海外旅行中に体調を崩したとき、現地の病院の探し方・受診方法を知っていれば迅速に対応できます。日本の救急車は無料ですが、海外では救急車だけで3〜10万円、入院すれば50〜500万円の医療費がかかる国も。正しい病院探しと支払い方法を知らないと、受診を躊躇って症状が悪化したり、高額請求で困惑したりします。
このページでは、海外での病院探し方・受診手順・キャッシュレス治療の仕組み・国別の医療事情・保険活用を完全解説します。
では、海外での病院の探し方と受診手順を見ていきます。
目次
【結論・早見表】体調不良時の対応5ステップ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. 症状の判断 | 軽度か重度か・自然回復か受診必要かを判断 |
| 2. 保険会社に電話 | エポスカード等の24時間デスクで病院紹介を受ける |
| 3. 提携病院へ移動 | タクシー・配車アプリ・重症なら救急車 |
| 4. 受診・治療 | 保険証明書の提示・キャッシュレス治療 |
| 5. 帰国後の手続き | 書類提出・保険金請求 |
ポイントは「保険会社のデスクに先に電話する」こと。自分で病院を探すより、保険会社が日本語対応できる提携病院に案内してくれる方が圧倒的に早く・正確です。
海外で病院を探す3つの方法
1. 海外旅行保険のデスクに電話(最推奨)
エポスカード等の海外旅行保険には24時間日本語対応のサポートデスクがあります。症状を伝えれば、近くの提携病院を紹介してくれます。
- 提携病院はキャッシュレス治療対応(自己負担なし)
- 日本語通訳が手配される場合も
- 病院への予約・手配もしてくれる
- 救急車手配も依頼可能
2. 日本大使館・領事館のリストを参照
日本大使館のWebサイトには、「邦人が多く利用する病院リスト」が掲載されています。日本語対応可能な病院が含まれるため、旅行前に確認しておくのが安心。
3. ホテルのコンシェルジュ・フロント
宿泊先のホテルに相談すれば、近くの信頼できる病院を教えてくれます。特に高級ホテルは医療ネットワークが充実。
症状別の対応判断
軽度(自然回復の可能性)
- 軽い頭痛
- 軽度の下痢(1〜2回)
- 時差ボケによる倦怠感
- 軽い擦り傷
- 日焼け
対処: 水分補給・休養・市販薬で様子見。24時間以内に改善しなければ受診検討。
中度(要受診)
- 38度以上の発熱が24時間続く
- 激しい下痢(1日5回以上)・嘔吐
- 明らかな外傷(縫合が必要そう)
- 食中毒の疑い
- 動物咬傷(狂犬病リスク)
対処: 保険デスクに電話して病院受診。翌日を待たずにその日のうちに。
重度(救急対応)
- 胸痛・呼吸困難
- 意識障害・失神
- 激しい腹痛
- 大量出血
- 骨折疑いの激しい痛み
- アレルギー反応(呼吸困難・顔面腫脹)
対処: 即救急車。保険デスクへの連絡は救急搬送後でOK。
国別の救急番号
| 国 | 救急番号 | 警察 |
|---|---|---|
| アメリカ・カナダ | 911 | 911 |
| イギリス | 999 または 112 | 999 |
| EU圏 | 112(共通) | 112 |
| オーストラリア | 000 | 000 |
| ニュージーランド | 111 | 111 |
| 韓国 | 119 | 112 |
| 台湾 | 119 | 110 |
| 中国 | 120 | 110 |
| タイ | 1669 | 191 |
| シンガポール | 995 | 999 |
| 香港 | 999 | 999 |
| UAE(ドバイ) | 998 | 999 |
緊急時の救急番号はスマホの連絡先に保存しておくと安心。
海外での受診手順
ステップ1: 保険デスクに電話
エポスカードの海外旅行保険デスク(24時間日本語対応)に電話。症状を説明して近くの提携病院を紹介してもらう。
ステップ2: 病院へ移動
タクシー・配車アプリ(Uber/Grab等)・救急車のいずれかで病院へ。保険デスクが手配してくれる場合も。
ステップ3: 受付で保険証明書提示
受付で「海外旅行保険」「キャッシュレス治療」を利用する旨を伝え、保険証明書(保険会社から提供されるPDF)を提示。
ステップ4: 診察・治療
医師の診察を受け、必要な治療・処方を受ける。診断書・処方箋・領収書は必ず受け取る。
ステップ5: 支払い
キャッシュレス治療対応ならその場での支払いなし(保険会社が病院に直接支払い)。非提携病院では一旦自己負担し、帰国後に保険金請求。
キャッシュレス治療のメリット
キャッシュレス治療とは
海外旅行保険会社と提携している現地病院で、患者が治療費を立て替える必要がない仕組み。病院から保険会社に直接請求されます。
メリット
- 高額な立て替えが不要(数百万円の医療費も自己負担なし)
- 英語・現地語が苦手でも日本語通訳が手配される
- 保険会社が治療内容を確認してくれる
- 帰国後の書類手続きが簡素化
エポスカード提携病院の例
