海外プリペイドカードは、事前にチャージした範囲内でのみ使える海外旅行向けのカード。使いすぎ防止・クレジット審査不要・紛失リスクが限定的というメリットがあり、学生・未成年・クレジット嫌いな方に向いています。代表的な選択肢はWise・Revolut・ANA Payなど。このページでは主要5種類を料金・利便性で比較します。
ただし海外プリペイドカードには海外旅行保険が付帯しないという共通の欠点があるため、保険はエポスカード等のクレカで別途確保する必要があります。
では、海外プリペイドカードの主要5種類を比較していきます。
目次
【結論・早見表】海外プリペイドカード主要5種
| カード | 年会費 | 両替手数料 | 海外ATM | 発行審査 |
|---|---|---|---|---|
| Wiseデビット | 無料 | 0.4〜0.7% | 月$100まで無料 | なし |
| Revolut(Standard) | 無料 | 平日インターバンク・月10万円無料 | 月5回・2万円まで無料 | なし |
| ANA Pay | 無料 | 為替手数料あり(プラン次第) | 対象外 | ANAマイレージ会員 |
| マネパカード | 無料 | 4% | 有料(ATM手数料+スプレッド) | なし |
| バンドルカード | 無料 | 4% | 不可 | 不要(スマホで即時発行) |
圧倒的におすすめはWiseデビットとRevolut Standard。それぞれの特徴を理解して、用途に応じて使い分けるのがベストです。
主要5種の詳細比較
1. Wiseデビット(最安・海外旅行族定番)
- 年会費無料
- 両替手数料 0.4〜0.7%(透明性No.1)
- 海外ATM 月$100まで無料、超過で1.75%
- 40通貨対応のマルチカレンシー口座
- 本人確認 2〜5営業日
海外旅行・留学・フリーランス報酬受取に最適。透明性の高い料金体系が特徴。
2. Revolut Standard(平日無料両替)
- 年会費無料
- 平日インターバンクレート両替(月10万円まで無料)
- 海外ATM 月5回または2万円まで無料
- 即時仮想カード発行
- 週末・深夜はスプレッド +0.5〜1%
平日の両替ならRevolutが最安クラス。家計管理機能も優秀。
3. ANA Pay(マイル還元派)
- ANAマイレージ会員なら発行可
- チャージでマイル還元(0.5%程度)
- 為替手数料あり
- 海外ATM引き出し対象外
- 日本のPayPay/楽天Payと同様の決済
ANAマイル貯めている方の副次的オプション。海外旅行でのメイン決済には不向き。
4. マネパカード(FX連動)
- 年会費無料
- FX口座と連動して両替(スプレッド狭い)
- 海外ATM引き出し有料
- Visaブランド・世界で使える
- FX経験者向けの少々マニアックなカード
5. バンドルカード(審査不要)
- 年会費無料
- 審査不要・スマホで即時発行(Visa)
- 両替手数料4%(高め)
- 海外ATM引き出し不可
- 未成年・学生でも発行可
未成年・審査に通らない方の最終手段。料金的には圧倒的に不利なので、WiseかRevolutを推奨。
海外プリペイドカードのメリット
1. 使いすぎ防止
事前にチャージした金額しか使えないため、予算オーバーを物理的に防止。初めての海外旅行・学生旅行に最適。
2. 審査不要(多くのカード)
クレジットカードのような発行審査がないため、学生・未成年・専業主婦でも発行可能。
3. 紛失時の被害限定
チャージ額以上は引き出されない。クレジットカードより被害範囲が限定的。
4. 現金を持ち歩かなくていい
現金紛失・盗難リスクを避けられる。現地ATMで少額ずつ引き出し可能。
5. 為替レート最安クラス(Wise・Revolut)
Wiseは0.4〜0.7%、Revolutは平日無料。両替所(3〜5%)より圧倒的に安い。
海外プリペイドカードのデメリット
1. 海外旅行保険が付帯しない
ほぼすべての海外プリペイドカードに海外旅行保険が付帯しません。保険はクレカ別途で確保する必要があります。
2. チャージの手間
使い切ったら都度チャージが必要。クレジットカードのような「後払い」の利便性がない。
3. 利用限度額の制限
ホテル・レンタカーの保証金(デポジット)として高額をブロックされる場面で残高不足で失敗するケースあり。
4. キャッシングが不可(多くの場合)
クレジットカードのキャッシング枠のような機能はなし。現金調達はATMでの引き出しのみ。
5. 新興サービスのリスク
