海外ATMは、クレジットカードのキャッシング枠またはデビットカード・プリペイドカードを使って、現地の銀行ATMで現地通貨を直接引き出せる便利なサービスです。両替所で3〜5%取られるより、クレカのキャッシング(実質2〜2.5%)の方が圧倒的にお得。到着直後の空港ATMで必要な分だけ引き出せば、「両替しすぎて余る」問題もありません。
このページでは、海外ATMの使い方・手数料の仕組み・おすすめカード・利用時の注意点を完全解説します。
では、海外ATMの使い方と注意点を見ていきます。
目次
【結論・早見表】海外ATMの基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使えるカード | クレジットカード(キャッシング枠)、デビットカード、プリペイドカード |
| 手数料 | カード会社事務手数料1.63〜2.2%+ATM手数料100〜200円/回+金利 |
| 実質手数料率 | 2〜2.5%(繰上返済すれば) |
| 両替所との比較 | 両替所3〜5%より安い |
| 推奨カード | エポスカード(1.63%)、新生銀行デビット、Wiseデビット |
| 対応マーク | VISA Plus、Mastercard Cirrus、JCBロゴ |
ポイントは「両替所よりATMの方が圧倒的に有利」ということ。海外両替所の3〜5%スプレッドより、ATMキャッシングの2〜2.5%の方が安い上に、必要な分だけ引き出せるので無駄がありません。
海外ATMの使い方・手順
ステップ1: ATMを探す
空港の到着ロビー、市内中心部の銀行支店、観光地の駅・ショッピングモールに海外対応ATMがあります。VISA Plus、Mastercard Cirrus、JCBロゴの表示があるATMなら日本のカードが使えます。
ステップ2: カードを挿入
日本と同じようにカードを挿入。多くのATMで「English」を選択して英語表示にすれば使いやすい。
ステップ3: PINコードを入力
カードの暗証番号(PIN)を入力。これは日本で設定した4桁の番号と同じ。忘れた場合は事前にカード会社で確認しておくこと。
ステップ4: 引き出し方法を選択
英語表示では以下の選択肢が出ます:
- CREDIT CARD / CREDIT: クレジットカードのキャッシング
- SAVINGS / SAVING: 預金口座(デビットカード等)
- CHECKING: チェック口座(米国系)
ステップ5: 金額を入力
現地通貨で金額を入力。$20, $40, $60…のボタンもある。慣れない時は表示金額から選ぶ方が安全。
ステップ6: 受領と確認
現金と明細書(Receipt)を受け取る。利用明細は必ず保管して帰国後のカード明細と照合。
海外ATMの手数料の仕組み
3層構造の手数料
| 手数料項目 | 金額 | かかる場所 |
|---|---|---|
| ATM設置手数料 | 100〜300円 | 現地ATM運営者 |
| 海外事務手数料 | 1.63〜2.2% | カード会社 |
| キャッシング金利 | 年率15〜18%(日割り) | カード会社 |
| 為替手数料(スプレッド) | 含まれる | カード会社 |
実例:$300引き出しの場合(エポスカード使用)
| コスト項目 | 金額 |
|---|---|
| 引き出し額 | $300(約45,000円) |
| 海外事務手数料(1.63%) | 約734円 |
| ATM手数料 | 約110円 |
| 金利(15日後繰上返済) | 約277円 |
| 合計 | 約46,121円 |
| 実質手数料率 | 2.5% |
両替所で同額両替すれば3〜5%の手数料が乗るので、ATMの方が1〜2.5%お得。しかも必要なときに必要な分だけ引き出せるのが強み。
繰上返済が重要な理由
金利は日割り計算
キャッシング金利は年率15〜18%の日割り計算。例えば年率18%で30日間借りれば約1.48%の金利。14日以内なら1%未満に抑えられます。
繰上返済の手順
- 帰国後、カード会社のアプリ/Webサイトにログイン
- 「海外キャッシング・繰上返済」メニューを選択
- 返済金額を指定(全額または一部)
- 指定口座から引き落とし
キャッシングから3〜7日以内に繰上返済すれば、金利はほぼゼロに近く抑えられます。
海外ATMに使えるカードの選び方
クレジットカード(キャッシング枠)