世界主要都市にエポスカード保険の提携病院があり、24時間日本語対応が可能な場合も。渡航前に提携病院リストを確認しておくのがおすすめ。
非提携病院での受診
自己負担後の請求手順
キャッシュレス治療の提携病院がない地域では、以下の手順で。
- 病院で受診・治療を受ける
- 治療費をクレジットカード・現金で全額自己負担
- 診断書・処方箋・領収書を受け取る
- 帰国後、保険会社に書類一式を提出
- 審査後に保険金が振り込まれる(2〜4週間)
クレジットカードでの支払い
海外病院の支払いはクレジットカード可のケースが多い。エポスカードの利用限度額を海外で高額医療費に備えて引き上げておくと安心。
医療英会話の基本フレーズ
受付で使うフレーズ
- I’d like to see a doctor.(医師に診てもらいたいです)
- I have travel insurance.(海外旅行保険に入っています)
- Do you accept cashless treatment?(キャッシュレス治療に対応していますか)
- Is there a Japanese-speaking staff?(日本語スタッフはいますか)
症状を伝えるフレーズ
- I have a headache.(頭痛があります)
- I have a fever of 38 degrees.(38度の熱があります)
- I have stomachache and diarrhea.(腹痛と下痢があります)
- I twisted my ankle.(足首をひねりました)
- I’m allergic to …(〜にアレルギーがあります)
処方薬・会計のフレーズ
- Where can I fill this prescription?(この処方箋はどこで受け取れますか)
- I need a receipt and diagnostic certificate.(領収書と診断書が必要です)
- Can you write in English/Japanese?(英語/日本語で書いてもらえますか)
国別の医療事情
アメリカ
- 医療費世界最高水準
- 救急外来の受診料$300〜$500
- 入院費1日$1,000〜$5,000
- 大都市には日本語対応可能な病院あり
イギリス・EU圏
- NHS(英国)は観光客は基本自費
- EU圏は相互協定で他EU国民は無料(日本人は自費)
- 医療費は米国より安いが日本の2〜3倍
東南アジア
- 医療費は比較的安い(日本の1.5〜3倍)
- バンコク・シンガポールは医療水準高い
- ジャパニーズホスピタルがある都市も
中南米・アフリカ
- 医療水準は都市と地方で大きく異なる
- 高度医療は首都・大都市のみ
- 先進国よりは安価だが英語対応は限定
帰国後の保険金請求
必要書類
- 保険金請求書(カード会社から取り寄せ)
- 診断書(現地病院から受取)
- 領収書(全ての支払い分)
- 処方箋・処方薬の領収書
- パスポートコピー(出入国日の分かるページ)
- 航空券の搭乗記録(出入国日証明)
請求の流れ
- 帰国後、カード会社に連絡(電話または保険Webから)
- 請求書類を取り寄せ
- 必要書類を準備
- 郵送または電子提出
- 審査(2〜4週間)
- 指定口座に振込
キャッシュレス治療の場合
立て替え分がないので手続きは簡略化。診断書のみ提出する形が多い。
海外での医療費実例
| 症例 | 米国 | 欧州 | アジア |
|---|---|---|---|
| 発熱・ER受診 | $500〜$1,500 | €200〜€500 | 5,000〜3万円 |
| 胃腸炎・入院2日 | $5,000〜$15,000 | €1,500〜€4,000 | 5〜30万円 |
| 骨折治療 | $3,000〜$10,000 | €1,000〜€3,000 | 10〜50万円 |
| 盲腸手術・入院3日 | $30,000〜$80,000 | €8,000〜€20,000 | 30〜80万円 |
| 交通事故・入院1週間 | $50,000〜$200,000 | €20,000〜€60,000 | 80〜200万円 |
保険なしでこれらを自己負担するのは現実的ではありません。海外旅行保険は必須です。
病院選びの失敗事例
失敗1: 保険デスクに電話せず自分で選ぶ
非提携病院で受診し、高額な立て替え(50万円超)が発生。保険デスクに先に電話すれば提携病院を案内してくれたのに。
失敗2: 英語でのやりとりを諦めて帰国まで我慢
症状が悪化して帰国便に乗れなくなるケース。日本語対応病院や通訳付きサービスを活用すべき。
失敗3: 診断書・領収書を受け取らない
保険金請求に必要な書類がなく、後から全額自己負担に。必ず書類一式を受け取る。
失敗4: 市販薬で済ませて悪化
軽度と判断して市販薬で対応したら悪化し、帰国後に緊急手術。早めの受診が大事。
失敗5: 現地薬の服用ミス
