プライオリティ・パス(Priority Pass)は、世界150ヶ国・1,500以上の空港ラウンジが利用できる会員制サービス。食事・アルコール・Wi-Fi・シャワーまで使い放題のラウンジが、海外乗継ぎや出発前の待ち時間を快適な時間に変えてくれます。直接入会は年$469と高額ですが、楽天プレミアムカード(年11,000円)で付帯できるため、実質的な最安ルートを解説します。
このページでは、プライオリティ・パスの使い方・料金・付帯カード比較・利用時の注意点を、実例付きで完全解説します。
では、プライオリティ・パスの詳細と、最もコスパ良く取得する方法を見ていきます。
目次
【結論・早見表】プライオリティ・パスの基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Collinson Group(英国) |
| 対象ラウンジ | 世界150ヶ国・1,500以上の空港ラウンジ |
| 直接入会 | $99〜$469(プラン次第) |
| 付帯カード(おすすめ) | 楽天プレミアムカード(年11,000円) |
| 利用方法 | 受付でプライオリティ・パス提示+搭乗券 |
| 対応サービス | ラウンジ・空港内レストラン・シャワー・仮眠施設 |
| 同伴者 | 有料(多くが1人$32) |
ポイントは「直接入会は高すぎる」こと。プレステージプラン(無制限)の年$469は約70,000円ですが、楽天プレミアムカード(年11,000円)なら同等のサービスが7分の1で得られます。
プライオリティ・パスの3プラン
スタンダード(年$99)
- 年会費$99(約14,850円)
- ラウンジ利用は毎回$35(約5,250円)の追加料金
- 頻繁利用者には不向き
スタンダード・プラス(年$329)
- 年会費$329(約49,350円)
- 年10回まで無料、11回目以降は$35
- 中頻度の利用者向け
プレステージ(年$469)
- 年会費$469(約70,350円)
- 回数無制限で無料
- 高頻度の利用者・出張族向け
プライオリティ・パスが付帯するカード
直接入会は高額なので、クレジットカードの付帯特典として取得するのが王道。
付帯カード比較表
| カード | 年会費 | プライオリティ・パス特典 | コスパ |
|---|---|---|---|
| 楽天プレミアムカード | 11,000円 | プレステージ相当(無制限) | ★★★★★ 最強 |
| セゾンプラチナ・ビジネス | 22,000円 | プレステージ相当(無制限) | ★★★★ |
| アメックス・プラチナ | 165,000円 | プレステージ相当+センチュリオン | ★★ 富裕層向け |
| ラグジュアリーカード(チタン) | 55,000円 | プレステージ相当 | ★★★ |
| ダイナースクラブ プレミアム | 143,000円 | プレステージ相当 | ★★ |
楽天プレミアムカード(年11,000円)が圧倒的コスパ。2025年から本カードでの利用回数が年5回までに制限された場合もあるので、加入時に規約を確認してください。
プライオリティ・パスの使い方
使い方1: 物理カードの受取
付帯カード発行後、別途プライオリティ・パスの申込が必要です。クレジットカード会社のマイページから申し込み、郵送で物理カード(または電子版)が届きます。
使い方2: ラウンジで受付
対応ラウンジの入口で、プライオリティ・パス+搭乗券を提示。受付でスキャンし、入室可能になります。アプリ版のデジタルカードでもOK。
使い方3: ラウンジで過ごす
食事・ドリンク・Wi-Fi・シャワー等を利用。滞在時間に制限があるラウンジ(通常3時間まで)もあるので、受付時に確認。
使い方4: 同伴者の扱い
同伴者は通常1名につき$32(約4,800円)の追加料金。楽天プレミアムカードの場合、家族会員も別途プライオリティ・パスを発行できるのでコスパ良好。
プライオリティ・パスが使える主要空港
アジア主要都市
| 都市 | 対象ラウンジ例 |
|---|---|
| シンガポール(チャンギ) | SATS Premier Lounge、Plaza Premium Lounge |
| 香港(HKG) | Plaza Premium Lounge、Club Autus |
| バンコク(BKK) | Miracle Lounge、Coral Lounge |
| 台北(TPE) | More Premium Lounge |
| ソウル(ICN) | SKYHUB Lounge |
| 上海(PVG) | Air China First Class Lounge等 |
欧州・米州主要都市
| 都市 | 対象ラウンジ例 |
|---|---|
| ロンドン(LHR) | Plaza Premium Lounge |
| パリ(CDG) | YotelAir、Extremetime Lounge |
| フランクフルト(FRA) | Luxx Lounge、Deutsche Lounge |
| ニューヨーク(JFK) | Air India Lounge、Alaska Lounge |
| ロサンゼルス(LAX) | KAL Lounge、SAS Lounge |
日本国内
| 空港 | 対象ラウンジ |
|---|---|
| 成田空港(NRT) | T.E.I Lounge(第2ターミナル) |
| 羽田空港(HND) | 対応ラウンジ限定 |
