海外旅行保険の比較は、損保会社 vs クレジットカード付帯の2軸でまず全体像を把握してから個別商品を見るのが正解です。損保は「医療費無制限プラン」など補償を極めることができますが、1週間で3,000〜8,000円かかります。一方クレカ付帯は年会費無料で疾病治療270万円まで確保でき、多くの旅行者にはこれで十分です。
このページは「損保 vs クレカ」「損保会社間」「クレカ間」の3つの比較を1ページに集約。保険料×補償額の真のコスパが数字で見えます。
では、損保 vs クレカ、損保5社比較、クレカ7枚比較を順に見ていきます。
目次
【結論】損保とクレカ付帯の総合比較マトリクス
まず全体像として、損保会社の保険とクレジットカード付帯保険の違いを比較します。
| 比較項目 | 損保会社の保険 | クレカ付帯保険 |
|---|---|---|
| コスト(1週間) | 3,000〜8,000円/人 | 年会費0円(無料カードの場合) |
| 疾病治療 | 500万円〜無制限 | 100〜300万円(無料カード) |
| 携行品損害 | 10〜50万円 | 20〜30万円 |
| 賠償責任 | 1,000万〜1億円 | 2,000万〜3,000万円 |
| 加入手続き | 都度申込・ネットで5分 | カード保有のみ(利用付帯条件) |
| 対応期間 | プラン次第・長期可 | 出国から90日まで |
| 持病カバー | プラン次第で可能 | 原則不可 |
| 危険アクティビティ | 特約で可 | 原則不可 |
| 家族対応 | 家族プランあり | 特約付きカードのみ |
総合的にはクレカ付帯でカバー→不足分を損保で補うのが最も経済的。米国長期・持病・危険アクティビティ等の特殊ケースのみ、損保メインで組み立ててください。
損保会社5社の海外旅行保険を比較
日本で加入できる主要な損保会社5社の海外旅行保険を、7日間・一人・基本プランで比較します。
保険料・補償額の一覧比較
| 保険会社 | プラン名 | 7日間保険料 | 疾病治療 | 携行品 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京海上日動 | たびとも | 約3,500円 | 500万円 | 10万円 | 業界最大手・信頼性 |
| 損保ジャパン | OFF!(オフ) | 約2,800円 | 500万円 | 15万円 | コスパ良好 |
| AIG損保 | 海外旅行保険 | 約3,200円 | 無制限プランあり | 10万円 | 米国長期向き |
| エイチ・エス損保 | たびともジェット | 約1,500円 | 300万円 | 10万円 | 業界最安 |
| ソニー損保 | 海外旅行保険 | 約2,200円 | 500万円 | 15万円 | オンライン完結 |
地域別のおすすめ損保
| 渡航先 | 推奨損保 | 理由 |
|---|---|---|
| アジア・オセアニア | エイチ・エス損保(たびともジェット) | 医療費が低い地域なら300万円プランで十分 |
| 欧州 | 損保ジャパン(OFF!) | 疾病500万円と携行品15万円のバランス |
| 米国・カナダ | AIG損保(無制限プラン) | 盲腸500万円等の高額医療費に対応 |
| 持病あり | AIG損保(持病カバープラン) | 高血圧・糖尿病等の慢性疾患もカバー |
| 留学・ワーホリ | AIG損保 留学プラン | 歯科・精神疾患までカバー |
クレジットカード付帯保険7枚の比較
年会費別にクレジットカードの海外旅行保険を並べます。
無料カード部門
| カード | 年会費 | 付帯種類 | 疾病治療 | 携行品 | 賠償責任 |
|---|---|---|---|---|---|
| エポスカード | 永年無料 | 利用付帯 | 270万円 | 20万円 | 3,000万円 |
| 楽天カード | 永年無料 | 利用付帯 | 200万円 | 20万円 | 3,000万円 |
| JCB CARD W | 永年無料 | 利用付帯 | 100万円 | 20万円 | 2,000万円 |
| リクルートカード | 永年無料 | 利用付帯 | 100万円 | 20万円 | 2,000万円 |
有料カード部門(2,000〜15,000円)
| カード | 年会費 | 付帯種類 | 疾病治療 | 携行品 | 家族特約 |
|---|---|---|---|---|---|
| セゾンブルー・アメックス | 2,200円(初年度無料) | 利用付帯 | 300万円 | 30万円 | あり |
| JCBゴールド | 11,000円 | 自動+利用 | 300万円 | 50万円 | あり |
| アメックス・グリーン | 13,200円 | 利用付帯 | 300万円 | 50万円 | あり |
