治安の悪いパキスタンに滞在するなら海外保険に加入して!

治安の悪いパキスタンに滞在するなら海外保険に加入して!

パキスタンの面積は日本の2倍ほどあり人口は2億人を超えています。モヘンジョダロの考古遺跡やタッターの文化財など世界遺産が多くある国ですが、現在はテロ事件が頻発していて安全に訪れるのは難しい国だと言えます。パキスタンの治安について見ていきましょう。

パキスタンの治安は良くないのが現状

外務省のホームページでは海外の安全情報を4つのレベルに分類して掲載しています。政治や国際情勢により安全の度合いは日々変化するため、海外旅行へ行く際は最新のデータを確認するようにしましょう。4つのレベルは次の通りに分類されています。

・レベル1:十分注意してください。
・レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
・レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
・レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)

パキスタンは地域によりレベル2~4に指定されています。首都のイスラマバードはレベル2ですが、アフガニスタンとの国境付近はレベル4となっています。レベルが高いのはテロ事件が多発しているためです。パキスタンで多く発生している事件は以下の通りです。

・スリ
・強盗
・性犯罪
・テロ事件

上記の4つについて詳しくご紹介していきます。

パキスタンでは治安の良し悪しに関わらずスリに注意

パキスタンではスリなどの窃盗被害が発生していますが、スリと同様に気をつけなければならないのは偽警官の存在です。偽警官は警官を装って声を掛け、身分証明書を提示させている間に財布を奪ったり所持品検査の後に銃で脅して現金を奪ったりします。イスラマバード市内のマーケットやカラチ市内では特に注意してください。

スリはホテルやバザールでの発生が多いため不特定多数の人が集まる場所では自分の荷物に意識を向けて犯罪を防ぎましょう。

パキスタンの強盗は銃を使用する場合がほとんど!治安の悪いところでは注意を

パキスタンでは銃を使用した強盗が多く日本人も被害に遭っています。2018年には1月から3月にかけて3件の拳銃強盗被害が発生しました。路上犯罪に限らず渋滞で停車中の車が襲われることもあります。窃盗事件も多発しており、駐車していた車が窃盗被害に遭うことがあるのでひと気のないところには駐車しない方が良いでしょう。

ギャングによる抗争が年に800件以上も発生しているため、夜間の外出は控えたり日中はなるべく短時間で用事を済ませたりして事件に巻き込まれないようにしなければなりません。銀行で現金を下ろす際にも注意が必要です。現金を下ろした後を尾行して自宅で襲う手口の強盗事件が起きているため周囲への警戒は怠らないようにしましょう。

性犯罪には十分注意して!パキスタンの治安はよくありません

夜間を中心に性犯罪が起きているので、女性は一人で歩くのをなるべく避けて夜間の外出はしない方が良いでしょう。タクシーに一人で乗るのを避けたり肌の露出を控えたりして犯罪への対策をとる方法があります。

また、パキスタンで暮らしている女性の写真を撮るのは控えた方が良いです。特にKP州では宗教的に最も厳しい地域とされているため、女性を撮影すると村人にカメラを取られる可能性があります。実際に日本人ジャーナリストが被害に遭っていて、襲撃されて大けがを負っただけでなくカメラや旅券を奪われています。

パキスタンではテロが頻発!治安の悪い地域では注意が必要

ハイバル・パフトゥンハー州とバロチスタン州には武装勢力が潜伏しているとみられていてテロ事件が発生しています。テロ対策が進められているため2017年時点のテロ事件発生件数は前年比-16%の370件でした。死者数も前年比ー10%の815人にとどまり成果をあげています。

テロは軍・治安機関関係者を主な攻撃対象にしていますが、民間人が巻き込まれることもあり非常に危険な状態が続いています。攻撃の手法は爆弾や銃撃が主流ですが、自爆も発生していて多くの場合犠牲になるのは民間人です。

テロ事件に関与している主な組織はパキスタン・タリバーン運動とISIL、スンニ過激派及びカシミール過激派です。身代金目的でパキスタンの富裕層や外国人を狙った誘拐事件も起きています。

・2012年:赤十字国際委員会のパキスタン系英国人医師が誘拐され遺体で発見される
・2013年:ギラーニ前首相の子息が誘拐され2015年に解放される
・2014年:中国人観光客が誘拐され後に解放される

誘拐されるのを防ぐためには「攻撃の標的となりやすい場所には近づかない」、「宗教行事や集会が行われている場所には、決して近づかない」などが挙げられます。日本人が被害に遭う可能性は十分考えられるので注意しましょう。

もしもテロ事件に遭遇した場合の対応を覚えておくことも大切です。

・爆発音や銃声を聞いたらその場に伏せて低い姿勢を取る
・建物や壁などの陰に隠れる
・周囲の状況を確認しながら低い姿勢で離脱する
・屋内から避難する時は将棋倒し等の二次災害に気をつける

被害に遭わないとは言いきれないので頭の中に対応の仕方をインプットしておきましょう。

治安の悪いパキスタンに滞在するなら海外保険は必須!

旅行保険イメージ

パキスタンでは渡航中止勧告や退避勧告が出されている地域があるので渡航はおすすめしませんが、どうしても滞在しなければいけない場合は必ず海外保険に加入しましょう。身代金目的の誘拐事件に巻き込まれる可能性や強盗被害に遭う可能性があるため、もしもの時に備えていた方が心にゆとりが持てます。

治安の悪いパキスタンに滞在する場合の海外保険料は?

パキスタンに滞在した場合の保険料の目安はいくらでしょうか。ビジネス目的で5日間滞在すると仮定した時にかかる保険料を比較していきます。

・ジェイアイt@bihoたびほ保険料節約プラン:1470円
・三井住友海上ネットde保険@とらべる:1490円
・損保ジャパン日本興亜off!:1840円
・au損害保険ブロンズ:1950円
・au損害保険シルバー:2458円
・損保ジャパン日本興亜off!:2620円
・au損害保険ゴールド:3269円

補償内容や補償額の違いにより保険料に差が出ています。例えば「au損害保険ブロンズ」の保険料は1950円で「au損害保険ゴールド」の保険料は3269円と、1000円以上差がありますが理由は補償額に大きな違いがあるためです。2つの保険の内容を比較してみましょう。

・au損害保険ブロンズ
傷害死亡・後遺障害:500万円
治療・救援費用:1500万円
携行品損害:30万円

・au損害保険ゴールド
傷害死亡・後遺障害:2500万円
治療・救援費用:5000万円
携行品損害:50万円

補償内容に対する補償額は最大5倍の差があることがわかります。パキスタンでどのような犯罪に巻き込まれるかわからないので、なるべく補償内容が充実したものに加入した方が良いでしょう。後から後悔するくらいなら初めから補償が充実しているプランを選んでおくべきです。保険会社は自分に合ったものを選ぶと安心して渡航できます。

パキスタンではテロに十分警戒を!治安の悪い地域では特に注意

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kikis63915

パキスタンではテロや誘拐に巻き込まれるリスクがあることを忘れないようにしましょう。観光目的の渡航はおすすめできませんが、どうしても渡航しなければいけない場合は必ず海外旅行保険に加入しましょう。

保険会社によってはテロ等対応費用を補償しているところもあります。自分が訪れる地域の治安のレベルに合った保険に入ることをおすすめします。