【2026年最新】機内持ち込みの液体ルール完全ガイド|100ml超OKな例外と化粧品の判定表

「機内に液体って、いくらまで持ち込めるの?」—— 出発前にこの不安、ありませんか。

結論から言うと、国際線は100ml以下の容器を1Lの透明袋にまとめるのが基本ルール。でも実はこのルール、「容器の表示容量」で判定されるので、150mlの化粧水に10ml残っていても没収されます。

この記事では、国内線・国際線の違い、100mlを超えても持ち込める15の例外、化粧品・飲み物・食品別の判定表まで、2026年時点の最新ルールを完全網羅しました。保安検査で失敗しないためのチェックリストとして使ってください。

目次

結論:国内線と国際線で液体ルールは全く違う

まず知っておくべきは、国内線と国際線で液体の扱いが全く違うということ。同じ容器が国内線ではOKでも国際線では没収されます。

国内線・国際線の液体ルール比較表

国内線国際線
1容器の上限0.5L(500ml)または0.5kg100ml以下
合計の上限2Lまたは2kg1L(透明袋の容量)
透明袋の指定なし必須(1人1袋)
袋のサイズ縦横合計40cm以内、マチなし
ペットボトル飲料持ち込みOK保安検査前はNG / 免税エリア購入分はOK
⚠️ 最大の誤解ポイント

100mlは「中身の量」ではなく「容器の表示容量」で判定されます。

150mlと書かれた容器に10mlしか入っていなくても、国際線では没収対象。「少しだけ入れて持っていこう」は通用しません。必ず100ml以下の表示がある容器に詰め替えてください。

そもそも「液体」とは何を指すの?

保安検査で液体扱いになるのは、以下のような物質です。

  • 液体:水、お茶、ジュース、化粧水、香水
  • ジェル:ヘアジェル、日焼け止めジェル
  • クリーム:ハンドクリーム、リキッドファンデ
  • ペースト状:歯磨き粉、練り香水、味噌
  • エアゾール(スプレー缶):制汗スプレー、整髪スプレー
  • 半液体状:ヨーグルト、プリン、ゼリー、ジャム

「液体じゃないと思っていたもの」が液体扱いになるのが落とし穴。ヨーグルトや歯磨き粉で没収される人がとても多いです。

なぜ100ml制限があるの?2006年の英国テロが起点

100mlルールは2006年8月に英国で発覚したテロ未遂事件がきっかけです。航空機内で液体爆薬を合成しようとしたテロ計画が発覚し、ICAO(国際民間航空機関)が加盟国に対して液体物の機内持ち込み制限のガイドラインを通知しました。

日本では2007年3月から国際線の液体規制が開始され、現在まで約20年間、このルールは世界共通で運用されています。

国際線の液体ルール:具体的な詰め方と失敗しないコツ

国際線での液体持ち込みには、3つの絶対ルールがあります。

ルール1:容器は100ml以下

  • 容器の表示容量で判定(中身の量ではない)
  • 100ml未満の容器に詰め替える必要がある場合は、トラベル用小分け容器を使う
  • ドラッグストアや100均で「トラベル用30ml/50ml/80ml」等の容器が購入可能

ルール2:透明な袋(1L以下)に入れる

  • 袋は縦横合計40cm以内、マチなし、ジッパー付き
  • 市販のジップロックMサイズ(20cm×18cm程度)が最適
  • ジップロックLサイズ(ガロン、26.5cm×27.3cm)はサイズオーバーでNG
  • 透明なら何でも良いわけではなく、再封可能なジッパー付きが必須

ルール3:1人1袋まで

  • 家族分をまとめて1袋に入れるとNG(全員分没収のリスク)
  • 子ども分も別袋で用意
  • 保安検査時は袋を手荷物から出してトレイに置く
? 没収されない詰め方のコツ
  1. 容器の表示容量を全てチェック(100ml表記があるか)
  2. ジップロックMサイズを用意(Lサイズは不可)
  3. 液漏れ対策にキャップをテープで固定
  4. 検査時に取り出しやすいよう手荷物の一番上に入れる
  5. 予備としてジップロックを2〜3枚持参(破損時用)

化粧品・洗面用具の液体判定表(女性必読)

