海外旅行に行くときは、スマホやタブレットと一緒にwifiを持っていく方も多いと思います。スマホやタブレットは海外旅行の必需品ですから、普段使用している機器を海外で使えるのは便利ですね。
しかし、海外でのwifiの使い方は注意が必要です。日本国内で使えるように設定された機器を海外でそのまま使うと、帰国後の電話代の請求額に驚くことになるでしょう。
事前にきちんとした対策しておかないと、現地のネットワークに知らないうちに接続して思いもよらぬ料金が発生しかねません。渡航する前に海外でのwifiの使い方をしっかり頭に入れて準備しておくことが大事です。
当記事では、海外でのwifiの使い方について、設定の仕方や注意点を分かりやすくご紹介します。海外でのwifiの使い方はよく分からないという方も、大丈夫自身があるという方も、ぜひお読みいただき、参考にしていただければ幸いです。
目次
海外でのwifiの使い方/国内での事前の準備と確認事項
ここでは、まず出国前に日本国内で事前に準備・確認しておくことをご説明します。
用意するもの
・海外で使うスマートフォン・タブレット・ノートパソコンなど
・wifi機器
確認すること
1.スマートフォンなどとwifiのSSIDとPASSを確認してメモしておきましょう。
・SSID(ネットワーク):スマートフォンなどをwifiに接続する際に必要なネットワークID
・PASS:wifi接続時に必要なパスワード
2.機器の海外での利用の仕方を確認し、必要な対策をしましょう。
・国際電話の発着信機能を使わない場合
海外で国際電話機能を使わない時は、「機内モード」にします。
海外の国際電話料金は国内より高いだけでなく、日本と違い受信の際も通話料金がかかります。意図しない課金を避けるために、必ずチェックしましょう。
・国際電話の着信機能だけを利用する場合
特に設定することはありませんが、着信の際も通話料金がかかりますので注意が必要です。
・メールを送・受信する場合
SPモードのメール受信
docomoメールを利用する場合は、国内にいる間に設定が必要です。海外に行ってから設定すると、海外パケット料金が発生します。
・LINEなどのSNSを使う場合
設定の必要は特にありません。
以上が一般的な事前の準備と確認事項です。この後は海外でwifiを使うために必要な接続・設定作業について、具体的にご説明します。
海外でのwifiの使い方/接続・設定変更の手順
海外でwifiを使うための接続・設定の手順は、次のようになります。
1.国内で出国前に国際ローミング設定をOFFにする
2.国内で飛行機搭乗前に機内モードをONにする
3.海外現地の空港でwifiをONにする
4.海外現地の空港でレンタルwifiに接続する
具体的な接続・設定方法は機種によって違います。ここからは「iPhone」と「Android」に分けてご説明します。
これからご説明する設定の変更作業は帰国後に元に戻しますので、変更内容をメモしておいた方が良いです。
海外でのwifiの使い方/iPhoneの接続・設定方法
iPhoneをお使いの方のwifiの接続・設定方法をご紹介します。
出国前に国際ローミング設定をOFFにする
iPhoneに限らずスマートフォンを海外でwifiにつなぐときは、必ず「国際ローミング設定」をOFFにします。これを忘れると予期せぬ高額の料金請求がきます。
国際ローミング設定をOFFにするための手順は、次のとおりです。
1.iPhoneの「設定アプリ」を開く
2.メニューの「モバイル通信」をタップし、続けて「通信のオプション」をタップする
3. 国際ローミングの設定画面で「音声通話ローミング」「データローミング」のスライドバーをタップして設定をOFFにする
音声通話とデータローミングのスライドバーが灰色になれば設定完了です。この設定により国内キャリア回線を使った電話 ・ ネット接続ができなくなります。
設定変更は出発直前にするのが良いでしょう。
また出国前にiCloudのバックアップなどをすべてオフにしておくとより安心です。
ホーム画面の「設定」から「AppleID」「iCloud」の順に画面を開いていき、「iCloudバックアップ」をオフにします。同様に、iTunes Storeなどの自動ダウンロードや「Appのバックグラウンド更新」などの設定もオフにできます。
飛行機搭乗前に機内モードをONにする
次に国内で飛行機搭乗前までに「機内モード」をONにしておきます。
機内モードをONにすると、「モバイル通信」「Appのバックグラウンド更新」「wifiアシスト機能」など海外で高額な通信料金が発生する可能性のある機能を全てOFFにできます。
上でご説明したiCloudのバックアップなどを全てOFFにして帰国後に元に戻すのは面倒という方は、「機内モード」をONにするだけの方がラクで良いという人もいます。
機内モードの設定は簡単です。
1.「設定」画面の一番上の「機内モード」ON/OFF設定スライドバーをタップする
2.スライドバーが灰色から緑色に変わったら、機内モードの設定がONになる
海外現地の空港でwifiをONにする
国際ローミングをOFFにして機内モードになっているスマホは、wifi機能もOFFになっています。現地の空港についたら、wifi機能をONにしましょう。
1.「設定」アプリを立ち上げ「wifi」メニューの一番上にある灰色のスライドバーをタップする
2.スライドバーが緑色になったら、wifi機能を使用できる
海外現地の空港でwifiに接続する
