Wise(旧TransferWise)は、英国発のフィンテック企業が運営する海外送金・両替・デビットカードの統合サービスです。銀行の海外送金手数料(4,000〜8,000円/回)に対し、Wiseは0.4〜0.7%の透明手数料で1/10以下のコスト。海外旅行・留学・ワーホリ・デジタルノマドに欠かせないサービスになっています。
このページでは、Wiseの料金体系・使い方・銀行送金との比較・Revolutとの違い・利用時の注意点を完全解説します。
では、Wiseの詳細な使い方と活用法を見ていきます。
目次
【結論・早見表】Wiseの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Wise Payments Limited(英国・旧TransferWise) |
| 設立 | 2011年 |
| サービス | 海外送金・両替・マルチカレンシー口座・デビットカード |
| 手数料 | 0.4〜0.7%(通貨・金額による) |
| 為替レート | インターバンクレート(中値) |
| 対応通貨 | 40以上 |
| 対応国 | 180以上(送金先) |
| 年会費 | 無料 |
Wiseが圧倒的に安い理由は「為替レートがインターバンクレート(中値)」で、銀行のように売値・買値のスプレッドを広げていないこと。手数料は完全に透明で明示されます。
Wiseで何ができる?主要4機能
1. 海外送金
180以上の国への送金が可能。手数料0.4〜0.7%・到着まで数分〜2日。銀行の海外送金(4,000〜8,000円・1週間)と比較して圧倒的にコスパ良好。
2. マルチカレンシー口座
USD、EUR、GBP、AUD、CAD等50通貨以上の現地口座番号(USD: 米国口座、EUR: IBAN番号等)を取得可能。海外からの給与・フリーランス報酬受取に最適。
3. デビットカード
Wise発行のマスターカードブランドのデビットカード。海外ATMで引き出し月$100まで無料、現地決済は現地通貨で決済されるため為替手数料がかかりません。
4. 両替
アプリ内で40以上の通貨を相互に両替可能。インターバンクレート+0.4〜0.7%の手数料で、両替所・銀行窓口より圧倒的に安い。
Wiseと銀行送金の比較
$1,000を送金する場合
| サービス | 手数料 | 到着時間 | 実質コスト |
|---|---|---|---|
| 三菱UFJ銀行 | 4,000〜5,000円+2円/ドルスプレッド | 2〜5日 | 6,000〜7,000円 |
| 三井住友銀行 | 5,500円+約1円/ドルスプレッド | 2〜5日 | 6,500〜7,500円 |
| ソニー銀行 | 3,000円+15〜30銭スプレッド | 1〜2日 | 3,150〜3,300円 |
| 新生銀行(外貨預金経由) | 2,000〜3,000円+スプレッド | 1〜3日 | 2,500〜3,500円 |
| Wise | $7前後(0.7%) | 数分〜2日 | 約1,050円 |
Wiseは銀行の1/3〜1/6のコスト。$1,000送金で5,000〜6,000円の節約になります。
Wiseの使い方(新規登録〜送金)
ステップ1: アカウント作成
Wiseアプリ(iOS/Android)またはwww.wise.comで登録。メールアドレスと身分証(運転免許証・パスポート等)が必要。
ステップ2: 本人確認(KYC)
パスポートまたは運転免許証のスキャン、顔認証で本人確認。2〜3営業日で審査完了。
ステップ3: 送金設定
- 送金元の金額(例: $1,000 USD)
- 送金先の情報(銀行口座または国内アドレス)
- 送金目的(観光・家族送金・ビジネス等)
ステップ4: 支払い方法選択
| 支払い方法 | 手数料 | 反映スピード |
|---|---|---|
| 銀行振込 | 最安 | 1〜2日 |
| クレジットカード | 追加1〜2% | 即時 |
| デビットカード | 追加0.5% | 即時 |
| Apple Pay | 追加0.5% | 即時 |
ステップ5: 送金完了・追跡
送金後、アプリでリアルタイムで送金状況を追跡可能。多くのケースで数分〜数時間で着金。
Wiseデビットカードの使い方
カード発行
Wiseアプリから申し込み、約2週間で物理カードが郵送される。デジタルカード(アプリ内)は即時発行可能でApple Pay/Google Payで使えます。
海外ATM利用
| 条件 | 手数料 |
|---|---|
| 月2回・合計$100まで | 無料 |
| 月2回超または$100超 | 1回あたり$1.50+1.75% |
海外決済
現地通貨口座に残高がある場合、為替手数料0円で決済。例えば米ドル口座に$100あれば、米国で$100決済すると為替手数料なし。
Wiseの対応通貨・国一覧(主要)
主要対応通貨
