海外で水道水を直接飲める国は、意外と限られています。日本は世界でもトップレベルに水道水が安全な国で、日本人の「蛇口から水を飲む」習慣が海外でそのまま通用するのは、主に北欧・西欧・北米・オセアニアの先進国の一部のみ。間違って飲むと胃腸炎・下痢・細菌感染で旅行が台無しになります。
このページでは、主要50ヶ国の水道水が飲めるか飲めないかを一覧化し、飲んではいけない国での対処法、ミネラルウォーター購入のコツも解説します。
では、国別の水道水事情を見ていきます。
目次
【結論・早見表】水道水が飲める国・飲めない国
飲める国(そのまま蛇口から)
| 地域 | 国名 |
|---|---|
| 北欧 | フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド |
| 西欧 | スイス、オーストリア、ドイツ、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク |
| 南欧 | フランス(都市部)、イタリア(北部・トスカーナ等)、スペイン(都市部) |
| 英語圏 | イギリス、アイルランド、ニュージーランド、オーストラリア、カナダ、アメリカ(都市部) |
| アジア | 日本、シンガポール、台湾(一部)、韓国 |
飲めない国(ミネラルウォーター推奨)
| 地域 | 国名 |
|---|---|
| アジア | 中国、インド、インドネシア、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ(煮沸推奨)、フィリピン |
| 中東 | トルコ、エジプト、UAE(公式飲用可でもミネラル水推奨) |
| アフリカ | モロッコ、ケニア、エチオピア、南アフリカ(都市部以外) |
| 中南米 | メキシコ、ペルー、ブラジル、エクアドル、グアテマラ |
| 東欧 | ロシア、ウクライナ、ベラルーシ(都市部以外) |
ポイント: 「先進国だから安全」ではなく、上下水道のインフラ整備状況が判断基準。米国でも農村部・古い建物では要注意。
主要50ヶ国の水道水事情
アジア圏
| 国 | 飲用可否 | 備考 |
|---|---|---|
| 日本 | ◎ | 世界最高水準 |
| 韓国 | ○ | 都市部OK・ホテルではミネラル水推奨 |
| 台湾 | △ | 一部の高級ホテルのみ・基本は煮沸 |
| シンガポール | ◎ | NEWater等で安全 |
| 香港 | ○ | 煮沸なしで飲用可 |
| 中国 | × | ミネラル水必須 |
| タイ | × | ミネラル水・煮沸必須 |
| ベトナム | × | 氷も注意 |
| インドネシア | × | ミネラル水必須 |
| マレーシア | △ | クアラルンプール都市部は煮沸可 |
| フィリピン | × | ミネラル水必須 |
| インド | × | 最も注意が必要 |
北米・中南米
| 国 | 飲用可否 | 備考 |
|---|---|---|
| アメリカ(大都市) | ○ | NY・LA・シカゴ等はOK |
| アメリカ(地方) | △ | 井戸水の地域は要注意 |
| ハワイ | ◎ | 安全 |
| カナダ | ◎ | 高品質 |
| メキシコ | × | ミネラル水必須 |
| ブラジル | × | 大都市でも避ける |
| ペルー | × | 高地の胃腸炎リスク |
ヨーロッパ
| 国 | 飲用可否 | 備考 |
|---|---|---|
| スイス | ◎ | 公共の噴水も飲める(Alpine Water) |
| ドイツ | ◎ | 高品質 |
| フランス(パリ) | ○ | 飲める・好みによる |
| イタリア(北部) | ○ | ローマも含めOK・南部は要確認 |
| スペイン | ○ | 都市部OK・地方は要確認 |
| イギリス | ◎ | ロンドン水道水は安全 |
| オランダ | ◎ | 最高水準 |
| ベルギー | ◎ | 高品質 |
| 北欧5カ国 | ◎ | 世界最高水準 |
| ポルトガル | ○ | 都市部OK |
| ギリシャ | △ | アテネはOK、離島は要注意 |
| チェコ | ○ | プラハOK |
| ロシア | × | 都市部でもミネラル水推奨 |
| トルコ | × | ミネラル水必須 |
オセアニア・アフリカ・中東
| 国 | 飲用可否 | 備考 |
|---|---|---|
| オーストラリア | ◎ | 都市部・地方とも安全 |
| ニュージーランド | ◎ | 最高水準 |
| UAE(ドバイ) | △ | 公式OK・味の問題でミネラル水多い |
| エジプト | × | ミネラル水必須 |
| モロッコ | × | ミネラル水必須 |
| ケニア | × | 細菌リスク高 |
