世界のコンセント形状はA〜Oタイプまで15種類あり、国ごとに異なります。日本はAタイプ(100V)ですが、米国はAタイプ(120V)、欧州はCタイプ(230V)、英国はGタイプ(230V)、豪州はIタイプ(230V)——スマホ・PC・ドライヤーを持って行くなら、渡航先のコンセント形状と電圧を事前に把握しておく必要があります。
このページでは、世界のコンセントタイプ15種類・主要60ヶ国の対応表・変換プラグの選び方・電圧対応の確認方法を完全解説します。
では、世界のコンセントタイプを見ていきます。
目次
【結論・早見表】世界のコンセント主要8タイプ
| タイプ | 形状特徴 | 主な使用国 | 電圧 |
|---|---|---|---|
| Aタイプ | 平行な平型2本 | 日本、米国、カナダ、台湾、メキシコ | 日本100V / 米国120V |
| Bタイプ | Aタイプ+丸いアース | 米国、カナダ(業務用) | 120V |
| Cタイプ | 丸い2本ピン | 欧州、アジア広域 | 220〜240V |
| SEタイプ | Cタイプ+アース | 欧州大陸 | 220〜240V |
| BFタイプ | 四角い3本 | 英国、シンガポール、香港、マレーシア | 230〜240V |
| Oタイプ | 三角形斜め3本 | オーストラリア、NZ、中国 | 220〜240V |
| Iタイプ | 斜め2本+垂直アース | オーストラリア、NZ、中国、アルゼンチン | 220〜240V |
| Bタイプ(中国式) | 中国標準 | 中国 | 220V |
日本のAタイプがそのまま使える国は米国・カナダ・台湾・フィリピン・ベトナム(一部)程度。大半の国では変換プラグが必要です。
国別コンセント対応早見表
アジア
| 国 | タイプ | 電圧 | 変換プラグ要否 |
|---|---|---|---|
| 日本 | A | 100V | 不要(基準) |
| 韓国 | C / SE | 220V | 必要 |
| 中国 | A / I / O | 220V | 不要〜必要 |
| 台湾 | A | 110V | 不要 |
| 香港 | BF | 220V | 必要 |
| シンガポール | BF | 230V | 必要 |
| マレーシア | BF | 240V | 必要 |
| タイ | A / C / BF | 220V | 不要〜必要 |
| ベトナム | A / C | 220V | 不要〜必要 |
| インドネシア | C / SE | 220V | 必要 |
| フィリピン | A / B | 220V | 不要〜必要 |
| インド | BF / C / D | 230V | 必要 |
ヨーロッパ
| 国 | タイプ | 電圧 |
|---|---|---|
| フランス | C / SE | 230V |
| ドイツ | C / SE | 230V |
| イタリア | C / L | 230V |
| スペイン | C / SE | 230V |
| イギリス | BF | 230V |
| アイルランド | BF | 230V |
| スイス | J | 230V |
| オランダ | C / SE | 230V |
| ベルギー | C / E | 230V |
| 北欧5カ国 | C / SE | 230V |
| ポルトガル | C / SE | 230V |
| ギリシャ | C / SE | 230V |
北米・中南米
| 国 | タイプ | 電圧 |
|---|---|---|
| アメリカ | A / B | 120V |
| カナダ | A / B | 120V |
| ハワイ | A / B | 120V |
| グアム | A / B | 110V |
| メキシコ | A / B | 120V |
| ブラジル | C / N | 110V / 220V |
| アルゼンチン | C / I | 220V |
| ペルー | A / C | 220V |
オセアニア・中東・アフリカ
| 国 | タイプ | 電圧 |
|---|---|---|
| オーストラリア | I | 230V |
| ニュージーランド | I | 230V |
| UAE(ドバイ) | BF | 220V |
| トルコ | C / SE | 230V |
| エジプト | C / SE | 220V |
| 南アフリカ | M / C | 230V |
| モロッコ | C / SE | 220V |
電圧の違いと「マルチボルト」対応
日本電圧100Vの特殊性
日本は100Vですが、世界の主流は220〜240V。米国・カナダは110〜120Vで、日本と似ているが微妙に違う。電圧の違いで家電が焼損するトラブルが多発します。
マルチボルト対応機器かを確認
家電の電源アダプタに「100V〜240V」と記載があれば、全世界で使用可能。これを「マルチボルト対応」と呼びます。