- JPY(日本円)
- USD(米ドル)
- EUR(ユーロ)
- GBP(英ポンド)
- AUD(豪ドル)
- CAD(加ドル)
- NZD(NZドル)
- CHF(スイスフラン)
- SGD(シンガポールドル)
- HKD(香港ドル)
- KRW(韓国ウォン)
- THB(タイバーツ)
- INR(インドルピー)
送金先の主要対応国
米国・英国・EU加盟国・オーストラリア・カナダ・シンガポール・香港・韓国・タイ・インド・フィリピン・インドネシア・マレーシア等180ヶ国以上。
Wise vs Revolut の比較
| 項目 | Wise | Revolut |
|---|---|---|
| 設立 | 2011年 | 2015年 |
| 両替手数料 | 0.4〜0.7% | 平日無料・週末・深夜は0.5% |
| 海外ATM | 月$100まで無料 | プラン次第 |
| 送金スピード | 数分〜2日 | 即時(Revolut間) |
| 対応通貨数 | 40以上 | 30以上 |
| 透明性 | ◎(手数料明示) | ○ |
| 使いやすさ | 初心者向き | ビジネス向き |
総合的にはWiseの方が初心者向きで、手数料の透明性が高く安心。Revolutは週末の為替変動リスク(スプレッド拡大)があるため、平日送金中心ならWiseが無難。
Wiseが向く人・向かない人
向く人
- 海外旅行・留学で通貨を複数使う
- フリーランスで海外からの報酬受取あり
- 海外の家族に仕送り
- 海外のECサイト・サービスを頻繁利用
- 銀行送金手数料を節約したい
向かない人
- 年1回程度の短期海外旅行のみ
- 現金派(クレカ・デビット使わない)
- マイナー通貨への送金が主(対応国外)
- 大金(100万円超)の1回送金(SWIFT送金の方が有利)
Wiseの注意点・よくある失敗
失敗1: 本人確認に時間がかかる
本人確認(KYC)は最大5〜7営業日かかる場合あり。海外渡航の直前に申込すると間に合わない。出発の2週間前までに登録完了しておく。
失敗2: 銀行振込以外で支払うと割高
クレジットカードで支払うと追加1〜2%の手数料。銀行振込が最安。急ぐならデビットカード(+0.5%)程度に留める。
失敗3: 週末・深夜のレートに注意
為替市場が閉まる週末・深夜は0.4〜0.5%のスプレッドが上乗せされる場合あり。平日日中の送金が最もお得。
失敗4: ATM引き出し無料枠の超過
Wiseデビットの無料ATM枠(月2回・$100まで)を超えると手数料が発生。大金を引き出したい場合は現地銀行支店が安全。
失敗5: 送金目的の申告
送金時に「目的」を正確に申告。虚偽申告すると送金がホールドされる可能性あり。
Wiseの税制・法規
年間送金額の制限
Wiseは日本の資金決済法に基づく登録業者。年間1人あたり100万円相当の上限が送金時に設定される場合あり。大金は銀行SWIFTの方が有利。
税金の申告
海外から日本へ送金された資金は、贈与税・所得税の対象になる可能性あり。年間110万円超の送金は税理士に相談を。
Wise+エポスカードの組み合わせ
海外旅行で「お金」と「保険」を両立するには、Wise+エポスカードの組み合わせが強力。
役割分担
| 機能 | Wise | エポスカード |
|---|---|---|
| 両替 | 0.4〜0.7%(最安) | 1.63%(決済時) |
| 現地決済 | デビットで即時引き落とし | クレジットで後日請求 |
| ATM引き出し | 月$100まで無料 | 実質2〜2.5% |
| 海外旅行保険 | なし | 年会費無料で270万円 |
| 送金機能 | 180ヶ国対応 | なし |
Wiseは「お金の移動・両替」特化、エポスカードは「保険・クレジット決済」特化。両者併用が海外旅行族の王道です。
Wiseで両替・送金を最安化しつつ、エポスカードで海外旅行保険を確保するのが海外旅行の理想的な準備です。
- Wise: 両替0.4〜0.7%・送金180ヶ国・デビットカード
- エポスカード: 年会費永年無料・海外旅行保険270万円・海外事務手数料1.63%
エポスカードの年会費永年無料で、疾病治療270万円・傷害治療200万円・携行品20万円・賠償責任3,000万円の海外旅行保険が付帯します。
適用条件: 日本出国後に、旅行代金または公共交通乗用具(電車・バス・タクシー等)の料金をエポスカードで決済すること。2023年10月1日以降、自動付帯ではなく利用付帯に変更されています。
Wiseは保険を持たないため、保険はエポスカードに任せるのが合理的。Wise(お金)+エポス(保険)の組合せで、海外旅行の金銭面と安全面が両方完璧に準備できます。
※ キャンペーン内容は時期により変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. Wiseの手数料はいくら?