「化粧品はどこから液体扱い?」という疑問が最も多いので、カテゴリ別に一覧化しました。

化粧品の液体・固体判定

アイテム判定機内持込
化粧水・乳液液体100ml以下+袋内
美容液・クリーム液体100ml以下+袋内
日焼け止め(液体・クリーム)液体100ml以下+袋内
日焼け止めスプレーエアゾール(液体扱い)100ml以下+袋内
リキッドファンデーション液体100ml以下+袋内
固形ファンデーション・パウダー固形制限なし
口紅(スティック)固形制限なし
リップグロス液体100ml以下+袋内
マスカラ液体100ml以下+袋内
アイライナー(リキッド)液体100ml以下+袋内
アイライナー(ペンシル)固形制限なし
香水(ボトル)液体100ml以下+袋内
練り香水液体扱い100ml以下+袋内
シャンプー・コンディショナー液体100ml以下+袋内
歯磨き粉ペースト=液体扱い100ml以下+袋内
制汗スプレーエアゾール100ml以下+袋内
ヘアジェル・ワックス(練り)液体扱い100ml以下+袋内
固形石鹸固形制限なし

よくある失敗:「固形だと思っていた液体」

  • 歯磨き粉:ペースト状=液体扱い。旅行用40g以下を買う or チューブごと袋内
  • マスカラ:液体扱い。普段使っているものを袋内に
  • 練り香水・練りワックス:固形に見えても液体判定
  • リップバーム(溶けるタイプ):クリーム状で判定されることあり

飲み物・食品の持ち込みルール

飲み物の持ち込み可否

飲み物国内線国際線(保安検査前)国際線(免税エリア)
ペットボトルの水・お茶OKNG(100ml超のため)OK(購入後)
缶ビール・缶コーヒーOKNG(100ml超)OK(購入後)
水筒(マイボトル)空ならOK空ならOK中身OK
ワイン・日本酒(お土産)機内はNG・預けOK機内はNG・預けOK免税店購入はOK(条件あり)
離乳食・ミルクOK乳幼児同伴なら例外OK

食品・お菓子の持ち込み可否

食品液体判定機内持込
おにぎり・サンドイッチ・パン固形OK
スナック菓子・チョコ・クッキー固形OK
ヨーグルト液体扱い100ml以下+袋内
プリン・ゼリー液体扱い100ml以下+袋内
ジャム・はちみつ液体扱い100ml以下+袋内
味噌・醤油液体扱い100ml以下+袋内
缶詰・瓶詰(シーチキン等)液体扱い100ml以下+袋内
カップ麺(乾燥)固形OK
レトルトカレー・パスタソース液体扱い100ml以下+袋内

お土産の味噌・ラー油・佃煮・はちみつなどは預け荷物に入れるのが鉄則。機内持ち込みだと没収されるうえ、100ml以下のサイズで売っていないことが多いです。

100ml超えでも持ち込める15の例外

実は、特定の条件を満たせば100mlを超えても機内に持ち込める液体があります。これを知らずに諦めている人が多いので、しっかり覚えておきましょう。

医療・健康系の例外

  1. 処方薬(液体):必要量OK。英文処方箋・診断書があると確実
  2. コンタクトレンズ保存液:医薬品扱いで100ml超OK
  3. 目薬:医薬品で例外
  4. インスリン・液体の注射薬:必要量OK
  5. 生理食塩水・洗眼液:医療用途で例外
  6. 液体栄養食・医療用経口補水液:診断書提示で例外

乳幼児同伴者の例外

  1. 赤ちゃんのミルク・粉ミルク用の水:飛行時間中に必要な量
  2. 離乳食・ベビーフード:乳幼児同伴なら必要量OK
  3. 母乳:保冷剤付きで持ち込みOK
  4. 乳幼児用の麦茶・果汁:必要量OK

その他の例外

  1. 免税店で購入した液体:STEBs(改ざん防止袋)密封+レシート入りなら機内持込OK
  2. ドライアイス:航空会社申告で2.5kgまで
  3. ジェル状カイロ:100ml以下なら袋内で持ち込み可
  4. 電子タバコのリキッド:液体扱い100ml以下(預け入れは不可)
  5. ペン型インク:通常量であれば可
⚠️ 医薬品を持ち込む時の注意

海外渡航で液体の薬を持ち込む場合は、英文の処方箋・診断書を医師に書いてもらうのが安全です。国によっては日本で合法の薬が規制対象になることもあるため、出発前に渡航先の医薬品ルールも必ず確認してください。