wifi機能をONにしたところで、wifiに接続します。
ここで確認しておいたwifiのSSIDとパスワードが必要になります。
海外でのwifiの使い方/Androidの接続・設定方法
Androidでのwifi接続・設定方法をご紹介いたします。機種やOSバージョンで異なる場合もありますが、一般的な手順を見ておきましょう。
出国前に国際ローミングをOFFにする
Androidの場合も、基本的にiPhoneと同じです。出国前に国際ローミング設定をOFFにします。
1.「設定」アプリから「その他の設定」をタップする
2.メニューから「モバイルネットワーク」をタップする
3.メニューが開いたら「データローミング」のチェックボックスを確認し、青いチェックはタップしてOFFにする
アプリの自動更新も意図しないインターネット通信のおそれがありますので、OFFにしておくと安心です。ただアプリが最新でないと海外で使えないこともありますので、出国前に必ずアップデートをしておきましょう。
飛行機搭乗前に機内モードをONにする
飛行機に搭乗する前に機内モードをONにします。
1.「設定」アプリを開いて「その他の設定」をタップし、ON/OFF設定スライドバーをタップする
2.メニューの一番上の「機内モード」の右のチェックボックスの空欄をタップして、機内モードをONにする
海外現地の空港でwifiをONにする
現地の空港についたら、wifi機能をONにします。「設定」アプリの一番上にある「wifi」メニューのスライドバーをタップします。
海外現地の空港でwifiに接続する
wifi機能をONにしたところで、wifiに接続します。あらかじめ確認しておいたwifiのSSIDとパスワードを用意しておきます。
1.「設定」アプリの「wifi」をタップすると接続できるwifiのSSIDが一覧表示される
2.自分のwifiのSSIDをタップする
3.パスワード欄に確認しておいたwifiのパスワードを入力する
4.「接続」ボタンをタップすればwifiへの接続完了
インターネットに接続できるか確認してみましょう。
海外でのフリーwifiの使い方/ホテル・空港
現地でwifiを調達するかsimカードを購入するときは、とりあえず空港やホテルでフリーwifiを使いたいですよね。
いずれの場合も「SSID」と「パスワード」分かればフリーwifiに接続できます。ホテルの受付や空港の案内所で確認してみましょう。
海外でのwifiの使い方/帰国後の設定
日本に帰国後、変更した設定はすべて元に戻します。元に戻さないとネットに接続できなかったり、データ自動保存がされないこともあります。
まとめ
海外でのwifiの使い方についてご紹介しました。iPhoneもAndroidも基本的に大きな違いはないので、ご説明した手順に従って進めれば難しいことはありません。
大事なことは、「国際ローミング」をOFFにすることです。この点だけは、うっかり忘れると帰国後に高額請求でショックを受けかねません。折角の旅行も台無しになりますので、必ず確認しましょう。
この記事を参考に、楽しい海外旅行をお過ごしください。
JCB カード SやJCB CARD Wも海外旅行傷害保険が付帯した年会費無料カードで、空港に向かうための鉄道代金やタクシー代、バス代、航空券代、ツアー代金などでカードを利用するだけで最高2,000万円の手厚い海外旅行傷害保険が無料で付きます。 また、JCB カード Sなら年会費永年無料カードなのにAmazonやセブン-イレブンでは常時1.5%還元となっており、さらに、39歳以下の人限定で発行できるJCB CARD Wなら基本の還元率1%で、Amazonやセブン-イレブンでは常時2%還元なので普段使いも意識される方はJCB カード S/JCB CARD Wがとてもおすすめです。 最短5分で発行することができるので海外旅行出発まで時間のない方にもおすすめです。JCB カード S/JCB CARD W
エポスカード
クレジットカードは海外旅行の必需品とはいっても、どのクレジットカードを作るとよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そんな方に胸を張っておすすめできるのが、百貨店マルイが発行しているエポスカードです。雑誌やトラベルブロガーに海外旅行用コスパ最強カードとして頻繁に取り上げられています。
海外旅行に行く際は、海外旅行保険に加入する必要があることは理解しているけど、実際海外旅行保険を使うことはなく、なんだか海外旅行のたびに海外旅行保険代5,000円程度を損した気持ちにもなりますよね。
エポスカードは年会費が永年無料であるにも関わらず、空港に向かうための鉄道代金(SuicaやPASUMOなどへのチャージ、定期券利用も含む)などで1円以上カードを利用するだけで海外旅行保険(三井住友海上火災保険提携)が無料で付いているのでカードを作ってしまえば、これらの悩みを今後将来に渡って解決してくれます。
傷害死亡・後遺障害や賠償責任の補償金額が3,000万円と無料のクレジットカードでは最高レベル手厚い保証内容になっているので、エポスカードの海外旅行保険のみでより安心して海外旅行に行くことができます。
年会費無料で海外旅行保険がついているだけでなく、他にも下記のメリットもあるので、エポスカードは海外旅行に最適かつ国内でも使えるコスパ最強カードと言われています。
クレジットカード選びや海外旅行保険選びのために時間を毎回使い続けるのをやめるために、年会費無料のエポスカードをサクッと5分で作りましょう。