主な家電のマルチボルト対応状況
| 家電 | マルチボルト対応 | 備考 |
|---|---|---|
| iPhone・iPad 充電器 | ◎ 対応 | 全て100-240V |
| ノートPC(Mac/Windows) | ◎ 対応 | ACアダプタで要確認 |
| デジカメ充電器 | ○ 大半対応 | 要確認 |
| 電動髭剃り(シェーバー) | ○ 多くは対応 | 要確認 |
| モバイルバッテリー充電 | ◎ 対応 | USB充電は基本OK |
| ドライヤー | × 多くは非対応 | 日本専用が大半・要変圧器 |
| ヘアアイロン | × 非対応が多い | 海外用を購入 |
| 炊飯器 | × 非対応 | 海外で使用不可 |
| 電子レンジ | × 非対応 | 海外で使用不可 |
電圧確認の方法
ACアダプタの表記を見る
各家電・充電器のACアダプタ(四角い箱型部分)または本体に、以下のような表記があります:
- INPUT: 100-240V 50/60Hz → マルチボルト対応・世界中で使用可
- INPUT: 100V 50/60Hz → 日本専用・海外では変圧器必要
- INPUT: 220-240V → 海外専用・日本では使用不可
確認の場所
- ACアダプタの小さな文字の表記
- 本体の裏・底面のラベル
- 取扱説明書
- メーカー公式Web
変換プラグの選び方
1カ国専用プラグ
渡航先が決まっている場合、その国用のプラグ単品が最安(100均でも入手可)。
| プラグ種類 | 価格 |
|---|---|
| Cタイプ(欧州用) | 100円〜500円 |
| BFタイプ(英国・シンガポール等) | 100円〜500円 |
| Oタイプ(豪州・NZ等) | 100円〜500円 |
マルチ変換プラグ(全世界対応)
A/B/C/BF/Oタイプが1つで対応するマルチ変換プラグは1,500〜3,000円。複数国を回る旅行や頻繁な海外渡航者に最適。
おすすめブランド
- カシムラ(日本メーカー・信頼性高)
- サンワサプライ(日本メーカー)
- Anker(USBポート付きで多機能)
変圧器が必要な場合
変圧器とは
電圧を変換する装置。日本の100V機器を海外の220Vで使うには、220Vを100Vに下げる変圧器が必要。
変圧器が必要なケース
- 日本専用のドライヤー(1200W以上)
- ヘアアイロン(200W以上)
- 小型炊飯器
- 電子機器の古い機種(マルチボルト非対応)
変圧器の選び方
| 使用機器 | 必要W数 | 価格帯 |
|---|---|---|
| スマホ充電(非対応) | 〜200W | 3,000〜5,000円 |
| ドライヤー(1200W) | 〜1500W | 8,000〜15,000円 |
| 炊飯器(800W) | 〜1000W | 7,000〜12,000円 |
| 複数機器同時 | 〜2000W | 15,000円以上 |
変圧器が不要なケース
- マルチボルト対応機器(iPhone・PC等)
- 海外対応のドライヤー・ヘアアイロン購入
- 現地でホテルのドライヤーを使う
よくある失敗と対策
失敗1: 電圧を確認せず家電を焼損
日本のドライヤーをそのまま220Vに挿して焼損・発火。変圧器または海外対応機が必須。
失敗2: 変換プラグだけで十分と勘違い
変換プラグは形状を変えるだけで電圧は変わらない。マルチボルト対応でない家電は変圧器必要。
失敗3: ホテルに変換プラグがあると思い込む
多くのホテルで変換プラグは貸出なしまたは売り切れ。自分で用意する。
失敗4: USBポートだけに頼る
一部ホテルにUSBポートがあるが、全室完備とは限らない。予備のプラグ準備を。
失敗5: 100均プラグの品質問題
100均のプラグは安いが耐久性・安全性に不安。長期滞在や重要機器なら、カシムラ・サンワサプライ等の日本メーカー製を。
持参すべき変換アイテム
短期旅行(1〜2ヶ国)
- 渡航国に合った変換プラグ1〜2個
- USB充電器(複数ポート)
- モバイルバッテリー
中期・複数国旅行
- マルチ変換プラグ1個
- USB充電器(複数ポート)
- 変換プラグ予備1個
長期留学・ワーホリ
- マルチ変換プラグ + 単品プラグ
- 現地の電器店で追加購入も選択肢
- ドライヤー・ヘアアイロンは現地購入
USB充電器の活用
多機能USB充電器が便利
Anker・RAVPower等のPD対応USB充電器(5,000〜8,000円)は、マルチボルト対応・USB-C/A 4〜6ポートで、スマホ・タブレット・PC同時充電可能。1つで海外対応・複数端末ができる優秀アイテム。
USBコンセントタップ
コンセント1口からUSB 4ポート + AC 2口に分岐するUSBコンセントタップ(2,000円前後)は、ホテル部屋のコンセント不足を解消。
モバイルバッテリーの活用