免税店購入品の取り扱い(乗り継ぎで没収されないために)

海外旅行で最も多いトラブルが免税店で買った酒・香水を乗り継ぎ地で没収されるケース。ルールをしっかり理解しておきましょう。

STEBs(改ざん防止袋)とは

免税店で液体を買うと、赤いラインの入った透明な袋(Security Tamper-Evident Bag = STEBs)に入れて密封されます。この袋は目的地まで絶対に開けないのが鉄則。

乗り継ぎで没収されるパターン

  • 出発地の免税店で酒を購入 → 袋を開けて荷物に入れ替える → 乗り継ぎ地の保安検査で没収
  • STEBs袋なしで液体を購入 → 乗り継ぎ地で没収
  • レシートを捨てた → STEBs袋の有効性が証明できず没収

乗り継ぎでも没収されない方法

  1. 免税店で購入時にSTEBs袋に入れてもらう(必ず伝える)
  2. レシートは袋の中か、見える場所に保管
  3. 最終目的地まで袋を絶対に開けない
  4. 乗り継ぎ時間が48時間以内(一部地域は36時間)であること。レシートの日付が48時間以内である必要があります

最も確実なのは、最終目的地で買う or 預け荷物に再パッキングすることです。

航空会社・国別の細かな違い

基本ルールは世界共通ですが、国や航空会社で微妙に違います。

主要航空会社の液体ルール

航空会社国内線国際線特記事項
ANA0.5L/0.5kg×合計2L/2kg100ml×合計1L袋医薬品・乳幼児食品は例外適用可
JAL0.5L/0.5kg×合計2L/2kg100ml×合計1L袋ANAとほぼ同じ
PeachANA/JALと同じ同左手荷物総重量7kg厳守
Jetstar同上同左LCCは手荷物全体のサイズ・重量に注意

国・地域別の特殊ルール

地域ルール注意点
アメリカ(TSA)3-1-1ルール(3.4oz=100ml、1 quart=約1L、1人1袋)内容は日本と同じ
EU基本100ml。アムステルダム・ベルリン・ローマ・ミラノ等はCT検査機導入により100ml超の液体持ち込みが可能に(2025年緩和)ロンドン(ヒースロー)は設備導入遅延で未緩和。乗り継ぎ地で再検査時は100ml制限適用のため実質変わらないことも
中国ライター・マッチは全面禁止2008年4月以降、中国発フライトはライター・マッチの機内持ち込み・預け入れともに不可
韓国(仁川・金浦)日本と同基準
タイ(バンコク)日本と同基準液体検査はやや厳しめ

実際にあった失敗談と対処法

Yahoo知恵袋やSNSから、よくある失敗パターンをまとめました。他人のミスから学ぶのが一番です。

失敗1:「160mlの化粧水、没収されました」

「100ml以下と思って入れたら160mlでした」という投稿が多数。必ず出発前に全容器の表示量を確認してください。

失敗2:「ジップロックLサイズで持参 → 全部没収」

Lサイズ(ガロン)は26.5cm×27.3cmでサイズオーバー。Mサイズ(縦横合計40cm以内)を使ってください。

失敗3:「免税店の酒を成田乗り継ぎで没収」

香港→成田→ニューヨークのルートで、香港で買った酒を成田の乗り継ぎ時に没収。乗り継ぎ地のルールを事前に確認、不安なら最終目的地で買いましょう。

失敗4:「スーツケースで化粧水が液漏れ、衣類全損」

スーツケース内の化粧水が破損して衣類が全滅。キャップをテープで固定+ジップロックで二重梱包が基本。もし破損した場合、海外旅行保険の携行品損害補償で衣類の買い直しがカバーされます。

失敗5:「歯磨き粉150gを持ち込んで没収」

通常サイズの歯磨き粉は100gを超えることが多いです。旅行用40g以下のミニサイズを買うか、預け荷物に入れましょう。

液体ルールだけじゃない、海外旅行の不安を解消する方法

液体ルールを守っても、海外旅行にはさまざまなトラブルが潜んでいます。ロストバゲージ、スーツケースの破損、現地での病気、貴重品の盗難——。

これらのトラブルに備えるのが海外旅行保険。でも「旅行のたびに数千円払うのはもったいない」と感じる方も多いはず。

実は、年会費無料のクレジットカードに自動で海外旅行保険が付いてくるカードがあります。

⚠️ 液体没収より怖い!海外旅行のリアルなトラブル

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エポスカードは、年会費永年無料で海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカード。空港までの電車代や現地で使う公共交通乗用具の料金(タクシーなど)、またはツアー代金をエポスカードで支払うだけで、最高3,000万円の補償が受けられます。液体没収より深刻な旅行トラブルをカバーできる強い味方です。

