,300円)、未成年・乳幼児の申請、ヘボン式ローマ字の落とし穴まで2026年最新情報で解説します。
目次
結論:パスポート新規申請の大原則(早見表)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請方法 | オンライン(マイナポータル・全国対応済)/窓口(都道府県パスポートセンター) |
| 必要書類 | 戸籍謄本(6ヶ月以内発行・原本1通)+写真+本人確認書類 |
| 手数料 | 10年旅券16,300円/5年(12歳以上)11,300円/5年(12歳未満)6,300円 |
| 発行日数 | 約2週間(2025年3月〜即日交付廃止) |
| 受取 | 本人が窓口で受取(代理不可、乳幼児除く) |
| クレカ決済 | オンライン申請のみ対応(窓口は現金のみ) |
注意点:
- 「期限切れ後の再申請」は新規申請扱い(戸籍謄本必須)
- 未交付失効(申請したが6ヶ月以内に受取せず)後5年以内の再申請は手数料6,000円加算
- 旅行予定なら出発2週間前までに申請完了を
新規申請と切替申請の違い
まず自分がどちらの申請か判定します。
| 状況 | 申請区分 | 戸籍謄本 |
|---|---|---|
| 初めて取得する | 新規申請 | 必要(6ヶ月以内原本) |
| 期限切れ後に再取得 | 新規申請扱い | 必要 |
| 残存期間1年未満の更新 | 切替申請 | 原則不要 |
| 氏名・本籍が変わった | 切替 or 記載事項変更 | 必要 |
残存1年未満の更新について詳しくはパスポート更新ガイド、残存期間ルールはパスポート期限記事を参照してください。
オンライン申請 vs 窓口申請
| 項目 | オンライン(マイナポータル) | 窓口(パスポートセンター) |
|---|---|---|
| 対応開始 | 2025年3月24日全国対応 | 従来通り |
| 必要機器 | マイナンバーカード+読取対応スマホ | 特になし |
| 戸籍謄本 | PDF化アップロード or 電子交付連携 | 原本提出 |
| 手数料支払い | クレジットカード可 | 現金のみ(収入印紙・都道府県証紙) |
| 申請時間 | 24時間いつでも | 窓口営業時間内 |
| 受取 | 本人が窓口へ(対面必須) | 本人が窓口へ |
| 向いている人 | マイナカード所持・入力操作に慣れた人 | マイナカード未所持・対面で相談したい人 |
マイナンバーカードを持っている人はオンライン推奨。書類提出の手間が減り、クレカ決済でポイント還元+カード付帯保険の利用付帯条件を同時クリアできます。
必要書類(新規申請)
共通書類
| 書類 | 詳細 | 取得先 |
|---|---|---|
| 一般旅券発給申請書 | 10年用(20歳以上)/ 5年用 | 窓口 or 外務省サイト |
| 戸籍謄本(戸籍全部事項証明書) | 6ヶ月以内発行の原本1通 | 本籍地の市区町村 |
| 写真 | 縦45×横35mm・6ヶ月以内撮影 | 写真館・証明写真機・スマホアプリ |
| 本人確認書類 | 運転免許証・マイナンバーカード等 | – |
| 住民票(必要な場合) | 住民登録地と申請先が異なる場合 | 住所地の市区町村 |
戸籍謄本の取り方
- 本籍地の市区町村役場に請求(窓口・郵送・コンビニ交付)
- 手数料:1通450円程度
- 発行から6ヶ月以内の原本が有効
- 家族でパスポート申請する場合は全部事項証明書(戸籍謄本)1通で複数人OK
本籍地が遠方の場合は郵送請求(1-2週間)またはコンビニ交付(マイナンバーカード必要・200円)を活用。
写真の規格と撮影方法
パスポート写真は規格が非常に厳格です。
必須規格
- サイズ:縦45mm×横35mm
- 顔の大きさ:頭頂からあご先まで32〜36mm
- 撮影時期:申請日前6ヶ月以内
- 背景:無地(白・薄青推奨)、影なし
- 姿勢:正面・無帽・表情なし(口閉じ・歯出さない)
- 髪:目・眉・輪郭が隠れない
撮影手段の比較
| 手段 | 料金 | 所要時間 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| カメラのキタムラ | 1,800円前後 | 30分 | 規格保証あり、再撮影可 |
| 写真館 | 2,000〜3,000円 | 1時間 | 最も安心、予約推奨 |
| 証明写真機(駅・スーパー) | 800〜1,000円 | 10分 | 規格チェックは自己責任 |
| スマホアプリ | 100〜700円 | 5分〜 | 背景・光調整が難しい |
初めての申請なら写真館・キタムラが無難。規格外で差戻しされると再撮影+再申請でタイムロスが発生します。
手数料とクレジットカード決済