| 関西国際空港(KIX) | KIX Airport Lounge |
日本国内のプライオリティ・パス対応ラウンジは限定的。国内はゴールドカードのカードラウンジで十分。
プライオリティ・パスの活用シーン
シーン1: 海外乗継ぎの長時間待ち
日本→中東→欧州など長距離乗継で5〜10時間の待ち時間がある場合。ラウンジで食事・仮眠・シャワーを済ませれば、体力を温存して目的地に到着できます。
シーン2: 早朝便・深夜便の搭乗前
早朝便の始発で空港に着いた場合、空港内のカフェはまだ開いていないケースが多い。ラウンジの軽食とコーヒーで待機時間を有意義に。
シーン3: フライト遅延・欠航時
遅延発生時、満員のゲート周辺を離れてラウンジで待機できる。Wi-Fi・電源完備で仕事にも使える。
シーン4: 家族旅行での使い分け
子供連れでゲート周辺が大変な時、ラウンジの静かなエリアで休憩。子供料金は空港によって異なるので、入室前に確認。
プライオリティ・パスのコスパ計算
付帯カードと直接入会の損益分岐点。
海外ラウンジを年何回使うべきか
| 利用頻度 | 最適プラン | 年間コスト |
|---|---|---|
| 年0〜2回 | 直接入会(スタンダード) | $99+$70=$169(約25,000円) |
| 年3〜10回 | 直接入会(スタンダード・プラス) | $329(約49,000円) |
| 年5〜10回以上 | 楽天プレミアムカード | 11,000円 |
| 年20回以上 | アメックス・プラチナ | 165,000円(他特典含む) |
年5回以上利用する方は、楽天プレミアムカードが圧倒的にお得。直接入会のプレステージプランと同等の無制限サービスが7分の1の値段。
プライオリティ・パス使用時の失敗事例
失敗1: ラウンジが満員で入れない
人気のラウンジは満員で入室制限されることがあります。主要空港では複数のラウンジをチェックしておき、第2・第3候補を用意しておくこと。
失敗2: 物理カード忘れ
物理カードを忘れてラウンジで入室拒否される場合あり。アプリのデジタルカードも受付可能な場合が多いので、両方の準備を推奨。
失敗3: 同伴者の追加料金
楽天プレミアムなどでも、本会員以外は同伴料金がかかります。家族で使うなら家族カード発行または家族全員分のプライオリティ・パス発行を。
失敗4: 有効期限切れ
プライオリティ・パス有効期限を確認しないまま長期間放置するケース。カードの有効期限とプライオリティ・パスは別管理です。
失敗5: 対象外ラウンジだった
プライオリティ・パスのサイトでは利用できるはずのラウンジが、実際には対象外になっている場合も。事前にアプリで最新情報確認が重要。
プライオリティ・パスのメリット・デメリット
メリット
- 世界1,500以上のラウンジが使える
- 食事・アルコール・Wi-Fiが原則無料
- 長時間乗継の疲労軽減
- 空港内カフェより快適で経済的
- 仕事スペースとしても活用可能
デメリット
- 直接入会は高額
- 付帯カード契約が必要
- 人気空港では満員で入れないことも
- 同伴者は追加料金
- 日本国内対応ラウンジは限定的
プライオリティ・パスと他のラウンジ権利の比較
| ラウンジ権利 | 料金 | 対象 |
|---|---|---|
| プライオリティ・パス プレステージ | $469(約70,000円) | 世界1,500空港・無制限 |
| 楽天プレミアムカード | 11,000円 | 世界1,500空港・プレステージ相当 |
| アメックス・プラチナ | 165,000円 | プライオリティ・パス+センチュリオンラウンジ |
| エポスゴールド | 5,000円(条件付無料) | 日本国内空港のカードラウンジのみ |
| 三井住友ゴールド(NL) | 5,500円(条件付無料) | 日本国内+ハワイ |
プライオリティ・パスを最安で取得する方法
推奨ルート:楽天プレミアムカード
- 楽天プレミアムカードを発行(年会費11,000円)
- マイページからプライオリティ・パス申込
- 物理カード郵送(約2〜3週間)
- 以降、世界の対応ラウンジを利用可能
年間の実質コスト
年会費11,000円で、海外ラウンジ5〜10回使えば1回あたり1,000〜2,000円。空港内カフェ(1,500〜3,000円)やゴールドカードの有料ラウンジ(2,500〜3,500円)より断然お得です。
プライオリティ・パスで海外ラウンジを使いつつ、エポスカードで海外旅行保険を確保するのが海外旅行好きの王道戦略。
- プライオリティ・パス: 楽天プレミアムカード(年11,000円)で取得
- 海外旅行保険: エポスカード(年会費永年無料)で確保
エポスカードの年会費無料で、疾病治療270万円・傷害治療200万円・携行品20万円・賠償責任3,000万円の海外旅行保険が付帯します。
適用条件: 日本出国後に、旅行代金または公共交通乗用具(電車・バス・タクシー等)の料金をエポスカードで決済すること。2023年10月1日以降、自動付帯ではなく利用付帯に変更されています。
海外ラウンジで優雅に過ごしても、現地で病気・ケガがあれば旅は台無し。プライオリティ・パス(快適性)+ エポスカード(安心)の組合せが、海外旅行族のベストプラクティスです。
※ キャンペーン内容は時期により変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. プライオリティ・パスとは?
