イスラム国家であるマレーシアには、イスラム教の礼拝堂モスクが数多く点在します。
その中でも有名なのはブルーモスクとピンクモスク。
2つとも有名ですが、観光客が多く訪れるのはピンクモスクの方が多いんです。
そのためブルーモスクは観光スポットとしても穴場。
首都クアラルンプールの郊外にありますが、アクセス方法も簡単なので、マレーシアを訪れる際はぜひ行ってもらいたい場所なんです。
どうしてブルーモスクが穴場なのか、その理由もお伝えしますね。
目次
マレーシアのブルーモスクは世界で4番目の大きさ

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ブルーモスクで有名なのはトルコの「スルタンアフメト・モスク」で、世界遺産にも登録されています。
でもマレーシアのブルーモスクも負けてはいません。
東南アジアでは2番目、さらに世界的に見ても4番目の大きさを誇るマレーシアのブルーモスク。
これだけ立派なモスク、観光しないわけにはいかないですよね。
ブルーモスクの特徴は?
1988年3月11日に完成したブルーモスク。
正式名称は「スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスク」といいます。
マレーシア最大のイスラム教徒の礼拝堂で、なんと一度に24,000人を収容できる規模なんです。
このブルーモスク、世界で4番目の大きさとあってモスクを1周するには徒歩では苦労するほどの大きさ。
そしてドームを取り囲む4本の塔は、142.2mと世界一の高さなんです。
最大の特徴は白い壁に青いドームのコントラスト。
その美しさと迫力は圧巻で息をのむほど。
とくに青いタイルは、細やかな模様で美しいデザインで本当にきれいです。
中に入ると、緑を基調としたステンドグラスから日差しが差し込みます。
ドームの天井模様も、なんとも均等に保たれたデザインは、ずっと見ていたいぐらい素晴らしさです。
こんなに立派なブルーモスクなのに、観光客は日本人だけ⁈
行けば必ずブルーモスクの美しさに感動しますが、ここは観光客はあまり訪れていません。
観光客といえば日本人がほとんどなんです。
なぜ日本人だけなのかというと、日本のガイドブックには必ずといっていいほどブルーモスクが紹介されています。
しかし、海外のガイドブックではピンクモスクは紹介されても、ブルーモスクが紹介されることは少ないんです。
そのため海外の観光客はブルーモスクに訪れることは少なく、日本人の比率が必然的に高くなってます。
ブルーモスクを見学できるのは礼拝が行われていない時間だけ

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観光スポットとしておすすめなブルーモスクですが、礼拝堂の中を見学できるのは時間が限られています。
- 平日・・・10:00~12:00、14:00~16:00
- 土日祝・・・17:00~18:00
いずれも、礼拝が行われていないに見学ができます。
その他のブルーモスクの注意点
ブルーモスクを見学するには、上記の時間帯でできますが自由に入ることはできません。
必ず事務所でツアーに申し込まなければいけません。
とくに予約の必要はなく、到着したら申込用紙に必要事項を記入するだけ。
記入項目は
- 名前
- 日付
- 国籍(JAPANで大丈夫です)
- 人数
- 受付時間
時間になったらガイドさんからお呼びがかかります。
通常は英語のガイド付きとなりますが、午前中に行くと日本語ガイドで見学できる場合もありますよ。
またモスク内は裸足が基本。
靴はもちろんですが、靴下も脱ぐようにしてください。
そしていちばん注意しないといけない点は服装です。
マレーシアは熱帯地方で日差しも強く暑いので、露出が多めの服装をしている人もいますが、モスク内では厳禁。
代わりに無料レンタルでローブを貸してくれますので、そちらを身につけるようにしてください。
ブルーモスクの愛称と同じ、青いローブを着用します。
ちなみに、ピンクモスクの場合はピンクのローブなんですよ。
マレーシアの首都クアラルンプール郊外にあるブルーモスクのアクセス方法

