【2026年最新】スーツケースのサイズ完全ガイド|日数別・航空会社別・3辺早見表

スーツケースのサイズは「日数 × 容量 × 航空会社規定」の3軸で決まります。にもかかわらず店頭のS/M/Lはメーカー毎にバラバラで、同じ「Mサイズ」でも60Lの店もあれば75Lの店もあり、買ってから「小さすぎた」「大きすぎて持ち込み拒否」という失敗が後を絶ちません。

このページは「何泊なら何リットル」「機内持ち込みの3辺は?」「ANA・JAL・LCCの規定差は?」といった疑問を、早見表1つで即答できるようにまとめた実務ガイドです。

⚠️ スーツケース選びより先に準備すべきこと

スーツケース選びの話に入る前に、多くの海外旅行者が”後悔している”ことがあります。空港で預けたスーツケースが壊れて帰ってくる中身が抜き取られるロストバゲージで丸2日届かない——これはLCC・大手キャリア問わず毎年何万件も発生しているトラブルです。

新品の5万円のスーツケースでも、空港のベルトコンベアで角が潰れたり、キャスターがもげたりします。こうした「万が一」に備える海外旅行保険が、エポスカードなら年会費永年無料でセットできます。

空港までの電車代や旅行代金をエポスカードで支払うだけで、最高3,000万円の補償が自動適用(利用付帯)。スーツケース破損・中身の盗難をカバーする携行品損害20万円、現地で体調を崩したときの疾病治療270万円までカバーされます。

※ 2023年10月から「利用付帯」に変更(旅行代金・公共交通機関料金のカード決済が条件)

では本題のスーツケースサイズを、日数別・航空会社別・失敗パターン別に一気に見ていきます。

目次

【結論・早見表】日数とサイズの対応一覧

まず結論だけ知りたい人のために、「何泊ならどのサイズが最適か」の早見表を置きます。下の表を見て、自分の旅行日数に合う容量を確認してください。迷ったら1サイズ上が基本です(お土産・帰りの荷物増加分を見込む)。

宿泊日数推奨容量一般的な呼称機内持ち込み3辺合計(目安)
1泊2日20〜30LSSサイズ◎ 機内OK105cm前後
2〜3泊30〜40LSサイズ◎ 機内OK113cm前後
3〜5泊40〜60LMサイズ△ 一部機内可125〜140cm
5〜7泊60〜80LM/Lサイズ× 要預入140〜155cm
7〜10泊80〜100LLサイズ× 要預入155〜165cm
10泊以上・長期100L以上LL/XLサイズ× 要預入165〜180cm

この表は「衣類+洗面用具+お土産スペース」を含めた実用容量の目安です。冬の寒冷地や雪山へ行く場合はかさばる衣類分として+10〜20L、リゾート地で水着中心なら−10Lで調整してください。

S/M/Lは統一規格ではない・メーカーで違う

多くの人が勘違いしているのが「Mサイズ=◯◯L」という固定規格だと思い込んでいる点です。実際にはメーカー毎にバラバラで、同じ「Mサイズ」でも容量が20L以上違います。

主要メーカーのMサイズ容量比較

メーカーMサイズの容量3辺合計想定日数
RIMOWA(Essential M)60L140cm前後4〜6泊
Samsonite(Cosmolite M)68L145cm前後5〜7泊
ACE(PROTECA M)64L146cm前後4〜6泊
BERMAS(M)66L144cm前後5〜7泊
無印良品(中)62L148cm前後5〜7泊

つまり店頭で「Mサイズ」とだけ書かれたスーツケースを買うのはかなり危険。必ず「容量(リットル)」か「3辺のcm」で確認してください。

容量(リットル)と衣類枚数の目安

リットルの感覚がつかめない人のために、具体的に何が入るかを示します。

容量入るものの目安
30L着替え3日分+下着・靴下+洗面用具+薄手の上着
50L着替え5日分+厚手衣類1枚+靴1足+お土産少々
70L着替え7日分+靴2足+かさばる上着+お土産中
90L着替え10日分+冬物フル装備+お土産大量