世界150ヶ国・1,500以上の空港ラウンジが利用できる会員制サービス。海外乗継時のラウンジ利用が可能で、食事・Wi-Fi・シャワー等が使えます。
Q2. 最安で取得する方法は?
楽天プレミアムカード(年11,000円)が付帯特典としてプレステージ相当(無制限利用)のプライオリティ・パスを提供。直接入会の年$469より大幅に安い。
Q3. 日本国内でも使える?
日本国内のプライオリティ・パス対応ラウンジは限定的。成田空港T.E.I Lounge、関西国際空港のKIX Airport Lounge等。国内はゴールドカードのカードラウンジで十分。
Q4. 家族でも使える?
家族カード会員も別途プライオリティ・パスを発行可能(楽天プレミアムの場合)。または同伴者料金(通常$32)を支払って入室することも。
Q5. ラウンジで食事は無料?
多くのラウンジでビュッフェ形式の食事が無料。一部のレストラン併用ラウンジでは$28〜$35のクレジット提供で食事できるフォーマットも。
Q6. 滞在時間に制限はある?
多くのラウンジで3時間までの利用制限があります。長時間乗継でも3時間ごとに更新できるラウンジもあるので確認を。
Q7. 満員で入れないことがある?
人気ラウンジは満員で入室拒否されることがあります。複数の候補ラウンジを事前に確認しておくのが安全。
Q8. アプリだけで利用できる?
多くのラウンジでアプリ版(デジタルカード)で入室可能ですが、一部のラウンジでは物理カードが必要。両方の準備を推奨。
Q9. 楽天プレミアムの利用回数制限は?
2025年以降、楽天プレミアムカード付帯のプライオリティ・パスに利用回数制限が導入された時期もありました。最新の規約を公式サイトで確認してください。
Q10. 海外旅行保険もついてくる?
プライオリティ・パス自体に保険はありません。別途カード付帯の海外旅行保険(エポスカード等)の準備が必要です。
まとめ:プライオリティ・パスの3原則
- 楽天プレミアムカード(年11,000円)で取得が最安— 直接入会のプレステージ相当を7分の1の価格で
- 年5回以上海外ラウンジを使うならペイ— 空港内カフェより経済的
- 海外旅行保険はエポスカードで別途確保— 快適+安心の両立
プライオリティ・パスで海外ラウンジを快適に使いつつ、エポスカードで海外旅行保険を年会費0円で確保するのが海外旅行族の王道。エポスカードの無料発行から始めてください。
関連記事:
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・海外旅行クレジットカード完全ガイド
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・海外旅行保険は本当に必要?



プライオリティ・パスの話に入る前に、海外旅行者に知ってほしい重要事実があります。ラウンジで優雅に過ごしても、現地での病気・ケガ・盗難・荷物破損に備える保険がなければ、旅先での万が一で大損害を被ります。
エポスカードなら年会費永年無料で海外旅行保険が付帯します。
空港までの電車代や旅行代金をエポスカードで支払うだけで、最高3,000万円の補償が自動適用(利用付帯)。医療費270万円・携行品20万円・賠償責任3,000万円まで幅広くカバー。プライオリティ・パスに加えて、エポスカードで海外旅行保険を確保するのが王道です。
※ 2023年10月から「利用付帯」に変更(旅行代金・公共交通機関料金のカード決済が条件)