| カード | 年会費 | 海外事務手数料 | キャッシング金利 |
|---|---|---|---|
| エポスカード | 永年無料 | 1.63% | 年18% |
| リクルートカード | 永年無料 | 1.60% | 年17.95% |
| JCB CARD W | 永年無料 | 1.60% | 年18% |
| 楽天カード | 永年無料 | 1.63% | 年18% |
デビットカード(即時引き落とし)
| カード | 年会費 | 海外事務手数料 |
|---|---|---|
| SMBCデビット | 無料 | 2.5%(外貨手数料) |
| 新生銀行デビット | 無料 | ATM手数料+為替スプレッド |
| 楽天銀行デビット | 無料 | 3.024% |
プリペイドカード(事前チャージ)
| カード | 年会費 | ATM手数料 |
|---|---|---|
| Wiseデビット | 無料 | 月$100超で1.75% |
| Revolut | 無料 | 月の無料枠超過で課金 |
| Cash Passport(廃止予定) | – | – |
おすすめカード:エポスカード
海外ATM利用でコスパ最強なのがエポスカード。以下の5つの条件を満たす稀有なカード。
- 年会費永年無料(維持コスト0円)
- 海外事務手数料1.63%(VISA発行で業界最安クラス)
- キャッシング枠標準装備(申込時に自動で枠設定)
- 海外旅行保険付帯(疾病270万円・傷害200万円)
- マルイ店舗で即日発行(急な旅行にも対応)
海外ATMでよくある失敗
失敗1: PINコード忘れ
カードの暗証番号を忘れてATMで引き出せないケース。出発前にカード会社のアプリで確認しておく。3回連続で間違えるとカードがロックされるので注意。
失敗2: 日本円建て決済(DCC)選択
ATMによっては「Japanese Yenで請求しますか?」と聞いてくる場合あり。これは必ずNo(現地通貨建て)を選ぶこと。DCCを選ぶと5〜10%のスプレッドが乗り、カード会社の事務手数料の2〜5倍のコストに。
失敗3: カードの吸込み・詰まり
一部のATMでカードが機械に吸い込まれて返ってこないケース。銀行営業時間内のATMを使い、夜間・休日の無人ATMは避ける。
失敗4: スキミング被害
ATMにスキマー(情報盗む装置)が仕掛けられている場合あり。銀行内・空港内の安全なATMを使用し、駅・街中の簡素なATMは避ける。
失敗5: 引き出し上限超過
海外ATMには1回の引き出し上限(通常$300〜$500)と日の上限がある。大きな金額が必要なら複数回に分けるか、現地銀行支店で引き出す。
海外ATMの安全対策
1. 銀行内・空港内のATMを使用
スキミング被害や強盗リスクが低い銀行営業時間内の銀行内ATM、空港内ATMを優先。ホテル・駅・観光地の独立型ATMは避ける。
2. 周囲を確認
引き出し中は周囲に人がいないか確認。PINコード入力時は片手で隠すこと。
3. 一度に大金を引き出さない
1回の引き出しは$100〜$300程度に抑える。使い切れるペースで引き出すのが鉄則。
4. 明細書は必ず保管
利用明細は帰国後のカード明細と照合するための証拠。全て保管して不正利用があればすぐ申告。
5. カードの失効ロックを事前準備
万が一カードが紛失・盗難に遭った時、24時間受付のカード会社緊急連絡先をスマホに保存しておく。
海外ATM vs 両替所 vs Wise
| 方法 | 実質手数料 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 海外ATM(エポス) | 2〜2.5% | 必要な分だけ・安全 | 繰上返済の手間 |
| 両替所(日本) | 2〜3% | 出発前に準備 | 両替しすぎ問題 |
| 空港両替(日本・海外) | 3〜5% | すぐ受取 | 割高 |
| Wise(デビット) | 0.4〜0.7% | 最安 | 事前口座開設必要 |
| クレカ決済(エポス) | 1.63% | 現金不要 | ATM引き出し時は別計算 |
Wiseが最安ですが事前手続きが必要。手軽さを含めるとエポスカードのATMキャッシングが現実的な最適解。
国別・海外ATM事情
アメリカ
- Bank of America、Chase、Wells Fargo等の銀行ATMが安心