機内持ち込みサイズの厳密な規定

「機内持ち込み=3辺合計115cm以内」とざっくり覚えている人が多いですが、実は機体の座席数で2つに分かれているのが正しい規定です。

国内線(ANA・JAL共通)

座席数3辺合計3辺寸法重量該当機材の例
100席以上115cm以内55×40×25cm10kgB737、A321、B767、B787等
100席未満100cm以内45×35×20cm10kgDHC8、ATR42等(小型機)

ポイントは地方路線の小型機(DHC8等)は100cmルールで、通常のキャリーバッグが入らないケースがあること。北海道・沖縄の離島や、伊丹↔高知などで発生しやすいので、予約時に機材を確認してください。

国際線(ANA・JAL・多くの大手キャリア)

クラス個数3辺合計寸法例重量
エコノミー1個+身の回り品1個115cm以内55×40×25cm10kg(ANA・JAL)
ビジネス/ファースト2個115cm以内55×40×25cm合計18kg程度

LCC(ピーチ・ジェットスター・春秋航空など)

LCCは大手よりもさらに厳しい規定です。特に「3辺合計」ではなく「縦×横×厚み」で個別に制限される点に注意。

航空会社3辺寸法3辺合計重量備考
Peach50×40×25cm115cm以内7kg(身の回り品含む)2個合計で7kg
Jetstar56×36×23cm115cm以内7kgプラス7kgオプション有
ZIPAIR55×40×25cm115cm以内7kg身の回り品含む
春秋航空日本56×36×23cm115cm以内7kg1個のみ
エアアジア56×36×23cm115cm以内7kgプラス7kgオプション可

LCC最大の落とし穴は「7kgルール」です。サイズが規定内でも重量超過で預入料金を取られるので、事前に計りで重量チェックしてから空港へ。

預け入れ(受託手荷物)のサイズ規定

機内持ち込みを超えるサイズは預け入れ(受託手荷物)になります。この規定も路線によって大きく違います。

国際線の受託手荷物サイズ(3辺合計)

エリア3辺合計3辺合計(インチ)代表航空会社
アジア・オセアニア158cm以内62inchANA、JAL、キャセイ、シンガポール航空
北米・欧州158cm以内(多く)62inchユナイテッド、デルタ、ルフトハンザ
一部路線(大型)203cm以内80inch一部ビジネスクラス、移民路線等

国際線の主流は158cm(62インチ)と覚えておけばOK。これを超えると「特大荷物」扱いで追加料金が発生します。

国内線の受託手荷物(ANA・JAL)

制限項目サイズ重量
無料3辺合計203cm以内20kg(普通席)/40kg(上位クラス)
追加料金203cm超〜250cm以内6,000〜10,000円/個
受付不可3辺合計250cm超

3辺の正しい測り方

スーツケースの「3辺合計」は、キャスター・ハンドル・取っ手を含めた外寸の合計です。ここを内寸で測ると規定内だと勘違いして、空港で引っかかります。

正しい測り方の手順

  1. 高さ(H): キャスターの底から、持ち上げたときの一番上のハンドル頂点までを測定
  2. 幅(W): 本体の左右の最大幅を測定(側面ハンドルを含む)
  3. 奥行(D): 本体の厚みを測定(マチ拡張している場合は拡張後)
  4. 合計: H + W + D を足す

多くのメーカー公式サイトで「外寸」と記載があるのはこの測り方です。拡張機能付き(Expandable)のスーツケースは、拡張した状態の寸法を基準にしてください。拡張した瞬間に規定オーバーになるモデルが大量にあります。

失敗事例・買い替えパターン4選

実際に「買ってから後悔した」パターンを4つ紹介します。同じ失敗を繰り返さないためのチェックポイントつきで解説します。

失敗1: 「2泊3日だから小さめ」でSサイズ→お土産が入らない

海外では行く前に予想していなかった「ハマり買い」が発生しやすく、帰りの荷物が行きの1.5倍になることは普通にあります。2〜3泊でもMサイズ(40〜60L)を選ぶか、折り畳みエコバッグを忍ばせておくのが鉄則。

失敗2: 「大は小を兼ねる」で90L→空っぽでも持ち歩きが重い

90L超のスーツケースは空の状態で5〜6kgあるモデルが多く、荷物を入れると10kg超えが普通。女性や高齢者が扱うと、ホテルの階段・地下鉄の段差で持ち上げが困難になります。容量と自分の体力のバランスを見てください。