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クアラルンプールからブルーモスクに行く方法は主に3つ。
乗り換えのことを考えれば、バスは安くてわかりやすいのでいちばんおすすめです。
そのほかの方法でもブルーモスクには行けるので、ご自身に合った方法で行ってみてください。
時間はかかるがいちばんおすすめなバス
バスの所要時間は約1時間と、移動時間には少しかかります。
クアラルンプールのチャイナタウンエリアにほど近い「KLパサール・スニ」駅下にバスターミナルがあり、ここから始発で入っている750番「シャー・アラム」行きに乗りましょう。
降車場所は「シャー・アラム・バスターミナル」
終点ではなく、マレーシアのバスは構内アナウンスがないので注意して下さい。
あらかじめ、運転手さんに「シャー・アラム」と伝えておくといいですね。
バスターミナルに着いたら、徒歩10分ぐらいでブルーモスクに着きます。
運賃は3リンギット(約80円)ととても経済的。
この値段で1時間のバス旅は、とてもおすすめです。
※2019年8月19日現在:1リンギット=25.51円
配車アプリを使えば楽にいけるタクシー
クアラルンプールはタクシーもたくさん走っているので便利な乗り物ですが、運賃が高いのが難点。
少しでもおとくにタクシーに乗りたいのなら、配車アプリがおすすめ。
とくにGrabはマレーシアでも主流で使われている配車アプリです。
事前にアプリの登録をしておけば、お迎えと目的地はアプリ上で設定するだけ。
さらに支払いもクレジットカード登録でキャッシュレス。
ドライバーとのやり取りも不要で、運賃もある程度目安が立つので、ぼったくりの心配もありません。
運賃の目安は35~40リンギット(約900~1,030円)ですが、渋滞があるとこれ以上かかります。
東南アジアでは主流の配車アプリGrab、この機会に使ってみることをおすすめします。
他の国でも使えるので、1度登録しておけば様々な国で使えますよ。
最寄り駅からはタクシーで移動が必要な電車
最後は電車での移動です。
KTMコミューターという電車に乗ります。
KLセントラル駅からがいちばん利便性がよくわかりやすいので、こちらから乗るようにしましょう。
所要時間は約30分で、最寄り駅「シャー・アラム」駅に到着。
ここからは徒歩で30~40分ほどかかりますので、タクシーでブルーモスクに向かうことをおすすめします。
シャー・アラム駅からはタクシーで約10分なので、1時間以内に到着することができますよ。
電車運賃は2.5リンギット(約70円)、タクシー代は約10リンギット(約260円)とこちらも経済的。
ブルーモスクからの帰りはバスがおすすめ

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ブルーモスクから帰るときは、待ち時間の少ないバスがおすすめです。
タクシーは渋滞にはまるとなかなか捕まえることができません。また流しのタクシーだと、ぼったくりの可能性がないとはいえないのです。
Grabを呼ぶときも、渋滞のことを考えると、その分待ち時間が発生するので要注意。
また電車で帰ろうと思われている方も、シャー・アラム駅までのタクシーは、上記と同じことがいえます。
その点、バスは頻繁に走っているので待ち時間も少なく済みます。
乗車してからは、道路状況次第ですね。
まとめ
今は日本人の観光客の割合が多いですが、これだけの規模を誇るブルーモスク。
いつ観光客が多く訪れるかわかりません。
そのため混み合わない今のうちに、ブルーモスクの美しさを味わってもらいたいです。
ピンクモスクもブルーモスクにはない素晴らしさがあるので、セットで回ってみるのもいいですよ。
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海外旅行用の最強カードとして呼び声が高いのはマルイが発行しているエポスカードで私自身もそう思います。
エポスカードが旅行用最強カードと言われる理由は次の理由です。
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コロナの影響もあり、なかなか旅行に行けないかと思いますが、日常使いでもかなりお得なカードなので、旅行を見据えて海外旅行保険がついたクレジットカードを前もって用意しておきましょう。