- 空港内にはBofA等の主要銀行ATMがある
- ATM手数料は$3〜$5/回
ヨーロッパ
- Euronet・Travelex ATMは手数料高めなので避ける
- 銀行内のATM(BNP Paribas、Deutsche Bank等)が推奨
- ATM手数料は€2〜€5/回
アジア圏
- 日本のセブン銀行・Jibun銀行ATMは海外で使えない(日本国内専用)
- 現地大手銀行(HSBC、DBS、Citi等)のATMが安全
- ATM手数料は50〜300円相当
オーストラリア・ニュージーランド
- Commonwealth Bank、ANZ、Westpac等の大手ATMが安心
- 空港・都市部に豊富に設置
- ATM手数料はAU$2〜$5/回
海外ATMで現金を引き出すなら、エポスカードが業界最安クラスのコスパを実現。
- 年会費永年無料(コスト0円で維持)
- 海外事務手数料 1.63%(VISA発行で業界最安クラス)
- キャッシング枠標準装備(申込時に自動設定)
- 繰上返済可能(金利を最小化)
- 海外旅行保険付帯(疾病270万円・傷害200万円)
- マルイ店舗で即日発行
適用条件: 日本出国後に、旅行代金または公共交通乗用具(電車・バス・タクシー等)の料金をエポスカードで決済すること。2023年10月1日以降、自動付帯ではなく利用付帯に変更されています。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 海外ATMは両替所より安い?
はい、通常は安いです。両替所3〜5% vs ATMキャッシング2〜2.5%(繰上返済時)。必要な分だけ引き出せるメリットもあります。
Q2. 海外ATMで使えるカードは?
VISA Plus、Mastercard Cirrus、JCBロゴのあるATMで、対応ブランドのクレカ・デビット・プリペイドカードが使えます。エポスカードはVISAブランドで主要国で広く対応。
Q3. PINコードは日本と同じ?
はい、日本で設定した4桁の暗証番号と同じ。忘れた場合はカード会社のアプリ・電話で確認。3回間違えるとロックされます。
Q4. 金利はどれくらい?
年率15〜18%の日割り計算。14日以内に繰上返済すれば金利は1%未満に抑えられます。
Q5. DCC(日本円建て)は選ぶべき?
絶対に選ばないでください。現地通貨建てを選ぶのが鉄則。DCCは5〜10%のスプレッドが乗るため、ATM利用の意味がなくなります。
Q6. 安全なATMはどこ?
空港内、銀行営業時間内の銀行内ATMが最も安全。ホテル・駅・観光地の独立型ATMはスキミング被害や強盗リスクが高い。
Q7. ATM手数料はいくら?
ATM設置手数料は100〜300円/回程度。エポスカード等の一部カードはATM手数料無料のATMを選べる場合あり。
Q8. 1回の引き出し上限は?
多くのATMで$300〜$500/回、1日$1,000程度が上限。日本のカード側でも1日のキャッシング上限(10〜30万円)が設定されています。
Q9. クレジットカードの返済はどうする?
帰国後にカード会社のアプリ・Webから繰上返済。全額返済すれば金利は最小限。翌月の引き落としでも払えますが金利が余分にかかります。
Q10. 海外ATMで明細を取り忘れたら?
カード会社のアプリ・Webから利用履歴を確認。海外での利用は通常2〜5日後に反映されます。不正利用を発見したらすぐカード会社に連絡。
まとめ:海外ATMの3原則
- 両替所より海外ATMキャッシングが安い— 実質2〜2.5% vs 3〜5%
- エポスカードが業界最安クラス— 年会費無料で海外事務手数料1.63%
- 帰国後すぐ繰上返済で金利最小化— 3〜7日以内に返済すれば実質0.3%未満
海外ATMキャッシングと海外旅行保険の両方を年会費0円で揃えられるエポスカードが、海外旅行の最適カード。エポスカードの無料発行から海外旅行準備を始めてください。
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海外ATMの話に入る前に、海外旅行者が後悔している重要事実をお伝えします。現地で病気・ケガ・盗難・荷物破損が発生すれば、現地ATMでお金を引き出すどころではなく、高額医療費で旅先での大損害になります。
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