| 南アフリカ | △ | ケープタウンOK・地方は要確認 |
水道水を飲んではいけない国での対策
対策1: ミネラルウォーター購入
現地のスーパー・コンビニで1.5リットル50〜200円程度。日本より安いことも多い。「封が切れていない」ことを必ず確認。
対策2: 煮沸(5分以上)
電気ケトルで沸騰させ、5分以上煮沸。茶・コーヒー・カップ麺に使う分はこれで十分。
対策3: 浄水器・フィルター
LifeStraw等の携帯浄水器(2,000〜5,000円)を持参。細菌・原生動物を除去。アウトドア・長期滞在向け。
対策4: 氷にも注意
レストランの氷は水道水から作られる場合あり。「氷なし(No ice)」と注文するか、高級ホテルのアイスマシンを利用。
対策5: 生野菜・フルーツ
水道水で洗った生野菜・カットフルーツも感染源。加熱調理された料理、皮を剥けるフルーツ(バナナ・オレンジ等)を選ぶ。
水道水トラブルの症状と対処
典型的な症状
- 腹痛・下痢(1〜3日後)
- 吐き気・嘔吐
- 発熱
- 脱水症状
- 倦怠感
対処法
- 水分補給: ミネラル水・スポーツドリンク(経口補水液がベスト)
- 食事を控える: 1〜2日は固形物を避け消化の良いものを少量
- 整腸薬: 日本から持参した正露丸・ストッパ等
- 症状が重い場合は病院へ: 発熱・血便・脱水症状が続けば即受診
海外旅行保険の活用
水道水由来の胃腸炎・細菌感染は海外旅行保険の疾病治療でカバーされます。症状が重く現地病院を受診する場合、エポスカード等の保険を使えば自己負担なし(キャッシュレス治療対応病院)。
ミネラルウォーター選びのコツ
国・地域別の代表ブランド
| 国・地域 | 代表ミネラル水 | 価格帯 |
|---|---|---|
| 米国 | Dasani、Aquafina | $1〜$2 |
| 欧州 | Evian、Volvic、Perrier、Acqua Panna | €0.5〜€2 |
| タイ | Singha、Nestle Pure Life | 15〜30バーツ |
| ベトナム | La Vie、Aquafina | 5,000〜10,000ドン |
| 中国 | 农夫山泉(Nongfu Spring) | 2〜5元 |
| UAE | Masafi、Al Ain | AED 2〜5 |
購入時の注意
- ボトルのキャップ・シールが未開封であることを確認
- 路上販売の安価な水は詰替え水の可能性あり、避ける
- スーパー・コンビニ・ホテル売店等の信頼できる店舗で購入
- 炭酸水(Sparkling)と普通の水(Still)の表記を確認
日本の水道水が安全な理由
参考までに、日本の水道水はなぜ世界トップクラスなのかを解説。
- 水道法の厳しい水質基準(51項目)
- 塩素消毒の徹底
- 配水管の高品質メンテナンス
- 水源の管理(ダム・浄水場)
- 浄水処理技術の最先端
海外では、これと同等以上のインフラを持つ国は10カ国程度しかないのが実情です。
水道水リスクを踏まえた旅行準備
出発前の準備
- 行き先の水道水事情を確認(本記事の早見表)
- 整腸薬の持参(正露丸・ストッパ等)
- 海外旅行保険の加入(胃腸炎の治療費)
- 経口補水液パウダー(水に溶かすだけ)
- 携帯浄水器(長期・アウトドア向け)
現地到着後の行動
- ミネラル水の備蓄(1日2Lペース)
- 氷なし注文の練習
- 生野菜・フルーツを加熱料理中心に
- 歯磨きもミネラル水で(高リスク国)
水道水由来の胃腸炎・食中毒は、海外旅行で最も頻発するトラブルの一つ。症状が重く現地病院を受診すれば、東南アジアで3〜10万円、米国で30〜100万円の治療費が発生します。
エポスカードなら年会費永年無料で海外旅行保険が付帯し、胃腸炎等の疾病治療費を270万円までカバーします。
- 年会費永年無料(コスト0円で維持)
- 疾病治療 270万円(水道水由来の胃腸炎もカバー)
- 傷害治療 200万円・携行品20万円・賠償責任3,000万円
- 救援者費用 100万円(家族の現地駆けつけ費)
- キャッシュレス治療対応(提携病院で自己負担なし)
適用条件: 日本出国後に、旅行代金または公共交通乗用具(電車・バス・タクシー等)の料金をエポスカードで決済すること。2023年10月1日以降、自動付帯ではなく利用付帯に変更されています。
水道水の安全性が低い国(中国・東南アジア・中南米・中東・アフリカ等)への旅行では、保険未加入のリスクが特に大きい。エポスカードで年会費0円・疾病治療270万円を確保して、安心して旅行を楽しんでください。
※ キャンペーン内容は時期により変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 海外で水道水を飲める国はどこ?