| 旅券種類 | 国費分(収入印紙) | 都道府県証紙 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 10年旅券(20歳以上・赤) | 14,000円 | 2,000円 | 16,300円※ |
| 5年旅券(12歳以上・青) | 9,000円 | 2,000円 | 11,300円※ |
| 5年旅券(12歳未満・青) | 4,000円 | 2,000円 | 6,300円※ |
※ 都道府県により証紙額が異なる場合あり。
2023年6月〜オンライン申請でクレカ決済可に
オンライン申請ならクレジットカード決済可能(2023年6月19日〜)。家族4人で10年旅券を取得すると約65,000円の決済。ポイント還元だけで600〜1,500円分、さらにエポスカードなら海外旅行保険の利用付帯条件がクリアされ、家族分の旅行保険料(3〜5万円相当)を節約できます。
発行日数と受取のスケジュール
2025年3月24日以降、パスポートの発行体制が変わりました。
- 発行方法:全国一括で国立印刷局が集中作成
- 通常発行日数:約2週間(旧:6営業日)
- 即日交付制度は廃止
- 受取:本人が窓口に来所(代理不可、乳幼児除く)
旅行予定がある場合は出発2週間前までに申請完了を。ツアー予約は出発1ヶ月前までに有効なパスポートが手元にある前提のため、旅行が決まったらすぐ申請開始がおすすめです。
未成年・乳幼児の申請
未成年(20歳未満)の新規申請
- 申請書裏面の「法定代理人署名欄」に親権者(父母のいずれか)が署名
- 本人確認書類:マイナンバーカード・健康保険証・学生証等の組合せ
- 申請・受取は本人来所が原則(15歳未満は代理申請可)
- 5年旅券のみ選択可(10年は20歳以上)
乳幼児(0〜2歳)の申請
- 写真が最難関:規格通り撮れるまで何度もトライ必要
- 正面向きで目を開いている、帽子・おもちゃなし
- 写真館の「ベビー向け撮影サービス」推奨
- 親権者が代理で申請・受取可
- 申請書の法定代理人欄は両親のいずれかが署名
ヘボン式ローマ字の落とし穴
パスポートのローマ字表記はヘボン式が原則。自分で思っている表記と違う場合があります。
間違えやすいパターン
| 日本語 | 間違いやすい表記 | 正しいヘボン式 |
|---|---|---|
| し | si | shi |
| つ | tu | tsu |
| ち | ti | chi |
| ふ | fu / hu | fu(fuが正) |
| じ | zi | ji |
| おう(長音) | OU | O(長音は表記しない) |
| ん+b/m/p | N | M(例:SAMBA) |
非ヘボン式を希望する場合
家族と表記を統一したい、著名な活動名がある等の理由で非ヘボン式を選ぶことも可能(要申請時申出)。ただし後から変更は原則できないため慎重に。
都道府県パスポートセンター
窓口申請は各都道府県のパスポートセンターで。主要都市の例:
- 東京:有楽町・新宿・池袋・立川センター(土日営業あり)
- 大阪:大阪府パスポートセンター(本町・北部・南部・泉南)
- 愛知:名古屋駅前・名古屋市役所・駅前以外
- 福岡:天神・博多・小倉
営業時間・土日対応は都道府県により異なります。オンライン申請を使えば受取時のみ窓口へ行けばよいため、平日休めない人にも便利です。
よくある失敗事例
失敗①「戸籍謄本の期限が切れていて差戻し」
発行から6ヶ月超過した戸籍謄本は無効。対処:申請直前に取得(郵送なら1-2週間前に請求)。
失敗②「写真規格違反で差戻し」
スマホ自撮りで背景の影・顔サイズ不足が理由で多い。対処:初めての申請は写真館・キタムラで規格保証のあるサービスを。
失敗③「旅行2週間前に申請したが発行が間に合わず」
2025年3月以降の新体制では最低2週間+土日分の余裕が必要。対処:旅行予約と同時に申請を。
失敗④「未交付失効後の再申請で手数料6,000円加算」
申請したが6ヶ月以内に受取せず失効→5年以内の再申請は加算手数料6,000円。対処:申請後は必ず期限内に受取。
失敗⑤「ローマ字表記が家族と違った」
ヘボン式で機械的に変換すると、家族内で姓の表記が異なる場合も。対処:申請書記入前に家族と統一確認。
パスポート申請 FAQ
Q1. パスポート申請にかかる日数は?
2025年3月24日以降、約2週間が標準。即日交付は廃止されています。旅行予定がある場合は出発2週間前までに申請完了を。
Q2. オンライン申請のメリットは?
24時間申請可能、書類郵送不要、クレジットカード決済可、入力ミスの画面修正が楽。ただしマイナンバーカード+対応スマホが必要。受取は本人が窓口へ出向く必要があります。
Q3. 戸籍謄本は必ず必要?