失敗3: 機内持ち込みのつもりが地方路線で入らない

羽田→札幌のB767(大型機)では通った55×40×25cmのスーツケースが、札幌→女満別のDHC8(小型機)で入らず、空港で預入になるケース。国内線でプロペラ機・小型機が含まれるなら100cm以内を選ぶのが無難。

失敗4: LCC予約後にサイズ超過で高額料金

Peach・ジェットスター等のLCCは「事前予約で預入20kg=3,000円」でも、空港で当日申告すると6,000〜8,000円になります。さらに7kg機内持ち込み制限を超えると、チェックインカウンターで預入に回され、LCCの激安メリットが消し飛びます。

国際線・国内線・LCCの早見表(総合版)

ここまでを1つにまとめた総合早見表です。旅行前にブックマーク推奨。

カテゴリ航空会社・路線機内持ち込み受託手荷物重量制限
国内線(大型)ANA/JAL 100席以上55×40×25cm / 合計115cm合計203cm機内10kg/預入20kg
国内線(小型)ANA/JAL 100席未満45×35×20cm / 合計100cm合計203cm機内10kg/預入20kg
国内線 LCCPeach/Jetstar/春秋55×40×25cm前後20kgまで(事前購入)機内7kg
国際線 大手ANA/JAL/大手FSC55×40×25cm / 合計115cm合計158cm機内10kg/預入23kg
国際線 LCCZIPAIR/AirAsia55×40×25cm前後20〜25kg(事前購入)機内7kg

シーン別おすすめサイズ

典型的な旅行パターン別にベストサイズを提案します。

出張(1〜2泊・ビジネスホテル)

機内持ち込み可能なSサイズ(30〜40L、3辺113cm以内)が最適。クリーニング受付の時間が惜しい場合はやや大きめ(45L前後)を。

週末旅行(2〜3泊・国内)

40L前後のSサイズ。機内持ち込みで空港の時間短縮ができ、回転もラク。

アジア旅行(3〜5泊・夏)

50〜60LのMサイズ。現地で服やスーツケース自体を買い足す予定なら40Lでも可。

ヨーロッパ旅行(7〜10泊・冬)

80〜90LのLサイズ必須。コート・セーター等かさばる衣類と、帰りのブランド品・お土産スペース確保。

長期留学・ワーホリ(1ヶ月〜)

100L以上のXLサイズ+機内持ち込みS(40L)の2個持ち。現地で生活品を調達する期間をカバー。

家族旅行(大人2+子ども1以上)

Lサイズ(80L)1つに家族分を詰めるより、各自Mサイズ(50L)×人数のほうが持ち運び負荷が分散されます。

失敗しないスーツケース選びの5ステップ

  1. 日数確定: 実日数+予備1日でサイズ判定
  2. 路線確認: 機材(大型/小型/LCC)を予約時にチェック
  3. 目的地の荷物量: 冬・長期・お土産多い→1サイズ上
  4. 材質: ハード(ポリカ)=軽量耐衝撃/ソフト(布)=拡張性
  5. キャスター: 4輪静音が基本、地方旅行なら2輪も可

スーツケースの破損・紛失に備える保険

ここまでサイズを完璧に選んでも、空港でスーツケースが破損する/中身を盗まれる/ロストバゲージで届かないのは避けられません。特に海外旅行では以下のトラブルが多発します。

  • キャスターがもげる(ベルトコンベア上で引きずられる)
  • ハンドルが折れる(乱暴な積み込み)
  • ファスナーが裂けて中身流出
  • 外装のへこみ・傷(ハードケースでも発生)
  • ロストバゲージ(積み替え便で最大48時間不着が多い)

これらをカバーするのが海外旅行保険の携行品損害受託手荷物遅延費用です。

エポスカードなら年会費無料で携行品補償20万円

空港で発生するトラブルに備えるために、エポスカードは非常に相性が良いカードです。年会費永年無料で、以下の補償が付帯します(利用付帯)。

  • 携行品損害 20万円(スーツケース破損・中身の盗難)
  • 疾病治療 270万円(海外で体調を崩したとき)
  • 傷害治療 200万円(海外でのケガ)
  • 賠償責任 3,000万円(ホテル備品破損・他人への加害)
  • 救援者費用 100万円(家族の現地駆けつけ費)