Wise・Revolutは新興フィンテックで、日本のペイオフ(1,000万円保護)とは異なる保護制度。大金は置かない方が安心。
海外プリペイドカードの使い分け
シーン別おすすめ
| シーン | おすすめプリペイド | 理由 |
|---|---|---|
| 学生の初めての海外旅行 | Wise or Revolut | 審査不要・使いすぎ防止 |
| 留学・長期滞在 | Wise | 現地口座番号・家族送金受取 |
| 短期旅行(平日メイン) | Revolut | 平日インターバンクレート |
| ANAマイル貯めている | ANA Pay | マイル還元 |
| 未成年・審査不安 | バンドルカード | 審査不要・即時発行 |
| FX経験者 | マネパカード | FX連動で狭いスプレッド |
海外プリペイドカードとクレジットカードの併用
海外旅行ではプリペイドカードとクレジットカードの併用が最適解です。
役割分担
| 機能 | プリペイドカード | クレジットカード(エポス等) |
|---|---|---|
| 日常決済 | ◎ 少額決済 | ◎ 高額決済 |
| 両替手数料 | ◎ 最安(Wise等) | ○ 1.63%(エポス) |
| 使いすぎ防止 | ◎ | × |
| ホテル・レンタカー保証金 | × 残高不足リスク | ◎ 枠で対応 |
| 海外旅行保険 | × なし | ◎ 270万円(エポス) |
| キャッシング | × 不可 | ◎ 実質2〜2.5% |
プリペイドカードは日常決済・両替メリットで、クレカは保証金・保険・キャッシングで棲み分け。
海外プリペイドカードでよくある失敗
失敗1: ホテルのデポジットで残高ロック
海外ホテルはチェックイン時に$100〜$500のデポジット(保証金)をカードにブロックします。プリペイドの残高が足りないとチェックイン拒否されることも。
対処: デポジットはクレジットカードに預け、決済はプリペイドで行う使い分けが安全。
失敗2: レンタカーで利用不可
海外レンタカーはほぼ100%クレジットカード必須。プリペイドでは借りられないケースが大多数です。
失敗3: チャージしすぎて余る
旅行終了時にプリペイド残高が余ると、次の旅行まで使えない(再両替で手数料ロス)。使い切る計画的チャージを。
失敗4: 海外旅行保険なしで渡航
プリペイドカードには海外旅行保険が付帯しません。エポスカード等のクレカで別途保険を確保してください。
失敗5: 日本円建て決済(DCC)選択
プリペイドカードでも現地のATM・店頭で「日本円建て決済(DCC)」が提案されることがあります。必ず現地通貨建てを選ぶのが鉄則。
プリペイドカード選びで失敗しないコツ
コツ1: 透明性の高いカードを選ぶ
手数料が明示されているWiseが理想。マネパカード・バンドルカードは手数料4%と割高。
コツ2: 海外旅行保険を別で確保
プリペイドカード単体では保険なし。エポスカード等の年会費無料クレカで別途保険付帯が必須。
コツ3: 本人確認・発行までの期間を確認
Wise: 2〜5営業日、Revolut: 即日〜2日、バンドルカード: スマホで即時。出発2週間前には発行完了を推奨。
コツ4: 現地ATM対応を確認
WiseとRevolut以外は海外ATM機能が弱い。現金引き出しも使うならWise or Revolutが推奨。
コツ5: 複数枚持ちがリスク分散
1枚だけの海外旅行は危険。プリペイド+クレジット+デビットの3種類持ちが理想。
海外プリペイドカード(Wise/Revolut等)の欠点をエポスカードで完全補完する組合せが海外旅行の最適解です。
- Wise/Revolut(プリペイド): 両替最安・使いすぎ防止
- エポスカード(クレジット): 海外旅行保険270万円・レンタカー・ホテル保証金対応
エポスカードの年会費永年無料で、疾病治療270万円・傷害治療200万円・携行品20万円・賠償責任3,000万円の海外旅行保険が付帯します。
適用条件: 日本出国後に、旅行代金または公共交通乗用具(電車・バス・タクシー等)の料金をエポスカードで決済すること。2023年10月1日以降、自動付帯ではなく利用付帯に変更されています。
プリペイドカードは保険が付帯しないため、海外旅行保険は必ずクレカで確保。エポスカードなら年会費0円で保険・キャッシング・決済の3機能が揃います。
※ キャンペーン内容は時期により変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 海外プリペイドカードで最もおすすめは?