北欧・西欧・北米・オセアニアの先進国の一部。日本、スイス、ドイツ、北欧5カ国、英国、豪州、NZ、シンガポール、カナダ、米国大都市等が該当します。
Q2. 台湾の水道水は飲める?
公式には飲用可能(塩素消毒済み)ですが、味の問題と配管の古さから煮沸またはミネラル水使用が推奨。高級ホテルは煮沸済みの水を提供していることも。
Q3. 米国の水道水は安全?
NY・LA・シカゴ等の大都市は安全。ただし農村部・古い建物・井戸水エリアは注意(米国CDCも警告)。旅行中はミネラル水を選ぶのが無難。
Q4. 氷は水道水から作られる?
レストランの氷は水道水から作られる場合があり、水道水が飲めない国では氷にも注意。「No ice」注文するか、高級ホテルのアイスマシンの氷を使用。
Q5. 水道水でうがい・歯磨きは大丈夫?
水道水リスクの高い国(インド・メキシコ等)では歯磨きもミネラル水が推奨。うがいも少量の飲み込みリスクあり。
Q6. 生野菜・カットフルーツは?
水道水で洗われた可能性があるため、リスク国では加熱料理・皮を剥けるフルーツを中心に。皮付きのまま食べる果物は避ける。
Q7. 浄水器は持参すべき?
アウトドア・長期滞在ならLifeStraw等の携帯浄水器(2,000〜5,000円)が有効。短期観光ならミネラル水購入の方が手軽。
Q8. 胃腸炎になったら?
まず水分補給(経口補水液)、食事を控える、整腸薬を飲む。発熱・血便・脱水症状が続けば即病院。海外旅行保険で治療費カバー可能。
Q9. ミネラル水の選び方は?
スーパー・コンビニ等の信頼できる店舗で購入、封が切れていないことを確認。路上販売の安価な水は詰替えの可能性あり避ける。
Q10. 水道水の胃腸炎は海外旅行保険の対象?
はい、疾病治療費用でカバーされます。エポスカード等のクレカ付帯保険なら年会費0円で270万円まで対応。キャッシュレス治療可能な提携病院もあります。
まとめ:海外水道水の3原則
- 先進国の一部のみ飲用可・大多数の国はNG— 事前に渡航先を確認
- ミネラル水・煮沸・氷注意の3点セット— 胃腸炎リスクを最小化
- エポスカードで医療費対策— 胃腸炎治療費270万円まで年会費0円
水道水のリスクを正しく理解して、エポスカードで万が一の医療費に備えるのが海外旅行の王道。エポスカードの無料発行から準備を始めてください。
関連記事:
・海外旅行保険は本当に必要?
・海外旅行の準備チェックリスト
・海外チップの相場完全ガイド
・海外旅行の必需品







海外水道水の話に入る前に、海外旅行者に伝えたい重要事実があります。水道水で胃腸炎・細菌感染・食中毒になると、現地での治療費が高額になるケースも。米国で入院すれば300〜500万円、欧州でも100〜200万円の請求が発生します。
エポスカードなら年会費永年無料で海外旅行保険が付帯します。
空港までの電車代や旅行代金をエポスカードで支払うだけで、最高3,000万円の補償が自動適用(利用付帯)。医療費270万円・携行品20万円・賠償責任3,000万円まで幅広くカバー。
※ 2023年10月から「利用付帯」に変更(旅行代金・公共交通機関料金のカード決済が条件)