適用条件: 日本出国後に、旅行代金または公共交通乗用具(電車・バス・タクシー等)の料金をエポスカードで決済すること。2023年10月1日以降、自動付帯ではなく利用付帯に変更されています。

さらにエポスカードは全国10,000店舗以上で優待があり、マルイ・ユニクロ・カラオケ等でポイント割引も使えるため、普段使いにも向いています。審査も比較的やさしく、即日受け取り可能なマルイ店舗も全国に。新規入会キャンペーンは時期により変動しますが、2026年時点で2,000〜5,000円相当のポイントが貰える時期が多いです。

※ キャンペーン内容は時期により変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. スーツケースは何泊なら何リットルが目安?

1泊=10L前後の計算が基本です。1〜2泊20〜30L、3泊40〜50L、1週間70〜80L、2週間90〜100Lが目安。冬物やお土産を多く見込むなら+10〜20Lしてください。

Q2. 機内持ち込み可能な3辺の合計は?

国内線・国際線の大手航空会社は3辺合計115cm以内・3辺が55×40×25cm以内。ただし国内線の100席未満機材(プロペラ機等)は100cm以内・45×35×20cm以内と狭くなるので注意。

Q3. 預け入れスーツケースのサイズ制限は?

国際線は3辺合計158cm以内が主流。国内線は203cm以内まで無料(追加料金で250cmまで可)。超過すると「特大荷物」扱いで1個6,000〜10,000円の追加料金が発生します。

Q4. SサイズMサイズはメーカーで違う?

大きく違います。同じMサイズでもRIMOWA 60L vs Samsonite 68L vs BERMAS 66Lと8L以上の差。サイズ表記ではなく必ず「リットル」か「cm」で確認してください。

Q5. スーツケースのサイズはどう測る?

キャスターとハンドルを含めた外寸で測ります。高さ(キャスター底から上端ハンドル頂点)+幅(側面ハンドル含む)+奥行(マチ拡張時は拡張後)の合計。

Q6. LCCで気をつけるサイズは?

LCCは3辺合計115cm以内・重量7kg以内が多く、重量制限が特に厳しいです。サイズ規定内でも重量オーバーで追加料金を取られるので、事前にキッチンスケールや旅行用ハカリで計量してから空港へ。

Q7. 拡張機能付きスーツケースは規定オーバーになる?

なります。多くの拡張モデルは「未拡張時115cm以内/拡張時120〜125cm」と拡張するとアウトになります。機内持ち込みしたい場合は絶対に拡張しないでください。

Q8. 子ども用スーツケースはどのサイズ?

3〜6歳は20〜25L、小学生は30〜40L。子ども自身が扱えるサイズ(体重の3分の1以下)を選ぶと疲労が減ります。機内持ち込み対応のS以下が無難。

Q9. 大きすぎるスーツケースは空港で何が起こる?

機内持ち込み規定をオーバーすると、チェックインカウンターで預入に回されるか、ゲートで「タグ装着」されて事実上の預入扱いになります。LCCならこの時点で追加料金が発生。

Q10. スーツケースは買うよりレンタルの方がいい?

使用頻度次第です。年2回以上の旅行なら購入(3〜5万円)の方が安上がり、年1回以下ならレンタル(1週間3,000〜5,000円)が経済的。長期留学等は最低1個は買った方が便利。

まとめ:3つの原則で失敗しないサイズ選び

  1. 日数×10Lを基準に+1サイズ上 — お土産・帰りの荷物増を見込む
  2. S/M/Lは信用せずcmとリットルで確認 — メーカー毎に大きく異なる
  3. 路線の機材を予約時に確認 — 小型機・LCCは規定が狭い

そしてスーツケース選びと同じくらい大事なのが、空港でのトラブルに備える海外旅行保険です。エポスカードなら年会費無料で携行品損害20万円・疾病治療270万円がつきます。旅行前の準備として、エポスカードの無料発行もあわせて検討してください。

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