WiseデビットまたはRevolut Standard。両替手数料が最安で、海外ATMの無料枠もあります。目的に応じて使い分け。
Q2. 海外プリペイドカードでホテルに泊まれる?
多くの海外ホテルはデポジット(保証金)でクレジットカードを必須としており、プリペイドでは拒否されるケース多数。チェックイン時はクレカを預け、決済はプリペイドで使い分けるのが安全。
Q3. 海外プリペイドカードにクレジットカードの保険は使える?
使えません。プリペイドカードは決済手段のみで、クレカ別途で保険を確保する必要があります。エポスカード等の年会費無料カードで補完を。
Q4. 学生でも発行できる?
はい。Wise・Revolut・バンドルカードは審査不要で学生・未成年でも発行可能。学生の初めての海外旅行に最適です。
Q5. 現地ATMで引き出せる?
Wise(月$100まで無料)、Revolut(月5回・2万円まで無料)は対応。バンドルカード・ANA Payは海外ATM非対応です。
Q6. WiseとRevolutはどちらがおすすめ?
両替頻度が高く平日中心ならRevolut、送金・透明性重視ならWise。両方併用して使い分けも選択肢。
Q7. レンタカーは借りられる?
海外レンタカーはほぼクレジットカード必須。プリペイドカードでは借りられないケースが大多数です。
Q8. 海外プリペイドカードで支払える店は?
VISAまたはMastercardブランドならクレカと同じ加盟店で使えます。JCBブランドのプリペイドは欧米で使える店が少ないため避ける。
Q9. 税金申告は必要?
海外からの入金が年間110万円超なら贈与税対象の可能性あり。業務収入として受け取る場合は所得税申告必要。税理士相談を推奨。
Q10. 複数のプリペイドカードを持つべき?
複数持ち推奨。1枚が使えない店でも別のカードで対応可能。Wise+Revolut+クレカ(エポス)の3枚が理想的な組合せです。
まとめ:海外プリペイドカードの3原則
- Wise or Revolutが圧倒的コスパ— 両替手数料最安・ATM無料枠あり
- 保険はエポスカードで別途確保— プリペイドには保険付帯なし
- クレカも併用してホテル保証金・レンタカー対応— プリペイド単体は不十分
海外プリペイドカードで両替を最安化しつつ、エポスカードで保険・保証金・キャッシングを補完するのがコスパ最強戦略。エポスカードの無料発行から海外旅行の準備を始めてください。
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海外プリペイドカードの話に入る前に、重要事実があります。多くのプリペイドカードは海外旅行保険が付帯しないため、現地での病気・ケガ・盗難が発生すれば、高額医療費は全額自己負担。
エポスカードなら年会費永年無料で海外旅行保険が付帯し、プリペイドカードの欠点を補完できます。
空港までの電車代や旅行代金をエポスカードで支払うだけで、最高3,000万円の補償が自動適用(利用付帯)。医療費270万円・携行品20万円・賠償責任3,000万円まで幅広くカバー。
※ 2023年10月から「利用付帯」に変更(旅行代金・公共交通機関料金のカード決済が条件)