新規申請では必須(6ヶ月以内発行の原本1通)。本籍地の市区町村で取得。コンビニ交付対応自治体ならマイナカードで200円で取得可。
Q4. 写真は自分で撮ってもいい?
可能ですが規格が厳格(縦45×横35mm、顔32〜36mm等)。規格外で差戻しリスクがあるため、初めての申請は写真館・キタムラが無難。2枚目以降は慣れれば自撮りでも問題ありません。
Q5. 未成年の申請は?
5年旅券のみ選択可。申請書裏面の法定代理人欄に親権者が署名。15歳未満は親権者が代理申請可。受取は本人来所が原則(乳幼児を除く)。
Q6. 手数料はクレジットカード払いできる?
オンライン申請のみ可(2023年6月19日〜)。窓口は現金のみ(収入印紙・都道府県証紙)。オンライン+エポスカード決済で利用付帯の海外旅行保険も同時に準備できます。
Q7. 10年と5年、どちらを選ぶべき?
20歳以上は10年(16,300円)が年間コストで安くお得。5年以内に氏名・本籍変更の予定がある人は5年(11,300円)。18・19歳は10年旅券も選択可能になりました(民法改正後)。
Q8. 期限切れ後の再申請は?
「新規申請」扱いとなり戸籍謄本が必要。切替申請と違い、現パスポートの持参は不要。オンライン申請も可能です。
Q9. 申請から受取までの流れは?
①必要書類準備→②オンライン or 窓口で申請→③申請受付(番号交付)→④約2週間後に受取通知→⑤本人が窓口で受取(手数料支払い)。
Q10. パスポート申請後、ESTAなどの電子渡航認証はいつ取る?
パスポート受取後に申請します(パスポート番号が必要)。ESTA(米国・40ドル)は通常72時間以内に認証、出発1週間前までには取得を。
パスポート申請 出発前チェックリスト
- □ 新規申請か切替申請か判定(期限切れ後は新規扱い)
- □ 戸籍謄本を6ヶ月以内発行の原本で用意
- □ 写真を規格通り(45×35mm・6ヶ月以内)に準備
- □ 本人確認書類を準備
- □ ヘボン式ローマ字を家族で統一確認
- □ オンライン/窓口を選択
- □ オンラインの場合:マイナンバーカード電子証明書の有効期限確認
- □ 申請→約2週間後の受取日程を確保
- □ 手数料をエポスカード等で決済(オンライン時)
- □ 受取後にESTA/eTA等を取得(渡航先次第)
- □ 海外旅行保険の準備(→エポスカード利用付帯)
パスポート取得と同時に海外旅行の備えを:エポスカード
パスポート申請手数料をオンライン決済するなら、エポスカードで支払うのが最もお得です。年会費永年無料で、海外旅行保険が利用付帯(2023年10月〜)でセットされます。
補償内容(海外旅行保険)
| 補償項目 | 金額 |
|---|---|
| 傷害治療費用 | 最高200万円 |
| 疾病治療費用 | 最高270万円 |
| 携行品損害 | 最高20万円(1品10万円・免責3,000円) |
| 賠償責任 | 最高3,000万円 |
| 救援者費用 | 最高100万円 |
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
パスポート申請者に向く理由
- 年会費永年無料:持つだけならコスト0円
- マルイ系で即日発行:申請から旅行までの短期間でも間に合う
- 利用付帯の条件緩やか:空港までの電車代 or 旅行代金 or パスポート手数料のカード決済でOK
- 海外キャッシング対応:現地ATMで現地通貨引出し(両替手数料より安い)
- Visaタッチ決済:海外の交通・コンビニ・飲食店で便利
※ 2023年10月から「利用付帯」に変更。キャンペーン内容は時期により変動します。
まとめ
パスポート新規申請は、2025年3月24日のオンライン全国対応で大きく便利になりました。マイナンバーカードがあれば自宅から申請+クレカ決済が可能。発行は約2週間かかるため、旅行予約と同時に申請開始が鉄則です。
手数料をエポスカードで決済すれば、海外旅行保険の利用付帯条件も同時クリア。年会費永年無料なので、これから海外旅行デビューする人の1枚目としても最適です。







2025年3月からオンライン申請でクレジットカード決済が可能に。手数料をエポスカードで支払うだけで、海外旅行保険の利用付帯条件がクリアされます。
エポスカードは年会費永年無料で、疾病治療270万円・傷害治療200万円・携行品損害20万円・賠償責任3,000万円が利用付帯(2023年10月〜)でセット。家族分の申請をまとめればさらに決済金額が大きくなり、旅行本番まで備えが完了します。
※ 2023年10月から「利用付帯」に変更。旅行代金・公共交通機関料金のカード決済が条件。