※ 2023年10月1日以降は「利用付帯」となり、旅行代金(募集型企画旅行代金または公共交通乗用具の料金)をエポスカードで支払った場合に保険が適用されます。

旅行でよくあるトラブル別の補償内容:

  • スーツケース破損で化粧品が液漏れ → 衣類買い直し:携行品損害補償20万円
  • 空港で薬を紛失 → 現地で病院受診:疾病治療費用270万円
  • ホテルで転倒してケガ:傷害治療費用200万円
  • ロストバゲージで荷物が遅延:航空機寄託手荷物遅延等費用
  • 誤ってホテル備品を破損:賠償責任補償3,000万円

その他のメリット:

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\無料で保険付帯!年会費永年無料/

※ 旅行代金(ツアー代・公共交通機関の料金)をエポスカードで支払うだけで保険が適用される「利用付帯」です。空港までの電車代をカードで払うのでもOK。詳しい条件は公式サイトで必ずご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 500mlのペットボトルは機内持ち込みできる?

国内線はOK。国際線は保安検査前はNGですが、免税エリアで買えば機内に持ち込めます

Q. 日焼け止めスプレーは機内持ち込みできる?

エアゾール扱いで100ml以下+袋内ならOK。制汗スプレーも同じルールです。

Q. リキッドファンデは何ml扱い?

容器の表示容量で判定。30ml容器なら30ml扱いです。ブランドの標準品は30ml程度のものが多く、問題なく持ち込めます

Q. コンタクトレンズの保存液は?

医薬品扱いで100ml超でも持ち込みOK。普段使っている360mlボトルもそのまま持参できます。

Q. 免税店で買った酒は乗り継ぎOK?

STEBs袋+レシートがあれば基本OK。ただし乗り継ぎ地のルールによっては没収されるため、最終目的地で買うのが確実です。

Q. 赤ちゃんのミルクは何mlまで?

乳幼児同伴なら飛行時間中に必要な量でOK。保安検査で中身を確認される場合があります。

Q. 機内持ち込み用の小分け容器はどこで買える?

100均(ダイソー・セリア)、ドラッグストア、無印良品で購入可能。30ml・50ml・80mlが売れ筋サイズです。

Q. ジップロックはどこで買える?Mサイズで良い?

スーパー・コンビニ・ドラッグストアで購入可能。Mサイズ(約20×18cm)が機内持ち込み用に最適。Lサイズ(ガロン)はサイズオーバーでNGです。

Q. 国内線で100mlルールは適用される?

適用されません。国内線は1容器0.5L・合計2Lまでと基準が緩いです。

Q. 液体を間違えて持ち込んだらどうなる?

保安検査で発見された時点でその場で廃棄するか、再度チェックイン機の預け荷物コーナーに戻るか選択できます。時間に余裕がない場合は廃棄するしかありません。

出発前チェックリスト

最後に、保安検査で失敗しないためのチェックリストを用意しました。出発前日に確認してください。

  • □ すべての液体容器の表示量を確認(100ml以下か)
  • □ 液体を入れる透明ジッパー袋(Mサイズ)を用意
  • □ 家族分は1人1袋で分ける
  • □ キャップをテープで固定(液漏れ防止)
  • □ 医薬品は処方箋or診断書を携帯
  • □ 赤ちゃんのミルクは必要量を把握
  • □ 予備のジップロックを2〜3枚持参
  • □ 手荷物の一番上に液体袋を入れる
  • □ 歯磨き粉は40g以下のトラベル用を購入
  • □ お土産の液体(味噌・はちみつ等)は預け荷物に
  • □ 海外旅行保険の準備(クレカ付帯含む)

機内持ち込みの液体ルールは、「国内線と国際線で違う」「容器の表示容量で判定」「1人1袋まで」の3点を押さえれば、保安検査で困ることはありません。

液体ルールの準備と合わせて、万が一のトラブルに備える海外旅行保険もセットで準備しておけば、海外旅行の不安がぐっと減ります。楽しい旅のためのひと手間を惜しまず、出発前に準備を整えてください。