損保 vs クレカの具体的な比較シミュレーション
シナリオ1: 夫婦2人でハワイ5泊7日
| 選択肢 | コスト | 補償(疾病) |
|---|---|---|
| 損保「東京海上たびとも」×2名 | 約7,000円 | 各500万円 |
| エポスカード×2枚(夫婦各自発行) | 0円 | 各270万円 |
| セゾンブルー・アメックス(家族特約) | 2,200円 | 300万円(家族にも適用) |
ハワイなら疾病270万円でも盲腸1回はカバー可能(約200万円)。エポス2枚持ち(0円)が最経済的です。
シナリオ2: 一人でニューヨーク10日間
| 選択肢 | コスト | 補償(疾病) |
|---|---|---|
| 損保「AIG損保 無制限プラン」 | 約7,000円 | 無制限 |
| エポス+楽天+JCB CARD W 3枚合算 | 0円 | 570万円 |
| エポス単独 | 0円 | 270万円 |
米国は盲腸500万円、重症疾患は1,000万円以上発生しうるため、損保無制限プランかクレカ3枚合算が推奨。クレカ3枚なら疾病570万円で米国の8割の症例カバー可能。
シナリオ3: 年5回以上海外出張する人
| 選択肢 | 年間コスト | 備考 |
|---|---|---|
| 損保毎回契約(7日×5回) | 約17,500円 | 都度手続き |
| 損保年間プラン(回数無制限) | 約12,000〜18,000円 | プラン次第 |
| エポスカード | 0円 | 出張ごとに利用付帯条件クリアするだけ |
頻繁に海外出張する方こそ、エポスカードで年間2万円近く節約できます。
保険料×補償額のコスパランキング
「1,000円の保険料で何万円の疾病治療補償が得られるか」でコスパを計算しました。数値が高いほどお得。
| 順位 | 選択肢 | 疾病/千円 | 補償額の獲得効率 |
|---|---|---|---|
| 1位 | エポスカード(無料) | ∞ | ★★★★★(無料) |
| 2位 | 楽天カード(無料) | ∞ | ★★★★★(無料) |
| 3位 | エイチ・エス損保 たびともジェット | 2,000 | ★★★★ |
| 4位 | ソニー損保 海外旅行保険 | 2,273 | ★★★★ |
| 5位 | 損保ジャパン OFF! | 1,786 | ★★★ |
| 6位 | 東京海上 たびとも | 1,429 | ★★★ |
| 7位 | JCBゴールド | 273 | ★★ |
| 8位 | アメックス・プラチナ | 61 | ★ |
補償内容の比較で見るべき6項目
保険料だけでなく、以下6項目をバランスよくチェックしてください。
- 疾病治療費用 — 米国なら500万円以上、アジア欧州なら200万円以上
- 傷害治療費用 — 上記と同等額が理想
- 携行品損害 — iPhone・カメラ保護で20万円以上
- 賠償責任 — ホテル破損・対人事故に3,000万円以上
- 救援者費用 — 家族の現地駆けつけ費用100万円以上
- 航空機寄託手荷物遅延・欠航補償 — ロストバゲージ等3万円以上
損保の自社比較表
損保5社のプランを補償金額・料金・サービスで並べます。
| 比較項目 | たびとも | OFF! | AIG | HS損保 | ソニー損保 |
|---|---|---|---|---|---|
| 保険料(7日間) | 約3,500円 | 約2,800円 | 約3,200円 | 約1,500円 | 約2,200円 |
| 疾病治療 | 500万円 | 500万円 | 無制限あり | 300万円 | 500万円 |
| 携行品損害 | 10万円 | 15万円 | 10万円 | 10万円 | 15万円 |
| キャッシュレス対応 | ◎ | ◎ | ◎(世界最大級) | ○ | ○ |
| 申込のしやすさ | Web | Web | Web | Web | Web |
| アプリの使いやすさ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
| 持病カバー | 特約 | 特約 | ◎プラン有 | 特約 | 特約 |
クレカ付帯保険の合算テクニック
複数のクレカの保険を合算できる点は、クレカ付帯ならではの裏ワザです。
合算可能な項目と不可な項目
| 項目 | 合算 |
|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 不可(最高額1枚分のみ) |
| 傷害治療費用 | 可能 |
| 疾病治療費用 | 可能 |
| 賠償責任 | 可能 |
| 携行品損害 | 可能 |
| 救援者費用 | 可能 |
年会費0円で最強の3枚組
エポス+楽天+JCB CARD Wなら疾病治療合計570万円。米国の8割の症例をカバーできる補償額を0円で確保できます。