現地薬の成分が日本で慣れたものと異なる場合がある。処方箋薬を選ぶ、または日本から持参した薬を優先。
旅行前の準備
出発前チェックリスト
- エポスカード等の海外旅行保険を確認
- 保険会社の緊急連絡先をスマホに保存
- 日本大使館の連絡先をメモ
- 提携病院リストを事前確認
- 救急番号(111等)を確認
- 常備薬の持参(整腸剤・鎮痛剤・風邪薬)
- 健康状態の申告(既往症・アレルギー等をメモ)
持参する常備薬
- 正露丸・ストッパ(下痢)
- バファリン・ロキソニン(頭痛・発熱)
- 風邪薬
- 絆創膏・消毒液
- 胃薬
- 酔い止め
- 処方薬(持病がある方)
海外病院を受診する場合、エポスカードの海外旅行保険が最大の味方。年会費永年無料で24時間日本語対応のサポートデスクが提携病院を案内し、キャッシュレス治療で自己負担なしの受診が可能です。
- 年会費永年無料(コスト0円で維持)
- 疾病治療 270万円(海外での病気・体調不良をカバー)
- 傷害治療 200万円(ケガの治療費)
- 携行品20万円・賠償責任3,000万円
- 救援者費用 100万円(家族の現地駆けつけ費)
- 24時間日本語サポート(病院紹介・通訳手配)
- キャッシュレス治療対応(提携病院で自己負担なし)
適用条件: 日本出国後に、旅行代金または公共交通乗用具(電車・バス・タクシー等)の料金をエポスカードで決済すること。2023年10月1日以降、自動付帯ではなく利用付帯に変更されています。
米国等の高額医療費国への渡航なら、楽天カード・JCB CARD Wとの3枚合算で疾病治療570万円まで確保可能。いずれも年会費無料なので維持コストなしで海外医療費リスクに備えられます。
※ キャンペーン内容は時期により変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 海外で病院を探すにはどうすれば?
第一選択は海外旅行保険の24時間サポートデスクに電話。エポスカード等の提携病院を紹介してくれます。第二選択は日本大使館の邦人利用病院リスト。
Q2. キャッシュレス治療とは?
保険会社の提携病院で治療費の立て替えが不要な仕組み。病院から保険会社に直接請求されるため、患者の支払いはゼロです。
Q3. 英語が話せないときは?
保険会社のサポートデスクに依頼すれば日本語通訳が手配されます。日本語対応可能な提携病院もあります。
Q4. 救急車を呼ぶ基準は?
意識障害・激しい胸痛・呼吸困難・大量出血・アレルギー反応等、重篤な症状なら迷わず救急車。保険デスクに連絡するより先に救急番号(米国911等)へ。
Q5. 救急車の料金は?
国・地域で大きく異なる。米国$500〜$2,000、欧州€100〜€500、アジア3〜5万円。日本のような無料ではない国がほとんど。
Q6. 海外旅行保険の請求にはいくら時間かかる?
キャッシュレス治療なら現地で完結。自己負担の場合は帰国後の書類提出から2〜4週間で振込。
Q7. 診断書はどうやってもらう?
受診時に「I need a medical certificate for insurance claim(保険請求用の診断書が必要)」と頼む。多くの病院で有料($30〜$100)で発行可能。
Q8. 持病があっても保険は使える?
多くのクレカ付帯保険は既往症の悪化は対象外。持病がある方はAIG損保の「持病カバープラン」等の別途契約を検討。
Q9. 現地薬は安全?
多くの国で信頼できる医療システムがありますが、処方箋薬を選ぶのが基本。薬局での市販薬も成分を確認(英語の薬品名)。日本から持参した常備薬が最も安心。
Q10. 帰国前に診断書をもらい忘れたら?
帰国後に現地病院に英文診断書の郵送依頼可能(有料・時間かかる)。帰国前に必ず受け取る習慣を。
まとめ:海外病院対応の3原則
- 保険デスクに電話して病院紹介を受ける— キャッシュレス治療で自己負担ゼロ
- 症状を正しく判断して早めに受診— 重度なら即救急車、中度なら当日受診
- エポスカードで医療費の保険を確保— 年会費0円で疾病270万円まで補償
海外で病気・ケガをした時の迅速な対応にはエポスカードの海外旅行保険が必須。エポスカードの無料発行で、安心の海外旅行準備を。
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海外病院の話に入る前に、海外旅行者に伝えたい重要事実があります。現地病院を受診すると医療費は日本の2〜5倍。保険なしでは高額請求が丸ごと自己負担になり、帰国後の生活設計が狂うレベルの支払いに。
エポスカードなら年会費永年無料で海外旅行保険が付帯し、キャッシュレス治療対応の提携病院で自己負担なしの受診が可能です。
空港までの電車代や旅行代金をエポスカードで支払うだけで、最高3,000万円の補償が自動適用(利用付帯)。医療費270万円・携行品20万円・賠償責任3,000万円まで幅広くカバー。
※ 2023年10月から「利用付帯」に変更(旅行代金・公共交通機関料金のカード決済が条件)