長時間の外出・飛行機内ではモバイルバッテリーが必須。10,000mAh以上のもので5,000円前後。
機内持ち込みルール
- 160Wh以下は機内持ち込みOK
- 160〜300Whは航空会社の事前承認必要
- 300Wh超は持込不可
- 預け入れ荷物は不可(発火リスク)
海外で電気トラブルに遭ったら
家電が焼損・発煙
- 即コンセントから抜く
- ホテルに報告(備品破損の可能性)
- ケガがあればエポス保険の医療費・賠償責任で対応
ショートで停電
- ブレーカーを上げる
- ホテルに連絡(自分で復旧困難)
感電・火傷
- 即病院へ
- エポス保険の傷害治療費用でカバー可能
海外での電気事故(ドライヤー焼損・火傷・ホテル備品破損等)は意外と多いトラブル。エポスカードの海外旅行保険なら、こうしたリスクに備えられます。
- 年会費永年無料(コスト0円で維持)
- 傷害治療 200万円(火傷・感電ケガ)
- 賠償責任 3,000万円(ホテル備品破損・火災責任)
- 携行品損害 20万円(自分の家電焼損)
- 疾病治療 270万円(体調不良時)
- 救援者費用 100万円
適用条件: 日本出国後に、旅行代金または公共交通乗用具(電車・バス・タクシー等)の料金をエポスカードで決済すること。2023年10月1日以降、自動付帯ではなく利用付帯に変更されています。
電圧違いでホテルのコンセントを破損→賠償請求や、焼損による火災でホテル備品を弁償といったトラブルはよく発生します。エポスカードの賠償責任3,000万円があれば、万が一の時の経済的ダメージを最小化できます。
※ キャンペーン内容は時期により変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 海外のコンセントは何タイプがある?
世界でA〜Oまで15種類のコンセント形状があります。主要はA(日本・米国)・C(欧州)・BF(英国)・O/I(豪州)の4種類。
Q2. iPhone充電器は海外でそのまま使える?
iPhoneの充電アダプタはマルチボルト対応(100-240V)なので、変換プラグさえあればそのまま使用可。変圧器は不要です。
Q3. 変換プラグと変圧器の違いは?
変換プラグは形状を変えるだけ(電圧は変わらない)、変圧器は電圧を変える装置。マルチボルト非対応機器は変圧器が必要。
Q4. 全世界対応のマルチ変換プラグは?
カシムラ・サンワサプライ等の日本メーカー製で1,500〜3,000円。A/B/C/BF/Oタイプ全対応の製品が便利。
Q5. ドライヤーは海外で使える?
日本専用ドライヤー(100V)は変圧器なしでは使えません。海外対応ドライヤー(マルチボルト)を購入するか、ホテルのドライヤーを使用するのが無難。
Q6. USB充電だけで足りる?
スマホ・タブレット・PCならUSB充電のみで大半OK。PD対応USB充電器1個で複数端末充電可能。コンセント問題を大幅軽減。
Q7. モバイルバッテリーは預け入れ荷物に入れていい?
いいえ、機内持ち込みのみ可(預け入れは発火リスクで禁止)。160Whまで制限なし、160〜300Whは事前承認必要。
Q8. 海外で家電が焼損したら?
自分の家電ならエポス携行品補償20万円で対応可能。ホテル備品(コンセント等)を壊したら賠償責任3,000万円で補償。
Q9. 100均の変換プラグは大丈夫?
短期旅行ならOKですが、長期・大容量家電には不向き。安全性・耐久性ではカシムラ等の日本メーカー製がおすすめ。
Q10. 電圧表記の見方は?
ACアダプタに「INPUT: 100-240V」の表記があればマルチボルト対応。「INPUT: 100V」のみなら日本専用で変圧器必要。
まとめ:海外コンセント対策の3原則
- 渡航先のコンセントタイプを事前確認— 変換プラグを必要数用意
- 家電のマルチボルト対応を確認— INPUT表記で判断
- エポスカードで電気事故リスクに備える— 傷害治療・賠償責任で万が一に対応
海外コンセント対策は事前準備が8割。エポスカードで万が一の電気事故・ホテル備品破損リスクにも備えられます。エポスカードの無料発行から旅行準備を始めてください。
関連記事:
・海外コンセントの基本と対応
・海外変換プラグの選び方
・海外変圧器の選び方
・海外旅行保険は本当に必要?



コンセント対応の話に入る前に、重要事実があります。電圧の違いでドライヤー・ヘアアイロン・炊飯器などが焼損・発火するトラブルが頻発。ホテル火災や火傷による医療費が発生するケースもあります。
エポスカードなら年会費永年無料で海外旅行保険が付帯し、火傷・やけどの治療費や賠償責任(ホテル備品破損)をカバーできます。
空港までの電車代や旅行代金をエポスカードで支払うだけで、最高3,000万円の補償が自動適用(利用付帯)。医療費270万円・携行品20万円・賠償責任3,000万円まで幅広くカバー。
※ 2023年10月から「利用付帯」に変更(旅行代金・公共交通機関料金のカード決済が条件)