通貨・金額により0.4〜0.7%。例えば$1,000を日本円で送金する場合、約$7前後(約1,050円)。銀行の1/3〜1/6のコストです。
Q2. Wiseは安全?
英国のFCA(金融行動監督機構)と日本の金融庁に登録された正規業者。顧客資産は分別管理されており、万が一Wiseが倒産しても資金は保護されます。
Q3. 銀行送金とどちらがお得?
圧倒的にWiseが安い。$1,000送金で5,000〜6,000円の節約。到着スピードも銀行(2〜5日)より早い(数分〜2日)。
Q4. Wiseデビットカードは作るべき?
海外旅行・出張が多いなら必須。月$100まで無料ATM引き出し、現地通貨決済で為替手数料0のメリットあり。
Q5. Revolutとどちらが良い?
初心者ならWiseの方が分かりやすい(手数料完全明示)。Revolutは週末・深夜のスプレッドが拡大するので、平日日中中心の利用ならWiseが無難。
Q6. 本人確認はどれくらいかかる?
通常2〜5営業日、最大で7営業日。海外渡航前に使いたいなら出発2週間前までに登録完了を。
Q7. Wiseで大金(100万円超)を送金できる?
Wiseは資金決済法により年間100万円相当の上限設定あり。大金の1回送金は銀行SWIFT送金の方が有利です。
Q8. 海外旅行にWiseは便利?
はい、非常に便利。Wiseデビットカードで現地ATM引き出し・決済が可能で、両替手数料を大幅節約。ただし海外旅行保険は付帯しないため、別途エポスカード等で保険を確保してください。
Q9. Wiseと楽天銀行デビットどちらが安い?
Wiseが安い。楽天銀行は3.024%の外貨手数料、Wiseは0.4〜0.7%。長期滞在・頻繁利用なら圧倒的にWiseです。
Q10. Wiseは税金申告が必要?
受取金額が年間110万円超(贈与)、または所得性格なら税務申告必要。送金自体は基本的に申告不要ですが、税理士への相談推奨。
まとめ:Wise活用の3原則
- 両替・送金手数料0.4〜0.7%で銀行の1/10— 海外旅行・留学の金銭面最適化
- Wiseデビットカードで海外ATM月$100まで無料— 現金も最安で調達
- 保険はエポスカードで別途確保— Wise+エポスの組合せで金銭面+安全面を完璧に
Wiseは海外旅行族・留学生の必携サービス。同時にエポスカードで海外旅行保険を準備すれば、海外旅行の準備は万全。エポスカードの無料発行から始めてください。
関連記事:
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・海外ATMの使い方完全ガイド
・海外旅行クレジットカード完全ガイド
・海外旅行保険は本当に必要?







Wiseの話に入る前に、海外旅行者・留学生が後悔しがちな重要事実をお伝えします。Wiseでお金を賢く管理しても、現地での病気・ケガ・盗難に備える保険がなければ、高額医療費で旅や留学は台無しになります。
エポスカードなら年会費永年無料で海外旅行保険が付帯します。
空港までの電車代や旅行代金をエポスカードで支払うだけで、最高3,000万円の補償が自動適用(利用付帯)。医療費270万円・携行品20万円・賠償責任3,000万円まで幅広くカバー。
※ 2023年10月から「利用付帯」に変更(旅行代金・公共交通機関料金のカード決済が条件)