損保とクレカを組み合わせるベストプラクティス
完璧な補償を目指すなら、以下の3パターンがあります。
パターン1: エポスカード単独(アジア・欧州の短期旅行)
疾病270万円・携行品20万円・賠償3,000万円で多くのケースをカバー。7日間の旅行で0円。
パターン2: エポス+楽天+JCB CARD Wの3枚合算
疾病570万円まで確保。0円で米国旅行もほぼカバー可能。
パターン3: エポス(主軸)+AIG損保(追加契約)
米国長期・持病・危険アクティビティ時の万全策。エポスで携行品・賠償責任を、AIGで疾病無制限を。
損保とクレカ7枚の比較結果、エポスカードが最もコスパの高い選択と判明しました。
- 年会費永年無料(損保と比較して年間5,000〜1万円節約)
- 疾病治療 270万円・傷害治療 200万円(年会費無料カード最高クラス)
- 携行品損害 20万円・賠償責任 3,000万円・救援者費用 100万円
- 海外事務手数料 1.63%(両替手数料も節約)
- マルイ店舗で即日発行
- 学生・主婦も発行可能
適用条件: 日本出国後に、旅行代金または公共交通乗用具(電車・バス・タクシー等)の料金をエポスカードで決済すること。2023年10月1日以降、自動付帯ではなく利用付帯に変更されています。
新規入会キャンペーンで2,000〜5,000円相当のポイントが貰える時期もあり、実質プラスで海外旅行保険が準備できる計算です。
※ キャンペーン内容は時期により変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 損保とクレカ付帯どちらがお得?
短期アジア・欧州ならクレカ付帯圧勝(0円)。米国長期なら損保との併用がおすすめ。コスパ重視ならクレカ、補償重視なら損保併用が原則です。
Q2. 損保会社で一番安いのは?
エイチ・エス損保の「たびともジェット」が業界最安で、7日間約1,500円・疾病300万円。コスパ重視ならこれが第一候補です。
Q3. 損保会社で一番補償が手厚いのは?
AIG損保の無制限プランが医療費無制限で最強。米国長期や高齢者の方におすすめ。7日間約7,000円。
Q4. クレカ付帯保険だけで米国旅行は不安?
エポスカード単独(270万円)は盲腸1回の金額。3枚合算(570万円)なら米国でも十分カバー可能です。心配なら損保を3,000〜5,000円で追加契約。
Q5. 家族旅行の場合の比較は?
損保の家族プラン(4人7日間約1.5万円)vs セゾンブルー・アメックスの家族特約(2,200円)。家族特約カードが圧倒的にお得です。
Q6. 持病がある場合の比較は?
クレカ付帯は持病カバー不可が多いためAIG損保の持病カバープランがほぼ一択。7日間で4,000〜6,000円程度。
Q7. 保険料を比較するときの注意点は?
保険料だけでなく補償額・対応地域・持病可否・キャッシュレス提携病院数をセットで比較してください。安い保険は補償が薄い傾向があります。
Q8. 複数のクレカを使えば損保不要?
多くのケースで損保不要です。エポス+楽天+JCB CARD Wの3枚合算で疾病570万円、携行品60万円、賠償8,000万円まで0円でカバー。米国長期と持病以外はこれで十分。
Q9. 損保とクレカの補償期間は違う?
損保はプラン期間を自由に設定可能(1日〜1年)、クレカ付帯は出国から90日まで固定。長期滞在は90日超えの期間を損保で契約。
Q10. 一番おすすめの組み合わせは?
短期旅行ならエポスカード単独(0円)、米国・家族・持病ならエポス+損保の組み合わせが最適解です。
まとめ:比較で分かった3つの真実
- エポスカード単独が最強コスパ — 年会費0円で疾病270万円、大半の旅行者には十分
- 3枚合算で損保超え — エポス+楽天+JCB CARD Wで疾病570万円を0円で
- 損保追加は特殊ケースのみ — 米国長期・持病・危険アクティビティ
海外旅行保険の比較の結論は「クレカ付帯をメインに、必要に応じて損保を追加」。まずはエポスカードの無料発行から始めてください。
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海外旅行保険を比較した結論は、年会費永年無料のエポスカードが総合コスパで圧勝です。損保5社・クレカ7枚を保険料×補償額で比較しても、「年会費0円で疾病270万円・携行品20万円・賠償3,000万円」を超えるコスパのプランは存在しません。
空港までの電車代や旅行代金をエポスカードで支払うだけで、最高3,000万円の補償が自動適用(利用付帯)。年3回以上海外旅行に行く方なら、損保契約よりも年間3〜6万円節約できます。
※ 2023年10月から「利用付帯」に変更(旅行代金・公共交通機関料金のカード決済が条件)